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心が通い合う町、新尾道大阪から、新幹線に乗ること一時間半。 瀬戸内海と山々に挟まれた、自然あふれる新尾道に到着。 新鮮な空気を吸い込み、タクシーで山道を抜ける。私たちを乗せた車は、住所が書かれた紙だけをたよりに目的地に向っている。 前からくる車に道を聞くため、大きく手を振り、呼びとめる運転手さん。それがまるで普通なのだというように、窓越しに説明する対向車の運転手さん。そんなやりとりに、この土地に住む人たちの、気さくで温かい人柄を感じる。 美しい景色をながめること40分。たどり着いたのは、人口2万人ほどの小さな町だった。 |
「抱っこちゃんを縫うてるとこ、撮るんよね?」
たどり着いた場所は、キューズベリーの抱っこひもを作ってくださっている縫製工場。元気よく出迎えてくださった社長さんは、見るからにやさしそうな、笑顔の似合う方だった。
「抱っこちゃんを縫うてるとこ、撮るんよね?」と、社長の奥さま。その愛着をもった呼び方にうれしくなり、一瞬で、お二人のことが大好きになった。
一つ一つが抱っこひもを縫うために大切なもの 美しい縫製技術との奇跡の出会いこちらの社長さんとキューズベリーとの出会いは、偶然と言えるかもしれない。 抱っこひもを作り始めた当初、キューズベリーには お世話になっていた別の縫製工場があった。 しかし、工場の経営難が理由で、作っていただくことができなくなったのだった。 そんな中、ある服飾資材やさんのご紹介で出会ったのが、こちらの社長さん。とにかく一回作ってもらおう、と抱っこひものサンプルを渡すこと、2〜3日。できあがった抱っこひもは、とてもきれいな仕上がりだった。 その対応の早さと、美しい縫製技術に感激。 すべてに感謝。そう思えるような奇跡の出会いだった。 |
心をこめて、 抱っこひもを作っています 熟練の技術が宿る10台のミシン田畑に囲まれたその縫製工場では、10台ほどのミシンが忙しそうに動いていた。どのミシンも、1台1台、社長にとっては大切な宝物。38歳で独立してから、少しずつ買い足し、自らの技術を伝え、規模を広げていったのだ。 縫製業界に入って早42年。誰もを納得させるベテランである。社長の洗練された技術は、この工場の縫製員さん全員と、10台のミシンが受け継いでいる。 岡山県出身の社長さんは、18歳のとき、先輩の誘いを受け大阪の縫製工場で働きはじめる。 「やっぱり、働き始めは厳しく指導を受けたんですか?」 |
負けず嫌いで頑張りやだった・・・ しかし、その頑張りが認められたのは言うまでもない。 他の縫製工場にスカウトされ、後の独立へとつながる道がおのずとできていったようだった。 22歳のとき、当時働いていた工場の社長とともに、広島に移る。その後、結婚、独立と、人生の山場を、この穏やかな広島の地で迎えた。 |
心をこめて、抱っこひもを作っています ママが縫う・・・
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むずかしい縫製も、 縫製のベテランである父と母の背中を、幼いころから、ずっと見てきた娘さん。さすがプロである、と納得させられた。 その娘さんには、現在おなかに小さな命が二つ。ママのための商品を作っているキューズベリーにとって、うれしいご縁を感じる。 |
やさしさも込めて、 キューズベリーの抱っこひもが完成! 新しい命のために・・・「ぼくね、2年ほど前まではものすごいヘビースモーカーやったんよ。」
「日に、60本くらい」 |
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この道42年、ベテランの道












