
トルココーヒー
この淹れかた、夫はイズミルのおばさんに習ったそうです。実はジャスミンはコーヒーの酸味が苦手で、あんまり苦いコーヒーも好きでなく、普段あまりコーヒーを飲まないのですが、トルココーヒーは煮出してあるという見かけによらず意外に苦くもすっぱくもなく、喜んで飲むのです。
トルココーヒーは通常、小さいカップ(フィンジャン)で飲みます。家のカップはトルコのレストランでどこでもよく見かける安い量産品で、高さ5.5センチ、直径5センチほどのもの。コーヒーがお好きな方は家にデミタスがあるでしょうから、それを使うといいと思います。
コーヒーを煮出すジェズベ(湯沸し)は、水を入れたときに水が平たく広がらないような、ころっとまとまった形の小さいものがよさそうです。ジャスミン宅にあるのは二人用で、高さ7センチ程度。泡が命らしいので、大きいなべだとうまくできないのではないかと心配。店長によれば、家にきたお客さんに泡のたってないコーヒーを出すと「泡のないコーヒーなんか出して・・・」と悪い評価をされるとのこと。
コーヒーの粉はしっとりするくらい細かく挽いたものです。トルコでは、家で挽く人もいるけれど、挽いた粉を買ってきてお手軽に淹れる人が多いみたいです。地域差もあるかもしれないので、店長の周りの人たちが、ということでお考えください。


●材料(2杯分)
トルココーヒー 小さじ超山盛り2杯
水 トルココーヒーのカップに2杯
砂糖 お好みの量
●作り方
1. トルココーヒーを飲むカップ2杯分の水を湯沸しに入れる。
2. 好みで砂糖を入れる。粉ごとカップに注いで上澄みを飲むので、アメリカンコーヒーのように後で砂糖を入れることはできないので要注意。
3. コーヒーの粉を小さじ山盛りに2杯入れる。水の上に落とすだけ、かき混ぜない。
4. 中火でゆっくり沸かす。
5. だんだんコーヒーの粉が沈んで、すっかり沈んだらすぐ軽くかき混ぜ、粉が全体に回るようにする。かき混ぜすぎると泡がなくなるので注意。
7. 混ぜると泡がたつので、泡だけをちょっとずつカップに注ぐ。
8. 残りを火に戻してしばらく待つ。突然もくもくと沸いてくるので、吹きこぼれる寸前で火からおろし、全部をカップに注ぐ。
★ポイント
砂糖は入れなくてもいいが、ちょっと入れたほうがおいしいように思います。
トルコでコーヒーを頼むときはトルココーヒーが飲みたければ「ターキッシュカフェ」、日本で一般的にコーヒーと呼ぶものを飲みたければ「ネスカフェ」と言ってください。
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