
DJソフトを従来のDJシステム上で組み込むことができないだろうか。。
2003年になるとDJ機器メーカーStanton社にNative Insturments社が技術提携することにより、 Final Scratchという画期的なDJシステムを発表します。
Stanton Final Scratch

まず、それまでのDJソフトと異なるのは、ソフト内部にミキサー機能を搭載していないことです。
各デッキの音声信号は専用のオーディオインターフェイスにより独立して出力されるので、 DJミキサーが必要となります。
【図1】

これによりDJミキサーでの操作は従来のDJシステムと同様に行えるようになります。
さらに従来のDJソフトとの違いを決定づける技術が「タイムコードコントロール」です。
時間の情報(タイムコード)が刻み込まれた専用のレコード盤をターンテーブルで再生させることにより タイムコード信号をPCに送ります。
送られた時間信号どおりに、DJソフト内の音楽ファイルが再生されるという仕組みです。
【図2】

これらの仕様により、従来のDJシステムをつかってパソコン内の音楽ファイルをレコード同様に コントロールすることが可能となったのです。
【図3】

これが、次世代DJシステムの幕開けでした。