仏壇公正取引協議会について

仏壇公正取引協議会は仏壇の品質表示と原産国表示にルールを設け、不当な二重価格表示を制限することにより、より安心してお客さまにお仏壇を購入していただくことを目的として2012年に発足しました。 ルールは業界の話し合いで決めたものを、公正取引委員会と消費者庁が認めたものです。

協議会が定めた「仏壇公正取引規約」とは?

発足前の仏壇業界には仏壇の品質・産地表示のルールがなく、価格表示も統一されたものではありませんでした。
理由としては仏壇自体が伝統工芸品としての価値を持つ物や、工業製品としての仏壇であったりと多様性に富んだものであり、販売場所も仏壇店やお寺からデパートやインターネットまで様々な場所であった事が挙げられます。
その為、不当な価格表示等によって購入者から多くのクレームが寄せられ、クレームを受けた当時の経済産業省より業界の正常化が申し入れられ発足した規約です。
これには仏壇業界関係者を始め有識者も交えて全国統一基準制定に向けて準備が進められ、パブリックコメントを経て公正取引委員会・消費者庁より認定。仏壇の品質・原産国の全国統一基準が決まりました。 そしてそれを盛り込んだ「仏壇公正競争規約」も平成25年4月27日に施行されました。

・なぜ公正マークのお店で購入するのが良いの?
公正マークを店頭に掲げているお店は上記の仏壇公正取引協議会加盟店です。
加盟店には販売するお仏壇の品質表示・原産国表示を上記の仏壇公正取引規約に基づき表示することが義務付けられております。
それゆえ加盟店であれば、お仏壇に対する知識がなくても品質と原産国をお客様自身が確認することができ、かつ適正価格で適正な品質価値のお仏壇を安心してお買い求めいただけます。
・大黒屋仏壇店は仏壇公正取引協議会に加盟しています

大黒屋仏壇店は仏壇公正取引協議会発足前の準備委員会時から活動に賛同・参加して参りました。
そして、業界内でもいち早く規約施行前より品質原産地表示を行っております。
さらにそれに留まらず、昔も今も変わらず国産品中心の品揃えと、“プロである私たちが自分の家に祀りたいお仏壇”という独自の基準で厳格な品定めをし、安心良質なお仏壇だけを取り扱うよう努めています。