ハーブティーの基礎知識


ハーブティーの定義と歴史
ハーブの歴史は遠くギリシア時代にさかのぼります。
中世の時代には修道院の中にハーブガーデンが作られ、薬草として使用されていました。
大航海時代に入り、ヨーロッパだけでなく、アジア・アメリカ大陸の自生ハーブも利用されるようになりました。ヨーロッパでは現在でも各家庭で広く使われています。

ハーブを利用する中でも、お茶としてお湯に浸して抽出液を飲むことを”ティザーヌ”または”ハーバブルティー”などと呼ばれ、古くから健康茶として親しまれてきました。

ハーブティーの保存方法
e-ティザーヌのハーブは、世界各国の選り優れた原産国より日本に運ばれてくる自然素材100%の商品です。食品検査の通過など衛生面に於いては、発送の際細心の注意を払っています。

しかし、天然素材の為、特に6月〜10月の間に関しましては、日本の風土・気候により、稀にポプリ虫が発生する場合があります。ポプリ虫は、人体に悪影響を及ぼすことはありませんが、未開封の商品に万一発生いたしましたら、製造販売元であるe‐ティザーヌへご一報ください。直ちに、新しいものと交換させていただきます。

保存方法は、密閉ビンに乾燥剤を入れ、直射日光の当たらないところに置いてください。気温が高いとき(春先〜夏の終わり)や湿気の多いときは、冷蔵庫などに入れてください。

ハーブティーを入れる道具
特別な道具は必要ありません。家庭の中にある道具で充分ハーブティーを楽しめます。ここでは、あったら便利な道具を紹介します。

  浸出のためのティーポット 陶器製・ガラス製があります。
ハーブティーはその色の美しさも楽しみのひとつなので、ガラスの道具を使用すると、とてもきれいです。
  ハーブを計る計量スプーン 様々なかわいらしいものが市販されています。
  ティーカップ 陶器製・ガラス製があります。
  茶こし(ストレーナー)  
  砂時計 砂の落ちるのを眺めながら優雅な時を過ごしましょう。

ハーブティーの入れ方
ホットでドライハーブを入れる場合

1.道具の準備
ティーポットとティーカップは、あらかじめ温めておきます。

2.ハーブをティーポットへ
ティーポットに人数分のブレンドハーブを入れます。ブレンドハーブの量は、ティーカップ1杯分(約150〜180cc)に対してティースプーン山盛り1杯(5g)が基準です。
ただし、シングルハーブは種類によって量が異なるため、ハーブによって微調整してください。実や種など大きめのハーブはエキスを出しやすくするために、スプーンの背で軽く押しつぶしたり、指で軽く砕いてからティーポットへ入れます。

3.ティーポットに熱湯を注ぐ
沸騰から、一呼吸おいたお湯(95℃前後)を静かに注いでいきます。香りが逃げないように素早くふたをします。

4.3〜5分蒸らす
ティーポットのふたをしてから3〜5分蒸らします。(花や葉は3分、実や根は5分が飲み頃です。)
飲み頃を逃さないように、砂時計があると便利です。また、蒸らし終えましたら、すぐにハーブを取り上げてください。そのままにしておきますと、苦味や渋みが出てしまいます。

5.ティーカップに注ぐ
ティーポットを水平に軽くまわして、お茶の濃さを均一にしたら、茶こしを使ってティーポットにお茶を静かに注いでいきます。

 

アイスでドライハーブを入れる場合
 
1.道具の準備
ティーポットは、あらかじめ温めておきます。冷やしたグラスと氷を用意しておきます。

2.ハーブをティーポットへ
アイスティーを入れる場合、ブレンドハーブの量はホットのときと同じ分量です。ただし、お湯はホットの時と比べ2分の1か3分の1程度にして、2〜3倍濃いお茶を作ります。
ティーポットに人数分のブレンドハーブを入れます。ブレンドハーブの量は、ティーカップ1杯分(約150〜180cc)に対してティースプーン山盛り1杯(5g)が基準です。

3.ティーポットに熱湯を注ぐ
沸騰から、一呼吸おいたお湯(95℃前後)を静かに注いでいきます。香りが逃げないように素早くふたをします。

4.3〜5分蒸らす
ティーポットのふたをしてから3〜5分蒸らします。(花や葉は3分、実や根は5分が飲み頃です。)
飲み頃を逃さないように、砂時計があると便利です。
また、蒸らし終えましたら、すぐにハーブを取り上げてください。そのままにしておきますと、苦味や渋みが出てしまいます。

5.グラスを用意し注ぐ
熱に強いグラスを用意し、浸したグラスにいっぱいの氷を入れます。
ティーポットを水平に軽くまわして、お茶の濃さを均一にしたら、グラスにお茶を静かに注いでいきます。氷が溶けてちょうどよい濃さ、分量になります。

 

ティーバッグで入れる場合
 
1.道具の準備
ティーカップは、あらかじめ温めておきます。

2.ティーカップに熱湯を注ぐ
沸騰から、一呼吸おいたお湯(90℃前後)を静かに注いでいきます。

3.ティーバックをティーカップへ
ブレンドハーブのティーバックを1個ティーカップに入れ、香気を逃さないように、ソーサーなどで素早くふたをします。

4.3〜5分蒸らす
ティーカップにふたをしてから3〜5分蒸らします。(花や葉は3分、実や根は5分が飲み頃です。)飲み頃を逃さないように、砂時計があると便利です。
また、蒸らし終えましたら、すぐにハーブを取り上げてください。そのままにしておきますと、苦味や渋みが出てしまいます。