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EM活性液(培養液)

EMは生きた菌ですので、菌の餌となる糖蜜を利用することにより培養することができます。
大規模農家などEMを大量に使用する方々には、コスト面においてもとても有用な農業資材です。
活性液をつくる上で一番気をつけなければならないのは、菌のバランスをなるべくEM1の菌バランスに保つことです。



EM活性液の作り方



EM活性液の作り方

  1. 糖蜜25ccを適量の水、またはお湯によく溶かしペットボトルに入れます。
    (お湯の場合には人肌くらいに冷ましてから2.へ進みます。)

  2. サイオンEM1号 ⇒ 100cc
    サイオンEM2号 ⇒  5cc
    サイオンEM3号 ⇒  5cc
    をペットボトルに入れ、水を900ccの目盛りまで加えます。
    (ペットボトルの肩口くらいまで)

  3. 2~3回ペットボトルをゆっくりと上下させます。
    しっかりとキャップを閉め、できるだけ太陽の光が当たる場所か湿度の高い場所に置くと、1~2日で炭酸ガスが出てきてペットボトルがパンパンに膨れあがります。
    キャップをゆっくりとゆるめながらガス抜きをし、このガス抜きを膨れなくなるまで何度か繰り返します。

  4. キャップを開けてもガスが出なくなれば出来上がりです。
    キャップを開けてもくさい臭いがしない事、舐めてみて甘みがなくすっぱい事。またphが3.9以下であれば成功です。

    熟成期間を十分にとるとさらに良い活性液になりますので、冷暗所で1ヶ月以上保存してから使用してください。
    ペットボトルを押して中の空気をできるだけ少なくし、太陽の当たらない涼しい場所で保存します。小さな容器に分割すると保存しやすくなります。



EM活性液の作り方



ワンポイント講座

重要なのは活性液の倍率は10倍までの培養とすることと、2次培養3次培養はおこなわないことです。
一般の人が活性液を作る環境は、容器・空気中など様々なところに雑菌が存在し、それらの雑菌が活性液の中に取り込まれます。

100倍、1000倍の培養液を勧めているケースもあるようですが、EM菌の絶対数が少なく、菌のバランスが崩れ腐敗する可能性が非常に高いのでお勧めいたしません。
EM1号に含まれている菌のうち、乳酸菌は糖蜜を餌として培養できます。

しかし放線菌・光合成細菌の餌は主にキチン質・硫化水素や有機酸なので糖蜜を入れても培養することができません。糖蜜では培養できない菌を補うため、放線菌、光合成細菌が主体のEM2号・EM3号を少量加えて、菌バランスのとれた活性液をつくります。

また下記の点にご注意ください。

  • 糖蜜は水またはぬるま湯で丁寧に溶かします。

  • 密閉して下さい。(空気中の雑菌が入り込むと腐敗する場合があります。)

  • 暖かい場所で発酵させて下さい。(20~40度)ただし直射日光は避ける。

  • ペットボトルなどの容器は、雑菌の入っていない清潔なものを使用します。

  • ペットボトルを使う場合には、炭酸飲料が入っていたものがおススメです。(圧力に強いため)




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