DOIMOIのテーブルが売れている理由
一番大切なことは過乾燥

原盤乾燥

無垢材テーブルにとって一番大切なこと。それは、割れない為のしっかりとした「乾燥技術」なのです。

旭川の提携工場は「世界でもトップレベルの設備と技術」を持っております。 天然乾燥と人工乾燥処理を十分施し適正含水率で応力、狂いのない乾燥木材を育てていきます。 丸太の養生を数年、丸太から賃挽きした原盤を、天然乾燥で1~2年、人工乾燥機により2~3週間、じっくり乾燥の度合いを見計らって乾燥窯から出した後、自然乾燥による養生期間をとり、製材を用途、等級、厚さ、幅、長さ毎に桟積、必要に応じて品質劣化防止の為、木口に覆いなどを施し天然乾燥場へ送り、最高の材に仕上げていきます。

木材乾燥はその木材が育った環境の中で乾かすことが最適といわれています。自然の中で天然乾燥を十分に行った後、人工乾燥処理することで形状変化が少なく内部応力と含水率のバラツキの無い、住空間での使用に適した乾燥材になっていきます。 それらの時間を経て作り上げたテーブルでなければ、私たちは販売したくないのです。

これらにかかるボイラーの燃料や長期にわたる管理費用も膨大で、そのコストを省いて効率的に製造されたテーブルは、価格も安く手軽に購入できますが、納品後、環境に適用しようとする呼吸作用により、極端な反り・割れなどの支障が生じてくることが予想されます。

DOIMOIは長く永くお側に置いていただくために、本物の無垢のテーブルだけを、大切なお客様にご提供させていただきます。

もちろん、これから紹介するダイニングテーブルの製作工程にも、職人の長い経験と卓越した技が詰まっています。




原板に墨付けをしていきます。
墨付けとは天板の表情を決める最も重要な工程です。熟練した職人の目で、原板表面にカットラインを描き、使用する部分と切り落とす部分を分けて行きます。(切り落とした部分は脚材として再利用されます)
単純に必要寸法を取るのではありません、木目のバランスや材料の色の変化を捉え、天板の完成イメージを想像しながらの作業となります。

ポイント(1) 一本の丸太より
このテーブルは一本の同じ丸太で構成されています。天板の継ぎ目一つ一つの部分が元を辿れば、同じ丸太から切り出された原板なのです。
同じ森の中でも険しい谷で風雪に耐えた木と、平地でたくさんの太陽の光を浴びて育った木とでは、やはり性質(木目・硬さ・材料の色)が異なってきます。この差が最終的な仕上がりに影響するからなのです。

Mother Earth Mu-Ku Plusテーブルは、素材選びからこだわっています。




木材同士の接着のことを接ぎ(ハギ)と呼び、木材同士が接する面を接ぎ面と呼びます。

ポイント(2) 仕分け・管理
合理化された製材工場では、一日に数百本もの丸太を製材し桟積みにしていきます。ですから、同じ樹種でも様々な土壌で育った材料が混在していくのはごく当たり前のことなのです。
一般的にはこうした材料が家具メーカーに販売され家具になって行きます。

Mother Earth Mu-Ku Plusテーブルは仕分け・管理に大変な手間の掛かりますが、「一本の丸太から作る!!」と言う情熱のもとに完全別工程で製材され、仕分け・管理された材料によって製作されております。




下処理された接ぎ面に、いよいよ接着剤が付けられ接ぎ加工の工程へと移ります。
天板長手の両側には、通称「耳(白太)」とよばれる凸凹した樹皮の名残があります。
この凸凹がある為に機械で均等に圧力をかけて接着することが容易ではなく、パッキンを挟むなど、すべて職人の微調整により作業を行います。2~3日の圧着乾燥をへて次の工程に移ります。

