海外旅行に知っておきたいこと、たくさんあります。皆さんが疑問に思う質問に簡単にお答えいたします。
Q. コンセントはどこの国も同じなの? | |
A. コンセントの形状も国によって様々です。 |
電圧と同様にコンセントの形は様々です。
世界にはおよそ7種類の形状があり、同じ国内でも数種類の形状が存在する国も多くあります。各国の電圧に対応できる機器でも、コンセントの形状は使用する国に合わせる必要があります。
日本の家電製品のコンセントプラグ部分を「変換アダプタ」を使って、その国のコンセント形状に変換しなければなりません。 旅先の情報を調べ、対応するアダプタを準備しておいたほうがよいでしょう。
主なプラグ形状と使用国 | |
Aタイプ |
アメリカ・イタリア・ドイツ・フランス・韓国・中国など |
Bタイプ |
中国・インド・シンガポール・南アフリカなど |
BFタイプ |
イギリス・エジプト・タイ・ベトナムなど |
B3タイプ |
ギリシャ・ポーランド・ガーナ・トルコ・チリなど |
Cタイプ |
イタリア・オランダ・スウェーデン・スペインなど |
SEタイプ |
オーストリア・スイス・モロッコ・メキシコなど |
Oタイプ |
フィリピン・オーストラリア・ニュージーランドなど |
O2タイプ |
中国など |
※複数のコンセント形状をもつ国が多数ありますので、各国のホームページなどでご確認ください。 |
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Q. 100ボルトの電化製品はどこの国でもそのまま使えるの? |
A. 一般の電化製品はそのまま海外ではつかえません。 |
海外で日本国内仕様の一般家電製品は、一部のユニバーサル対応機器以外はそのままでは使えません。 海外の電圧は110V〜240Vと高いので、日本電化製品をそのまま使うと故障の原因になってしまいます。
「変圧器」で電圧を変える必要があります。
主な国の電圧一覧 | |
イギリス | 230 / 240 |
イタリア | 125 / 220 |
ドイツ | 127 / 230 |
フランス | 127 / 230 |
ロシア | 127 / 220 |
中国 | 110 / 220 |
韓国 | 110 / 220 |
オーストラリア | 240 / 250 |
アメリカ | 120 |
ブラジル | 127 / 220 |
※詳細は各国のホームページなどでご確認ください。 |
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Q. 変圧器で使えそうな家電品の目安は何ですか? |
A. 良く使う家電品をチェックしてみましょう。 |
海外に「変圧器」を持参しても、消費電力が高いと使えない場合があります。携帯電話の充電や、デジカメ、ビデオカメラの充電など海外に携帯して使いたい電化製品はその使用電力量が変圧器の容量内で収まるかをよくチェックしておきましょう。消費電力は機器本体、取り扱い説明書などに記載されています。
主な家電品の電圧 | |
10W | 携帯電話 |
20W | デジタルカメラ、ラジカセ、シェーバー |
50W | ノートパソコン、ビデオデッキ |
80W | 蛍光灯(グロースタート式) |
100W | 14型テレビ、ポータブル温冷蔵庫 |
300W | 投光器、扇風機 |
500W | ハロゲン投光器、デスクトップパソコン、全自動洗濯機 |
800W | 電気コタツ、コーヒーメーカー |
1000W | トースター、電気ドリル |
1300W | オーブントースター、電子レンジ、電気ストーブ、電気掃除機 |
1500W | ホットプレート、電気炊飯器、ジャーポット、ドライヤー、小型冷蔵庫 |
※一般的な消費電力です。 |
Q. どうやって海外対応かどうか調べるの? |
A. 家電の入力電圧を調べてみましょう。 |
海外でご使用になりたい機器の入力電圧(INPUT)を調べてみましょう。機器本体やACアダプター部分、取り扱い説明書等に明記されています。
INPUT(入力)に100Vとだけ記載されている機器はそのまま海外では使えません。 変圧器の使用が必要になります。 | |
INPUT(入力)に100-240Vと記載されていればほぼ世界中でご使用いただけます。 ただし、コンセント用に変換プラグが必要となる場合がございます。 また、高電圧用の電源コードが必要になる場合がございますのでメーカーなどにお問い合わせ下さい。 |