カーフィルムの貼り方

“クリックトラストふいるむ専門館”のカーフィルムをお買い上げいただき、まことにありがとうございます。
“当店”では、プロのフィルム施工店の使用している高級フィルムをお客様のお車に合わせて一台一台コンピューター・カッティング いたしております。
そのため大変コストのかかる商品でございますが、少しでも安価にご提供させていただくため、梱包は極力簡素なものとさせていただいております。
搬送中等に不具合の発生しないよう充分注意は致しておりますが、お気付きの点がございましたらご連絡下さい。

★ まず貼る前に

◇用意するもの

スプレー、ゴムヘラ、プラスチックヘラ、キッチンペーパー（ティッシュペーパーでも可)、ハサミ、カッター、洗剤溶液。
・貼る前にドアの内張り、リアシートなどを取り外しておくと貼りやすくなります。
・洗剤溶液は必ず中性洗剤を使用して下さい。
・１リットルの水に対して４〜５滴の中性洗剤を目安にして下さい（リアガラスを貼る場合は多めに、サイドガラスを貼る場合は少な目に)。

★ サイドウィンドガラスの貼り方

◇ 窓枠なしガラスの場合

１．カッティングフィルムをカットする。 ・カッティングフィルムを一ヶ所ずつにハサミで切り分ける。 ・貼りやすいように余分なところをカットする。 ２．ガラス面の異物を取る。 ・ガラス面に洗剤溶液をスプレーし、ヘラなどで軽くこする。 ・この時にガラス面に異物がついている場合は取り除く。（異物がついているとフィルムが切れたりする場合がある) ３．ガラス面をそうじする。 ・ガラス面に洗剤溶液をスプレーし、ゴムヘラで水気をきれいに拭きとる。（タオル等を使うと糸くずが入るのでゴムヘラだけで拭きとる) ４．カッティングフィルムをはがす。 ・きれいに洗ってある車のボディや窓ガラス等に洗剤溶液をスプレーし、フィルムを貼り付ける。 ・洗剤溶液をスプレーしながら透明なフィルムを下部５ｃｍくらい残してはがす。 ・糊面に充分すぎるくらいにスプレーする。

５．カッティングフィルムを貼る。 ・ガラス面に洗剤溶液をスプレーし、フィルムを貼り付ける。 ・ガラス面、糊面の両方に充分にスプレーしてあると正確な位置が決めやすくなる。 ・正確な位置が決まったら片手でフィルムを押さえながらゴムヘラで上半分だけの水と空気を抜く。（正確な位置は窓のふちから１〜２ｍｍすき間をあけたところ) ・ヘラにキッチンペーパーなどを巻き、上半分だけをフィルムが動かなくなるまで水を抜く。 ・フィルムが動かなくなったら洗剤溶液をスプレーしながら残っている透明なフィルムをはがす。 ・上半分と同じようにゴムヘラで水と空気を抜く。 ６．仕上げ ・ヘラにキッチンペーパー等を巻き、余分な水気を吸収させながら空気などを丁寧に抜く。 ・ガラスの外側をタオル等で拭き、小さなゴミ等をつめやヘラなどでつぶす（ほこりなどの小さなゴミはつめでつぶすと糊の中に埋まってしまい、目立たなくなる。 ７．完成！ ◇ 窓枠つきガラスの場合 ・窓枠なしガラスと同様に１〜３の手順でそうじする。 ・貼り付ける前に窓ガラスを５ｃｍくらい開けておく。 ・窓枠なしガラスと同様に上半分だけを貼り、その後、窓を閉めて下半分を貼る。

★ リアウィンドガラスの貼り方

◇きれいに貼るポイント

リアガラスを貼る場合、ガラスが曲面になっているので、一枚で貼ることが出来ません（車種によっては可能な場合もあります)。フィルムを４〜５枚に分割し、熱線上で重ね貼りやクロス貼りで貼り付けるのが最大のポイントです（通常は重ね貼りの形でお送りしています)。

◇ 重ね貼りの場合

１．カッティングフィルムをカットする。 ・カッティングフィルムを１番から順番にカットする。 ・貼りやすいように余分なところもカットする。 ２．ガラス面の異物を取る。 ・ガラス面に洗剤溶液をスプレーし、ヘラなどで熱線と平行にこする。 ・この時にガラス面に異物や汚れがついている場合は取り除く（異物がついているとフィルムが切れたりする場合がある)。 ３．ガラス面をそうじする。 ・ガラス面に洗剤溶液をスプレーし、ゴムヘラで水気をきれいに拭きとる（１番のフィルムを貼る部分だけ)。 ・タオル等を使うと糸くずが入るので、ゴムヘラだけで拭きとる。

４．カッティングフィルムを貼る。 ・カッティングフィルムの１番を透明なフィルムからスプレーしながらはがす。 ・糊面とガラス面に洗剤溶液を充分にスプレーし貼り付ける。 ・洗剤溶液が下にたれるくらいにスプレーすることによりフィルムが簡単に動き、正確な位置が決めやすくなる。 ・正確な位置が決まったら動かないように軽く手で押さえながらゴムヘラで中心から外側に向かって熱線と平行に水や空気を抜いていく（フィルムの下辺が熱線上に乗っている状態が正確な位置です)。 ・ヘラにキッチンペーパー等を巻き、フィルムが動かなくなるまで水や空気を熱線と平行に抜く。 ５．同じ要領で２番以降を順番に貼る ・２番以降はフィルムの上辺が１番のフィルムと１〜２ｍｍ重なるように。下辺は熱線上に乗るように。 ６．仕上げ ・空気がたけのこ状に入ってきたり、つきにくいところはガラスの外側からドライヤーなどであたためる。

◇ クロス貼りの場合

１．重ね貼りの場合と同様に１〜５までの工程を行なう。
・クロス貼りの場合、熱線上で５〜１０ｍｍくらい重なるように貼り付ける。



２．カッティングフィルムをカットする。
・重なっている部分を熱線にそってカッターでカットする。
・カットが済んだらあまった部分をスプレーしながら取り除く。

３．仕上げ
・空気がたけのこ状に入ってきたり、つきにくいところはガラスの外側からドライヤーなどであたためる。