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メイド・イン・アース
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  • ダクアナッツボタンについて

メイド・イン・アースのパーカバスローブ類に使用されているボタンは、
南米エクアドルのタグアナッツを削ってつくったものです。
タグアナッツの原物は輸入されていないので、
エクアドル大使館の「ロドリゴ パエスさん」秘蔵の
タグアナッツをお借りしてきました。
その時にお聞きした話をご紹介いたします。
まずエクアドルという国は、人口約1,200万人、国の面積は27万平方km(ちなみに日本の人口は約12,606万人、面積は約38万平方kmです。)、バナナに関して世界一の輸出国なのだそうです。日本にもたくさん入ってきているのですが、フィリピンバナナとして売られてしまっているものが多いということです。(エクアドルのバナナをフィリピンのプランテーションで育てたりしているので)でも、バナナについてるステッカーをよく見ると書いてあるそうです。 (ENANO BANANASと書いてあったらエクアドル産です)
タグアナッツは、ヤシの一種です。
写真の中央に固まりがいくつか写って見えますが、
これがタグアナッツの実です。(英語ではアイボリーナッツ)
  
その実を割ると中から、上の写真のような実が2、3個出てきます。不思議な表面の肌触りと形です。 そして、その実のようなものを割るとナッツに到達します。巨大なマカダミアナッツみたいです。(タグアナッツは残念ながら食べられません。ボタンになるくらいなので、とてつもなく硬いのです)
タグアナッツの話に戻りますが、タグアナッツはエクアドルとコロンビアの南側に少し、アフリカに少し生えているそうです。ただアフリカのものは、ナッツの中に穴が空いているものが多く、製品化できないのです。というわけで私たちが目にするタグアナッツのボタンは100%エクアドル産なのです。

この実を製品に加工する前に、4ヶ月間乾燥させます。
上の写真が乾燥させている写真です。すごい量です。建物が埋まってしまいそうです。