昼は昼らしく、夜は夜らしく、照明設計は光のデザイン。

昼は昼らしく、夜は夜らしく

いつも身近に感じている太陽の光は、
日の出から日没まで様々に変化していきます。 日中の白っぽい光は夕暮れに近づくにつれ、
あたたかな光に変化し黄昏を迎えます。

照明設計を考える上で、
この光の変化が重要なポイントとなります。

昼間は、太陽の光をいっぱいに浴びて活動的に過ごし、
夜は、やすらぎの空間の中ゆっくりと過ごしたいものです。

『昼は昼らしく、夜は夜らしい光環境』

私たちは、この人間にとって最も自然な生活スタイルを、
最適な照明環境とともに提案してゆきたいと考えています。

照明設計は、光のデザイン。

照明を選ぶ時、器具のデザインばかりに目を奪われがちです。
しかし、照明設計は、器具のデザインではなく、光のデザインです。

ただ空間を明るくすることだけではなく、
「空間の用途」「生活シーン」「空間の雰囲気」に合わせた
最適な光をデザインすることなのです。

照明を選ぶ前に。ご存知ですか?

あなたのお部屋の照明は、どのようなものですか? 多くの方が大きめのシーリングライトかペンダントライトが、天井にひとつ。ではないでしょうか。 狭い日本の住宅には、照明はひと部屋に、ひとつが一般的です。

インテリア雑誌などで見かける、素敵な住宅空間の写真を
じーっと見てください。

すると・・・
照明器具は、ひとつでは無いことに気づきます。
素敵な空間づくりには、やはり、「一室多灯」がおすすめです。
これを意識するとしないとでは、お部屋の雰囲気が全く違ってきます。

快適なあかり環境にするには、複数の照明器具を使って、あかりを使い分けます。
「陰影」と「光の組み合わせ」がポイントなのです。

空間に明るいところと暗いところを作ると奥行きのある立体的な空間になり、 落ち着きのある演出ができます。
ホテルなど、あかりを上手に利用している空間では「一室多灯」を よく見かけます。

照明設計は、"必要なところに、必要な明るさを"という考え方が大切です。
快適で過ごしやすい空間づくりは、部屋全般を明るくするのではなく生活行為に合わせた明るさを作ることです。

照明は、一室多灯で使い分けましょう。

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