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用語集
ア行 Weight(重量)
エンドキャップ

カ行 Kick Point(キックポイント)
グリップ種類(ラバー・コード・レザー)
グリップ重量
口径(58・60・62)

サ行 Shaft Brance(シャフトバランス)
Spec(スペック)
センターフレックス

タ行 Tip(チップ)
Tip Cut(チップ カット)
Torque(トルク)

ハ行 バックライン
Butt(バット)
Brance(バランス)
フェラル(セル)

ラ行 ライ
ロフト

・Butt(バット)

シャフトの太い方(グリップ側)のことです。表示数値はインチとなっています。

アイアン
基準となっているのがDynamicGold(.600インチ/15.25ミリ)になります。
NS PRO950GH(.610インチ/15.50ミリ)は少しグリップが太くなります。
"60"とか"58"とかの表示は本来この.600や.580のバット径が基準となっています。
"58"径は"60"に比べゴム厚がありますのでグリップ装着後は太くなります。

.600
シャフトに"60"グリップ装着=.580シャフトに"58"グリップ装着

ウッド
シャフトによりバット径はさまざまです。
シャフトメーカーはシャフトを企画する時に出来上がりのスペックをイメージして製作します。
いくつかのサンプルを作り1番当初のイメージに近いサンプルが採用されるのですが、
この時にバット径よりもスペックを重視してシャフトを製作されますので
バット径が規則性なくさまざまになります。

太めで握りたい方は"58"グリップをご注文ください。

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・Tip(チップ)

シャフトの細い方(ヘッド側)のことです。

アイアン
大きく分けると.355tip(NS Proなど)と.370tip(DynamicGoldなどの2種類になります。
アイアンの場合、ホーゼルを削り径を.370に合わせたり
セル管などの埋め込みシャフトにホーゼル径を合わせてアッセンブルします。
基本的にお客様の方でのお気遣いは無用です。


ウッド
従来チップ径は.335です。
最近ではドライバーヘッドが大型化されヘッド挙動が大きくなっていますので
一部のメーカーで.350tip(少し太め)を採用しています。
アイアンと同じように.350対応ヘッドにはセル管などで対応します。
しかし、.335tipヘッドには.350tipシャフトの装着が不可となります。

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・Kick Point(キックポイント)

シャフトのしなる位置のことです。

Tip側から41%が”
Tip側から42%が”
Tip側から43%が”
先中”は文字通り”先”と”中”の中間に位置します。
ほんのわずかな違いですがこのキックポイントによりクラブの性能が大きく違ってきます。

“先調子”の特徴
しなる位置がTip(ヘッド)側にあるということは
ヘッドの重みとスイングの遠心力によりヘッドが走りやすくなります。
これによりヘッドの瞬間スピードが速くなり飛距離が出やくすなる反面、球筋にばらつきが出やすくなります。
スイング起動が安定している方やゆっくり振れる方が、飛距離アップを目指すのにお勧めです。

“元調子”の特徴
しなる位置がButt(グリップ)側にありますので、スイング時のヘッドの状態を制御しやすくなります。
方向性や球筋のばらつきを抑える効果があります。
ヘッドスピードが速いために球筋が安定しない方にお勧めです。
キックポイントは先”“先中”“中”“中元”“元”と5種類に分けて表現しています。
シャフトフレックス(R/S/X等)にも関係してきますのでフレックスと合わせてご検討ください。
ちなみに“先調子”のX-シャフトは一番曲がりにくくなります。

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・Weight(重量)

シャフト重量はクラブの総重量との兼ね合いがあります。
ヘッドの重量は基本的には変えることは難しいので、
シャフトの重量選びで総重量のコントロールを行います。
ご自身の本来のスイングができる総重量設定をお勧めいたします。
ヘッド単体重量はドライバーからパターまで順を追って重たくなっています。
番手の重量バランスを保つ為に、上の番手より軽いシャフトを下の番手に装着することは避けてください。

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・Spec(スペック)

シャフトにはR・S・Xと硬さでバリエーションをつけてあります。
どのメーカーでも、RよりS、SよりXの方が、硬くなるように設定されています。
しかし、クラブメーカー純正シャフト(クラブ購入時に元々付いているシャフト)は、
メーカーごとに基準が異なっています。

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・Torque(トルク)

トルクとは、シャフトのねじれる力のことを言います。
トルクの表示数値が小さければあまりねじれないということになります。
低トルク(数値が小さい)モデルですと当然フェイスの動きが少ない訳ですから、球筋のブレを抑えられます。
高トルク(数値が大きい)モデルは、シャフトのしなりと兼ね合って反発力を生み、飛距離の向上に役立ちます。
低トルク目安:2.2〜2.8
高トルク目安:4.0〜4.5

