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▼ウレタン素材の特徴

適度な弾力性(クッション性)と高い耐久性(ヘタリにくさ)を持つウレタンフォーム(以下ウレタン)は、寝具や自動車のシートにはじまり、様々な場面で使用されております。

寝具では、アンダーマット、敷きパット、ベッドパッド、ベッド用マットレス、枕など、様々な製品に使用されています。

ウレタンの"硬さ"・"密度"は、原料の配合の変更により、弾力・クッション性や耐久性を変える事ができます。

▼ウレタンの硬さ・・・単位:N(ニュートン)

一般的に、1N(ニュートン)とは
「質量100gの物体にかかる重力の大きさ」を表します。

分かりにくいので、簡単に言いますと、
ウレタンをある一定の深さまで押し込むのに必要な力を表します。

硬いウレタンであれば、強い力が必要となり
N(ニュートン)の値は大きくなります。

やわらかいウレタンは、弱い力で沈み込みますので
N(ニュートン)の値は小さくなります。


ウレタンの硬さ試験では、50oの試験片を25%(12.5o)
押し込むときにかかる荷重値を測定します。
つまり、同じ12.5oを押し込むのに必要な力が違うということは、
「ウレタンの硬さが違う」と言うことができます。

目安として、当社のボディサポートクッションでは、

   100N・・・やや柔らかめ (指圧タイプ:ソフトタッチ100N
   130〜140N・・・・やや硬め (指圧タイプ:高硬度140Nラバータッチ130N
   160〜170N・・・・硬め
 (マルチタイプ:ラバータッチ170N
   200N・・・・・・かなり硬め (マルチタイプ:高硬度


と表現しています。理想的な寝姿勢は、背骨のS字カーブを保つことが重要といわれており、
体重の重い方はニュートン数の高いものがおすすめです。

▼ウレタンの密度・・・単位:kg/m3

一般的に、密度(kg/m3)とは、
1m四方の立方体あたりの重量を表します。

ウレタンと呼ばれるものはたくさんの種類がありますが、それぞれの種類のウレタンから同じ大きさ(体積)のウレタンを切り出した場合には、その重量がものにより異なります。
同じ体積で重量が重いものほど、密度が高いと言えます。

ウレタンでは、密度が高いほどへたりにくく
身体をしっかりと支えることができます。
反対に、密度の低いウレタンはへたりやすく、
耐久性が低くなります。


密度が高いほど、ウレタンマットレスの重さは重くなりますが、
原料の配合により硬さをコントロールできるので、
「ウレタンの硬さ(N:ニュートン)」と「密度(kg/m3)」は比例しません

したがって、密度が高く硬いウレタンも作れますし、
密度が高いけれどもやわらかいウレタンを作ることもできます


市場では密度20kg以下の安価なものが多く、へたりやすい商品が多いようですが
当社では

   24〜25kg/m3以上の高密度ウレタン
   (マルチタイプ:高硬度/指圧タイプ:ソフトタッチ高硬度/アンダーマットタイプ

   43kg/m3以上の超高密度ウレタン
   (マルチタイプ:ラバータッチ/指圧タイプ:ラバータッチ)


を扱っています。今までの安価なウレタンマットレスの常識をくつがえす、
新しい価値観の優良マットをそろえておりますので、ご覧ください。