機材の魅力をアーティストが語るPower DJ'sスペシャルインタビュー第三弾。


メイン機材

ターンテーブルを楽器として追求した日本語バトルブレイクス「HIFANA/SOUND TOUCHABLE壱&弐」。

オリジナルリリース当時、瞬く間に店頭から消えた「和モノ」バトルブレイクスのCLASSIC作品が再エディット&追加音源を加え何とCDにて限定リリース!

しかもPower DJ's独占販売決定!

発売記念特別企画としてHIFANAからKEIZOmachine!、ジューシーのお2人に現在の使用機材やクラブの今後についてなどのお話をPower DJ'sスタッフ佐俣、市原が伺ってきました。


佐俣:今日は宜しくお願いします。早速ですが、楽曲制作をするにあたって現在使用しているメインの機材とその機材の良さについてお聞きしたいのですが。

KEIZOmachine!:現在メインで使用しているのはAbleton LIVE8ですね。
とにかく簡単だから!それにつきます。

ジューシー:こんな僕らでも…なんとかなった‥(笑)

市原:最近のプロモーション映像とかを見ていると、AKAIのMPCではなくてKORG padKONTROLとかのコントローラーパッドを使用しているのを見かけるのですけと、この辺りがすごく興味深いなと思いまして…
MPCよりコントローラーを使用するのはやはりメインでAbleton LIVE8を使用しているということだからですか?

KEIZOmachine!:まずはとにかく感度の良さ。
初めてpadKONTROLを使った時は「あ〜こんな弱い力で鳴らせられるんだ」と感動しました。
それに比べるとMPCは「ぐっぐっ」っと結構強く押す必要がありますね。
今まではライブの前2日間位リハをすると、本番の日はもう指がかなり痛い状態で臨まなければいけなかったのが解消されたのと、あとは「ドロロッ、ドロロッ」っていう短いロールがMPC時代は「おりゃ」ってやっても鳴らない事もあったのに、今はもう「ふぁ」っと指を落とせば鳴るからすごく楽になりましたね。
MPCでは出来なかった新しい技も生まれましたよ♪

佐俣:MPCのパッドにビニール貼っていたのは、滑らせてロールをやり易くする為ですよね?

KEIZOmachine!:そうそう、MPCはパッドの吸い付きがいいから落ち着いて制作する時にはすごく良いんだけれど、つかまれちゃって滑らなくて最後まで指が抜けないから「ドロロッ」っていうのが鳴りづらかったんです。

市原:一番使いやすいパッドは今のところKORG padKONTROLですか?

KEIZOmachine!:そうですね今はあれが一番。

市原:YouTubeの動画でジューシーさんがM-AUDIOのTRIGGERFINGERを使っていますよね。

KEIZOmachine!:あれはpadKONTROLが登場する前に僕が購入したものですね。
TRIGGERFINGERはMPCよりは弱い力で音を鳴らす事ができるけど、KORG padKONTROLよりは少し硬目です。
YouTubeではまだジューシーがpadKONTROLを手に入れてなかったので、とりあえずで使ってました。
TRIGGERFINGERはノブやスライダーがたくさん付いてるのでその点ではpadKONTROLよりいいですね。

市原:どちらかというとMPC寄りのゴム質ですよね。

KEIZOmachine!:ゴム質はみんな似てるんですけど感度がそれぞれ違いますね。

市原:音源は全てAbleton LIVE8で作られているのですか?

KEIZOmachine!:そうです。
今後気軽に音楽をやるのにあたってどう考えてもパソコンの方が有利ですしね。
コントローラをUSBで繋げるだけで簡単に操作出来るっていうのが素晴らしいです。
ノートパソコンだったらコンセントが無くてもどこでも軽い仕込みが出来るし、音源も入っているし、お互いのデータのやり取りもより簡単に出来ますしね。

市原:Ableton Live8を使用するようになったきっかけは何ですか?

KEIZOmachine!:友人が使用していて、こんな簡単なソフトあるよって紹介されたんです。
それまではMPCで制作した楽曲をPro Toolsに8パラで流し込む作業をしていたんですけど、結構大変で…
一応MIDI同期させるんですけど、全然グリット上に来てないとか‥コピペでサクっていけるのがあこがれだったんですよ。
セカンドアルバムからMPCとLiveで使い始めたのかな。
やっている事はMPCと何も変わらないんだけど、視覚的にもそうだし、全ての面においてやりたい事に近づくのが一瞬になったのでとにかく簡単!ほんと操作性が良すぎて他のソフトは使えないですね。

市原:セッションビューとアレンジメントビューは主にどちらをメインで使用されていますか?

KEIZOmachine!:最終的にはアレンジメントビューですけど、曲作りの始めは構成とか考えるのにセッションビューを多用していますね。
一つのトラックの中に何個も音を置けるのが凄くいいですね。
LOOPで遊べる感覚が凄くいい。

市原:パッドで叩くところはSimplerとかSamplerとかですか?

KEIZOmachine!:Drum Rackですね


市原:実際にDAWを使用するときにはソフト音源を使うよりは、自身でのサンプリングの方が多いですか?

KEIZOmachine!:今はソフト音源が多いですね。
レコードから録る時もあるけど、こういった音楽をやっていると権利とかの問題もつきまとうので、そうなると権利がフリーな音源の方が何かと便利ですからね。
addictive drumsとかのソフト音源もすごく好きですね。

佐俣:昔は凄いレコード掘っていましたよね、吉祥寺、三鷹のレコード屋は全て二人に掘られているって。

KEIZOmachine!:そうそう、おもしろい日本語が入ってるレコードをすごい掘ってましたよ。

佐俣:そのネタが「Sound Touchable」に入っているわけですね。
面白日本語声ネタとか。

KEIZOmachine!:そうですね、まだ完成していないけど「Sound Touchable3」にも面白日本語ネタは入りますよ。
まだ使っていない日本語ネタは沢山ありますから期待して下さい。

市原:今は膨大な量の音源がソフトの中にストックされていて、そこから選ぶっていうと、選んでいるだけで制作時間を削いでしまったり、どこでも突き詰めていけるので終わりが無い感じが僕はするのですが、その辺りの踏ん切りはどこでつけていますか?

KEIZOmachine!:それはMPC時代と変わらないですね。
レコードからのサンプリングだったり、サンプリングCDがソフト音源に変わっただけだから。
好きな音はすぐに決まりますよ。

市原:なるほど。 録音機材、オーディオインターフェイスは現在何を使用されていますか?

KEIZOmachine!:僕のオーディオインターフェイスはKORG ZERO4。
昔はMOTUの828を使っていたけど、ZERO4はDJミキサー兼インターフェイスだからターンテーブルとかもそこでプレイも出来るし、ライブ感覚で簡単に作業が出来るのが気に入っていますね。

CDJライフ・スタート・キャンペーン

hifanaインタビュー 目次


hifana

HIFANA
プロフィール

KEIZOmachine!とジューシーによるブレイクビーツユニット。
1998年より活動を開始。
彼らのパフォーマンスで驚かされるのは、シーケンサーやプログラミングを一切使わずに、MPCサンプラーを楽器としてリアルタイムでビートを叩き出すこと。スクラッチや生のパーカッションを乗せ、人力のブレイクビーツを展開し、映像とシンクロさせた独創的なライブは、日本のみならず世界中の各都市で大きな話題を巻き起こしてきた。


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