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温度を下げると |
温度を上げると |
全体の印象 |
フレッシュ感が際立つ |
ふくよかさが際立つ |
香り |
ボリューム感が抑えられる |
ボリューム感が増す |
甘味 |
抑えられる |
強調される |
酸味 |
鋭さが際立つ |
まろやかに感じる |
苦味・渋味 |
強調される |
まろやかに感じる |
バランス |
細身に感じる |
ふくよかに感じる |
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では、実際にどれくらいの温度がよいのか。あくまでも目安です。最初に述べたように、周りの温度、飲む人の味の好み、体調などによって多少上下します。
時々、「赤ワインは渋くて飲めない」という声を聞くことがありますが、冷蔵庫で冷やしていたワインをすぐに飲むと、上の表からもわかるとおり、苦味や渋味が強調されます。ですから、冷蔵庫から出してしばらく置いて温度を上げてから飲むとまろやかに感じます。 |
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また、空気に触れることによっても香りが強くなったり、味わいが広がったりします。飲んでるうちに「もう少し冷やしたほうがいい」とか「キリッと冷やしたほうがいい」あるいは、赤の場合、もう少し温度を上げたほうがいい」などと、だんだんわかってくると思います。まずは飲むこと! |
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3.誰と飲むか |
温度と同じくらい重要なのが、「誰と飲むか」です。一人で飲んでも美味しいには美味しいですが、誰かと飲むとその美味しさが2倍にも3倍にもなります。
だれかとは、
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★ 一緒にいて楽しい人、
★ 一緒にいたい人、
★ 一緒にワインを美味しく飲んでくれる人 |
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ではないでしょうか。男女は関係ありません。特に思い入れのあるワインを飲むときは、そのワインをわかってくれる人でないと開けた甲斐がありません。そんなときはそのワインにまつわる話をしながら飲むのもよいでしょう。せっかくのワインをビールのように飲まれたら、がっかりもいいところですから。 |
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4.料理 |
美味しいワインはもちろんそれだけ飲んでも美味しいのですが、そのワインに合う料理(つまみ)があれば、ワインも料理もお互いに引き立てあい、なお美味しくなります。この組み合わせを「マリアージュ」といいます。では、大雑把な相性の考え方です。 |
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基本的には、ワインの軽重と料理の味の濃さのバランスを合わせるということです。
なんとなくお分かりになってきたでしょうか。厳格な規則ではありません。目安です。ご自分の舌でいろいろ試してみてください。
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