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・Brance(バランス)

クラブのどのあたりに重心があるかということを指します。
A1〜9・B1〜9・C1〜9・D1〜9・E1〜9このようにアルファベットと数字で表現します。
”A”が軽く、”E”が重たい方として設定されています。
重心がバット寄り=A
重心がチップより=E

金槌をクラブに見立てて説明させていただきます。
同じ金槌ですと当然重量は同じです。
釘を打ち付けるときの様に柄の部分を持って振り下ろすと
金属部分(クラブで言うとヘッド部分)に重みを感じ釘を狙いやすく力も伝えることができます。
しかし、金属部分を持ち柄の先で釘を打ち込もうとしても狙いが定まらず力も伝わりません。
柄の部分を持ちヘッドに重みを感じることを”バランスが重い”
ヘッド部分を持ち先端の重みを感じられないことを”バランスが軽い”と表現します。
”重い””軽い”との表現になりますが重量のことではありませんのでご注意ください。
あくまで目安ですが下記の数値を基準としています。

R=C9〜D0
S=D1〜D2
X=D2〜D3

バランス調整⇒クラブバランス
R&Aがクラブバランスについての規則を定めています。
グリップエンドから14インチ(約35.56cm)の場所を支点として、
ヘッド側とグリップ側のどちらにどれぐらいの割合で比重があるかという計測方法です。
トルクやキックポイントに関しては各シャフトメーカーが独自の基準を持っているのに対し、
重量とバランスに関しては世界基準があるのです。

ではどのようにバランスを決定していけばいいのか?
まず、最初にご理解いただきたい【適正バランス】についてです。
この【適正バランス】は「ご自身の適したバランス」と言うことではなく、「クラブに適したバランス」です。
頭に思い浮かべて見て下さい。
1本は木の柄が付いた普通のハンマー(金槌)
1本は同じヘッドにゴム製の柄が付いたハンマー
この2本のハンマーで机に釘を打ちつけてみましょう!
硬い柄(木製)ハンマーはヘッドが重たくてもちゃんと釘に狙いを付けることができます。
しかし、柔らかいゴム製の柄が付いたハンマーはヘッドが重すぎて釘に狙いを付けるのに技術が必要になります。

ヘッドの重さがゴムの柄を勝手に動かしてしまい自分の手の動きと同調しないからです。
もし、ゴム製の柄が付いているハンマーのヘッドがもっと軽いものだったら、
ヘッドの挙動が少なくなるので扱いやすいハンマーになります。
クラブにおいても同じ現象が起こっています。
”重たく””硬い”シャフトを装着すればヘッド側の比重を大きく(バランスを上げる)、
”柔らかく””軽い”シャフトを装着すればヘッド側の比重を小さく(バランスを下げる)しておかなければ
球を打つことが難しくなります。
”X”であればD3
”S”であればD2
”R”であればD1
などと言った【適正バランス】が生まれてくるのです。
※軽くなればそれぞれの【適正バランス】は下がります。

この【適正バランス】を考慮すると、
ご自身のクラブをすべて同一バランスにするには
「シャフトの硬さと重たさの並びが整えられていないとできない」ことがご理解いただけると思います。

ドライバーのシャフトが”重たく””硬い”、
フェアウエィウッドのシャフトが”柔らかく””軽い”のに同じバランスに設定してしまうと、
どちらかが【適正バランス】から外れてしまい扱いにくいクラブになってしまいます。

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・Shaft Brance(シャフトバランス)

シャフト単体でのバランスです。
基本的には重量の重いシャフトほどクラブバランスは出やすくなります(ヘッドを重く感じる)。
同等の重量のシャフトでもバランスのでやすい物とそうでない物があります。
EI-70・EI-70II・Rocketなどトゥルーテンパー社のシャフト によくありますが
バランスのでやすいシャフトがあります。
これはシャフト単体でチップ側に重心が寄っているためです。

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・Tip Cut(チップ カット)

通常ドライバーにシャフトを装着する場合、長さの調節をバット側をカットして行いますが、
ドライバー用シャフトをフェアウエイウッドに使用する時にチップ側もカットすることを言います。
シャフトはチップ側からバット側にかけて段々太くなっています。
しかし、チップ側の数インチは同じ太さになっておりヘッドをしっかり固定させるために強度を高くしてあります。
ドライバーに比べフェアウェイウッドは必ずクラブレングスが短いわけですから
シャフトの特徴を崩さない様にチップとバット両側をカットして装着します。
※シャフトの種類によりチップカットの不要なモデルもあります。

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・口径(58・60・62)

この口径を表す数字はグリップの内径を示しています。
“58”=グリップ内径(直径)0.58インチ
“60”=グリップ内径(直径)0.60インチ
“62”=グリップ内径(直径)0.62インチ