ポイント(3) 板目・柾目
完全別工程で製材し、仕分け・管理された材料はさらに大きく2種類に区分けをされます。
ご存知の通り木材には年輪がありその年輪の見え方で変わります。真直ぐ通った木目を柾目、不規則な波型や山形になって現れる木目を板目と分けられるのです。

Mother Earth Mu-Kuテーブルは木目にもこだわります。




天板表・裏にヤスリ掛けをします。
手作業で天板全面を平らににするのは非常に困難なので、大きな機械を使って磨き上げます。使用している紙ヤスリはA4サイズの60倍ほどもあり、機械の前後に2枚入っています。粗目~細目まで数回紙ヤスリを交換し、表面に残った糊や段差をきれいに削り取ります。




天板裏面に脚取り付け金具などの溝・穴を開けていく工程になります。
作業に使われるNCルーターとはコンピューターによる数値制御で動かす機械です。プログラムを作れば、数が多くても均一に加工をしてくれ又、一台で数種の加工ができます。そして安全性も高いのでとても力強い味方です。




天板と同時進行で脚の製作に取り掛かります。
脚も天板と同様の材料で作られ、一つ一つ丁寧に仕上げられていきます。




前工程のワイドサンダー加工で、天板表面は機械的に均一に仕上がりますが、最後はやはり、職人の手による緻密な作業となります。
耳部分をサンダーで綺麗に整え、表面をツルツルに磨き上げていきます。
職人は目と指先を頼りに、自分自身の納得がいくまで、天板と向き合います。




NC加工の工程で彫られた溝に、反り止めと、脚の取り付け用金具を取り付けていきます。
鉄をコの字折り曲げた反り止めが、環境の変化で木が反ってしまうのを防ぐのに重要な役割を果たします。
以前は木の反り止め板をテーブルの下にビス打ちしていたので、肘掛けに当たって収納できないイスもありましたが、コの字金具に変えることにより、今まで収納できなかったイスも収納できるようになります。
脚の取り付け用金具も同様に、一本一本丁寧にビスを打っていきます。



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DOIMOIのテーブルが売れている理由
一番大切なことは過乾燥

無垢材テーブルにとって一番大切なこと。それは、割れない為のしっかりとした「乾燥技術」なのです。

旭川の提携工場は「世界でもトップレベルの設備と技術」を持っております。 天然乾燥と人工乾燥処理を十分施し適正含水率で応力、狂いのない乾燥木材を育てていきます。 丸太の養生を数年、丸太から賃挽きした原盤を、天然乾燥で1~2年、人工乾燥機により2~3週間、じっくり乾燥の度合いを見計らって乾燥窯から出した後、自然乾燥による養生期間をとり、製材を用途、等級、厚さ、幅、長さ毎に桟積、必要に応じて品質劣化防止の為、木口に覆いなどを施し天然乾燥場へ送り、最高の材に仕上げていきます。

木材乾燥はその木材が育った環境の中で乾かすことが最適といわれています。自然の中で天然乾燥を十分に行った後、人工乾燥処理することで形状変化が少なく内部応力と含水率のバラツキの無い、住空間での使用に適した乾燥材になっていきます。 それらの時間を経て作り上げたテーブルでなければ、私たちは販売したくないのです。

これらにかかるボイラーの燃料や長期にわたる管理費用も膨大で、そのコストを省いて効率的に製造されたテーブルは、価格も安く手軽に購入できますが、納品後、環境に適用しようとする呼吸作用により、極端な反り・割れなどの支障が生じてくることが予想されます。

DOIMOIは長く永くお側に置いていただくために、本物の無垢のテーブルだけを、大切なお客様にご提供させていただきます。

もちろん、これから紹介するダイニングテーブルの製作工程にも、職人の長い経験と卓越した技が詰まっています。




原板に墨付けをしていきます。
墨付けとは天板の表情を決める最も重要な工程です。熟練した職人の目で、原板表面にカットラインを描き、使用する部分と切り落とす部分を分けて行きます。(切り落とした部分は脚材として再利用されます)
単純に必要寸法を取るのではありません、木目のバランスや材料の色の変化を捉え、天板の完成イメージを想像しながらの作業となります。

