DoiMoiのデザイナーズ家具は、デザインに対する版権の期限が切れた 製品を日本の輸入代理店「E-comfort」監修の下、日本のお客様向けに中国の工場で生産されております。

正規品と呼ばれるイタリア製品に比べ 寸分の違いなく製品化された高規格品であることは、２０年以上イタリア製の同品を使って きました私自身保障するところです。しかしあれほどの高額商品を無理して購入したにもか かわらず、２０年も使い続けた革製品に耐久年数があるのは当然の事実であり、革部分の 擦り切れや色落ち、クッション材のへたりは否めません。また金属フレームはスチールのメ ッキのため、小さな傷から発生するさびは致し方ないのかと諦めておりました。

現在中国で 製品化されたこれらは、オリジナルがはるか昔に作られ、すでにデザイナーの意匠版権の期 限が切れてしまった商品のため、これらと同品質を作れる技術を有した企業がイタリア内に おいても家具メーカーがリプロダクションしております。流通がいくら発達した現在であっても 、遠くヨーロッパからの流通にかかる経費は製品価格に転嫁され、またそのブランドイメージ 保持にかかる広告宣伝経費の膨大さを考えますと、どれほどの商品価格に上乗せせざるを 得ないか、２０年以上ファッションに仕事に就き海外デザイナーのライセンス事業に関わって いた私には痛いほど理解しております。

私どものお客様の殆どが若いお客様が中心で、マン ションをご購入、または家をご新築された機会に本物の木のダイニングテーブルをご購入さ れたいと探しに探し、やっとインターネットで弊社にたどり着かれたお客様ばかりです。当然ご 新築宅には大きな無垢のダイニングテーブルを置きたいとご希望され、あちこちを探し回られ 、あまりにも高額であったり、またはりもの家具であったりと、ご希望される商品がなかったと 諦めかけたお客様ばかりです。私も何とかそんなお客様のご希望にお答えするべく八方手を 尽くし、協力してくださる木材会社や加工工場のルートを開拓してまいりました。それと同様に 私どもは国内生産だけにとどまらず、中国生産のリプロダクト製品であっても高い生産技術を 有し、オリジナルと同等のクォリティを維持し、且つ耐久年数に見合った適正な価格のこれら デザイナーズファニチャーを憧れだけに終わらせることなく、幅広くお客様にご提供したいとい う願いから販売することに致しました。

海外で永く生活し２０年以上ヨーロッパで仕事をしていた 私が、日本のインテリア環境と比較したときに、あまりにもその差が大きくインテリア後進国と 言わざるを得ない日本の生活空間において、一部のお金持ちだけではなく、家族を思う若い お客様の為にもご貢献をさせていただきたいとの思いからもこれらの価格ならば、是非ご紹介 をさせていただきたいと輸入業者と取引を始めました。革はイタリアの加工技術は最高級であ ることは間違いのない事実です。その革をイタリアより輸入、また金属枠は加工しやすいクロ ームメッキで妥協することなく加工が大変難しいステンレスを材料に使っております。その接合 部分は全く溶接のあとすらなく、見事と言えるほどの素晴らしい出来栄えです。クッションだけ の製作も低価格にてお受けいたしておりますので季節によって色を変えたりということも出来 ますし、万が一タバコなどの焼け焦げを付けてしまった際にも安心して革のクッションをお作り させていただけます。

箪笥には着れないほどのファッション製品で溢れ、高級なレストランで食 事をして、海外旅行に頻繁に出かけたとしても、やはり人は家出のくつろぎが重要です。ストレ スの多い現代社会において、家での環境や家族との団欒がどれほど重要であるか・・・・そろそ ろ私たちも真剣に考えないといけない時代になりました。そんなことに思いを馳せるとき、永遠 のデザイナーズファニチャーが何故ここまでロングランを続けてきたのか、理解できるような気 がします。

私はシャネルのデザイナーであるカール・ラガーフェルド氏の日本国内ライセンスデ ザイナーでした。私が書いたデザイン画に彼からのＯＫサインを戴き、日本国内の生地を使い 国内縫製工場にて製品化し、彼の名を付け販売しておりました。現在の物作りはそのようにし て、一部製作を許可された弟子達が世界中にて商品をその国民の体系や嗜好・また生活環境 ・そして適正な価格に合わせた物作りをし、より人が人らしく、豊かに生活してもらいたいという 気持を込めております。その意味でこれら中国の最高品質のリプルダクト製品を取り扱うことに はためらいを持ってはいません。それもＤＯＩＭＯＩのコンセプトだとご理解くだされば幸いです。

私どもがお客様に自身を持ってお勧めできるのは、
日本の輸入代理店「E-comfort」監修の下、
日本のお客様向けに中国でリプロダクトされた最高レベルの製品だからです。