重要なのは活性液の倍率は10倍までの培養とすることと、2次培養3次培養はおこなわないことです。
一般の人が活性液を作る環境は、容器・空気中など様々なところに雑菌が存在し、それらの雑菌が活性液の中に取り込まれます。
100倍、1000倍の培養液を勧めているケースもあるようですが、EM菌の絶対数が少なく、菌のバランスが崩れ腐敗する可能性が非常に高いのでお勧めいたしません。
EM1号に含まれている菌のうち、乳酸菌は糖蜜を餌として培養できます。
しかし放線菌・光合成細菌の餌は主にキチン質・硫化水素や有機酸なので糖蜜を入れても培養することができません。糖蜜では培養できない菌を補うため、放線菌、光合成細菌が主体のEM2号・EM3号を少量加えて、菌バランスのとれた活性液をつくります。
また下記の点にご注意ください。
糖蜜は水またはぬるま湯で丁寧に溶かします。
密閉して下さい。(空気中の雑菌が入り込むと腐敗する場合があります。)
暖かい場所で発酵させて下さい。(20~40度)ただし直射日光は避ける。
ペットボトルなどの容器は、雑菌の入っていない清潔なものを使用します。
ペットボトルを使う場合には、炭酸飲料が入っていたものがおススメです。(圧力に強いため) |