グリップの外径は3タイプとも同じです。
“58”の方が“60”よりグリップのゴムの厚みが大きくなります。
同じシャフトを装着した場合、シャフトの太さは変わりませんので厚みの多い“58”の方が若干太くなります。
数字が大きくなればその分だけグリップの厚みが減り、装着時には細くなっていきます。

一般的に通常使用されているグリップの基準は”60”とお考えください。

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・バックライン

バックラインとは、グリップを握った時に指の第2関節あたりに感じる山のことを言います。
このバックラインによって毎回同じ位置でのグリッピングがしやすくなります。
ウェッジ類など、フェイスを開いたり、その時のライの状態や距離感に合わせて
グリップの位置を変化せせるクラブには邪魔になる場合がありますので避けられた方がいいかもしれません。
同じ種類のグリップでドライバーからピッチングまではバックライン有り、
ウェッジだけをバックライン無しにされるのもお勧めです。
          

●バックラインの有無を確認する方法
グリップエンド側の小さな穴から、明るいほうに向けたグリップの開口部を見て
内側にリブがないか調べてみる方法があります。
また、多くのグリップはマークなどで上側の中心位置を示しているので、
その反対側を指でつまむなどして、その部分が硬く作られていないかを確認してみる方法もあります。

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・グリップ種類(ラバー・コード・レザー)

グリップで使用するゴムの素材のことをいいます。

●ラバー
:今ではパターなどを除いてほとんどが ラバーグリップになっています。
     かつて革巻きのレザーグリップが使われていた時代に、区別の意味で使われた名称です。

●コード:ラバーグリップの外周に錦糸を縦に並べて配置し、糸の一部を表面に出したグリップ。
     滑りにくくしっかり握れます。
     全面に糸を配置したフルコードは感触が硬いため、
     一部にだけ配置したハーフコード、グリップ素材を柔らかくしたソフトコードなども作られています。

コードグリップ ラバーグリップ
構造 糸が練り込んである ゴムのみ
摩擦 高い 普通
グリップの感触 グリップが固く感じる グリップが軟らかく感じる
しっとり吸い付く
シャフトの感じ方 シャフトが固く感じる シャフトが軟らかく感じる
手の状態 汗をかきやすい方 手が乾燥しがちな方

レザー:シャフトに下巻きを付けた上に皮を巻いた、革巻きグリップ。
       パターなど以外には見かけなくなりつつあります。

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・エンドキャップ

グリップエンドにある“ふた”の部分のことを言います。
特徴的なエンドキャップがあるグリップは、“ゴルフプライドV-50”のみになってしまいましたが、
このV-50はエンドキャップ部分に他のグリップより大きな“ふた”が付いています。
この大きな“ふた”は、ゴルフクラブの1番先端に比重をかけ、クラブレングスを長く見せることにより、
クラブのバランスを出す(ヘッドを利かす)効果があります。
※他のグリップ装着時より0.5〜1.0ポイント

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・ロフト

クラブのフェイス面が地面と垂直のラインからどれだけ離れているかの角度です。
ドライバーのロフト角には、リアルロフトとオリジナルロフトがあります。
リアルロフトは、シャフト軸基準のフェースの傾きを測定して測ります。
最近は大半のメーカーがリアルロフトで管理しています。
オリジナルロフトは、ソールと垂直な仮想線に対する傾きを測定して測ります。

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・ライ

ライ角はインパクト時のシャフトと地面との角度を言います。
基本的に、ドライバーはチタン合金で出来ていますのでロフト、ライ角ともに動かす事は出来ません。
アイアンの場合もヘッドの素材が軟鉄に限り調整する事が出来ます。

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・グリップ重量

グリップは、種類によって重量が変わりますので、標準のものでだいたい50g〜53gぐらいになります。
軽量のものでしたら39gから重いものでしたら、55gまでそろえております。
バランスは、グリップ重量が1g2gでも変わってきますので、
グリップ選びもバランスに重要な役割になってきます。

グリップは軽いほど、バランスは出ます。

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・フェラル(セル)

シャフトとヘッドの接合部分にある黒いパーツです。
フェラルは主にイギリス・アメリカで呼ばれている名前で、日本では”セル”と言われる場合もあります。

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・センターフレックス

シャフト単体で硬さやシャフトの硬い柔らかいの方向を測定できる”センターフレックス計”という計測器があります。
シャフトは基本的に巻いて作られていますので、方向により微妙に硬さが違います。
シャフトをヘッドに固定する時に、センターフレックス計で計測し
柔らかい方向=打ち出し方向に合わせることができます。
しかし、カーボンシャフトはロゴがプリントされているため構えた時にロゴがどの位置に来るかわかりませんので、
気になる方にはあまりお勧めできません。

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