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第5回 グリップ 「T-Bのメシよりダーツ第38回より」
http://www.da-topi.jp/column/tb/meshi/
皆さんからよくグリップについて質問を受けます。
以前は自分もこう握ったら良いのではないだろうかと教えていましたが、大変な間違いに最近気付きました。
自分なりの考えなのでグリップに不安の無い方は聞き流しておいて下さい。
グリップは、人それぞれですので自分が握りやすいように握って下さい。 不安な方はあまり神経質にならないで下さい。 試合の時とかに気になりだしたら、多分全く駄目になると思いますので練習時からグリップの事は頭から切り離しましょう。
ではどうすればいいのか…?
私がいろんな人を教えてる時に、グリップの相談を受ける人って、力投型の人が圧倒的に多いことに気づきました。(しっかり強く投げる人です。)
リリースの瞬間に力の入った人がグリップが分からないという事が多いのです。
手を真っ直ぐ伸ばせ、しっかり投げろ、ダーツがふらふら飛んでるからダメって教える人が普通ですよね。私も腕をしっかり振ろうって教えてました。
基本的にそれでいいと思いますが、そのアドバイスも使い分けなければいけないと思いました。
例えばグリップを軽く握る人が強く腕を振ったらどうなるでしょうか?
しっかりグリップを握る人が軽く腕を振ったらどうなるでしょうか?
両者ともかなり違和感があると思います。
ここのストロークとグリップのバランスの問題だと最近思うようになりました。
なのであなたの問題はグリップではなくリリースと矢離れではないかと考えてください。
【グリップは好きなように握りましょう!!】
変えるとものすごく時間がかかります。
では、グリップに不安のある人はどう矯正するのか?
STEP1.
まず、軽く握る。
STEP2.
そして、そのまま力まずに軽く投げる。
STEP3.
次にボードに届くか届かないかくらいギリギリにふわふわ(弧を描くような感じ)に投げてリリースポイント(手から矢が離れる瞬間)を感じてください。
STEP4.
その次にふわふわに投げながら矢離れを意識して真っ直ぐに飛ばしてみてください。 ダーツの飛びを気にしてください。
グリップとストロークのバランスが合えば、ふわふわに投げても真っ直ぐに飛びます。
この練習の時は多分グリップに不安は感じてないと思います。 そして軽く握るのを変えないで徐々にストロークに力を加えてください。 その時の注意はリリースの時に軽さを感じるくらいの力で投げることです。
そして必要以上に強く手を伸ばしすぎない様にしてください。 慣れてくれば意外とグリップのことは気にならないと思います。 私はグリップの不安=ストロークとグリップの力関係のバランスに問題があるように思います。
ほら、早速投げてみなくなったでしょっ!!