ポイント(1) 一本の丸太より
このテーブルは一本の同じ丸太で構成されています。天板の継ぎ目一つ一つの部分が元を辿れば、同じ丸太から切り出された原板なのです。
同じ森の中でも険しい谷で風雪に耐えた木と、平地でたくさんの太陽の光を浴びて育った木とでは、やはり性質(木目・硬さ・材料の色)が異なってきます。この差が最終的な仕上がりに影響するからなのです。

Mother Earth Mu-Ku Plusテーブルは、素材選びからこだわっています。




木材同士の接着のことを接ぎ(ハギ)と呼び、木材同士が接する面を接ぎ面と呼びます。

ポイント(2) 仕分け・管理
合理化された製材工場では、一日に数百本もの丸太を製材し桟積みにしていきます。ですから、同じ樹種でも様々な土壌で育った材料が混在していくのはごく当たり前のことなのです。
一般的にはこうした材料が家具メーカーに販売され家具になって行きます。

Mother Earth Mu-Ku Plusテーブルは仕分け・管理に大変な手間の掛かりますが、「一本の丸太から作る!!」と言う情熱のもとに完全別工程で製材され、仕分け・管理された材料によって製作されております。




下処理された接ぎ面に、いよいよ接着剤が付けられ接ぎ加工の工程へと移ります。
天板長手の両側には、通称「耳(白太)」とよばれる凸凹した樹皮の名残があります。
この凸凹がある為に機械で均等に圧力をかけて接着することが容易ではなく、パッキンを挟むなど、すべて職人の微調整により作業を行います。2~3日の圧着乾燥をへて次の工程に移ります。

ポイント(3) 板目・柾目
完全別工程で製材し、仕分け・管理された材料はさらに大きく2種類に区分けをされます。
ご存知の通り木材には年輪がありその年輪の見え方で変わります。真直ぐ通った木目を柾目、不規則な波型や山形になって現れる木目を板目と分けられるのです。

Mother Earth Mu-Kuテーブルは木目にもこだわります。




天板表・裏にヤスリ掛けをします。
手作業で天板全面を平らににするのは非常に困難なので、大きな機械を使って磨き上げます。使用している紙ヤスリはA4サイズの60倍ほどもあり、機械の前後に2枚入っています。粗目~細目まで数回紙ヤスリを交換し、表面に残った糊や段差をきれいに削り取ります。




天板裏面に脚取り付け金具などの溝・穴を開けていく工程になります。
作業に使われるNCルーターとはコンピューターによる数値制御で動かす機械です。プログラムを作れば、数が多くても均一に加工をしてくれ又、一台で数種の加工ができます。そして安全性も高いのでとても力強い味方です。




天板と同時進行で脚の製作に取り掛かります。
脚も天板と同様の材料で作られ、一つ一つ丁寧に仕上げられていきます。




前工程のワイドサンダー加工で、天板表面は機械的に均一に仕上がりますが、最後はやはり、職人の手による緻密な作業となります。
耳部分をサンダーで綺麗に整え、表面をツルツルに磨き上げていきます。
職人は目と指先を頼りに、自分自身の納得がいくまで、天板と向き合います。




NC加工の工程で彫られた溝に、反り止めと、脚の取り付け用金具を取り付けていきます。
鉄をコの字折り曲げた反り止めが、環境の変化で木が反ってしまうのを防ぐのに重要な役割を果たします。
以前は木の反り止め板をテーブルの下にビス打ちしていたので、肘掛けに当たって収納できないイスもありましたが、コの字金具に変えることにより、今まで収納できなかったイスも収納できるようになります。
脚の取り付け用金具も同様に、一本一本丁寧にビスを打っていきます。