(1)福袋と 整理ぎらいさん |
2012年のスタート。
今年も、整理ぎらいさん返上を目指して頑張りたいですね。
先日、整理好きな人と福袋の話をしていて、なるほどなぁと納得することが
ありました。
彼女は基本的に「ものを持ち込まない」主義の人なのですが、福袋には全く
興味がないんだそうです。
福袋で定価の何倍の得をしても、気に入らないものが一つあったら、それは
必要ないものを持ちこむことになるから、イヤなんですって。
同じお金を使うなら、安い高いに関わらず自分の気に入ったものを吟味して
買いたいって言っていました。
私も以前、世間の話題につられて買ったことがありますが、結局、人に上げたり、
ろくろく身につけずに処分したり。
アクセサリーなら付けられそうだから残しておくんだけど、身支度の最後に
付けてみると、やはり好みに合わないなぁと外してしまいます。
それ以来、特に好きなブランドがある訳でもなく、そもそもブランド自体に
大した興味も持たない私などには福袋は向かないんだと観念して買わない事に
しました。
もちろん、こだわりブランドの福袋セールをうまく利用している人もあるし、
綿密に調べたり、中身の見えるものだけを買う人など、福袋の有効活用も
あると思います。
ただ中には、何となく流されて買う人もあるでしょう。
まず一つは「お得」という言葉に弱い人。
ある人は、新型インフルエンザの流行でマスクをいっぱい買って、いまだに
在庫が残っているにも関わらず、めちゃくちゃ安くマスクを売っていたと、
また買ってきちゃいましたが、この人も福袋大好き派。
もう一つは、ギャンブル派。
おみくじか運試しの勢いで、すごく気に入ったものが入っていれば、「今年は
春から縁起がいいぞ!」。
あまり気に入らなければ、「仕方ない、来年こそは!」
そして総合して、プラスなら満足。
人それぞれだからいいじゃないと言ってしまえばそれまでだけど、最初に
書いた整理好きさんが「必要ないものを持ちこむのがイヤ」というのとは
まさに対照的。
福袋に限らず、「お得」という言葉に弱い人や、人が買うからという人は、
バーゲンなどでも大量買い、衝動買いに走りがちなんじゃないかな?
そして、ふと我に返って、今度は整理整理!と思いつくと、話題の整理本など
買いこみ、せっせと処分する。
放っておいてゴミ屋敷になるよりはマシだけど、なんだか変だなぁ…。
整理の第一歩として、ものを買ったり、もらったり、家の中にものを持ちこむ
時には、自分なりの信念みたいなものを持っていたいですね。
話題や流行などに惑わされることなく、自分が求めるものを、しっかり把握し、
もちろん収納のことも頭に置いて。
ところで、食料品の福袋に、ハズレはないらしい…とは言え、お菓子の福袋は、
ダイエットの敵!
やはり、考えてから買わなくてはならないのは同じ。
では、今年もよろしくお願いします!
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(2)福を呼ぼう!
掃除と整理で 清々しい玄関 |
暮らしている者にとっては、リビングやキッチン、自分の部屋などの整理
整頓、使い勝手が最も気になりますが、外からやって来る人にとっては、
何と言っても玄関の様子で、その家の第一印象が決まります。
基本、玄関の中にまで人を入れることはない!という人も、人に見せずとも
玄関って自分を映す鏡みたいな気がします。気持ちや生活が、それなりに
現れる場所じゃないかな?
それに、風水でも玄関って大切なんだそうです。
って私、風水に詳しい訳じゃないけど、読んだり聞いたりする限り、的を
得ているなぁと感じます。
整理ぎらいさんを自認するあなたも、今年は、清々しい玄関を保つこと、
目標にしてみませんか?
●まずは清潔に
▽玄関のタタキ(靴脱ぎ場)
泥や土ボコリなどが溜まりますよね。
毎日掃除するに越したことはないけど、例えば週2回のゴミ出しの時、
ちょこちょこっと掃いてゴミ袋にポイしてからゴミを出す。
5分あれば何とかなります。
こんな具合に定期的に掃除する習慣つけると、忙しくとも、ある程度の
清潔さは保てると思いますよ。
▽げた箱の上
玄関に限らないけど、掃除できないなら、できるだけシンプルに。
いろんな置物などを所狭しと置いてると掃除がしにくく、掃除しようと
いう気持ちもそがれてしまいます。
「すっきり」を基本にした上で、好みやセンスを生かして楽しみましょう。
●整理
▽履き物
まずは脱いだ靴を揃える。すべてはここから始まります。
各自がそれを実行すれば良いんだけど、言うは易し行うは難し…ですね。
せめて朝夕、脱いである履き物を揃えましょう。1分でできます。
そうした上で、家族教育を。靴は揃えるものという概念を、家族皆の
頭に浸透させなくちゃね。
さらに揃えた靴も、家族が多くてずらっと並んでいると、どうしても
雑然とした感じになりがちなので、欲を言えば隠したいものです。
玄関の構造は様々ですが、げた箱の下や上がりカマチの下にスペースが
あればそこに、ない場合は、シューズラックなどを利用して、面を高さに
変える工夫をしてみるといいですね。
次は、「使わない履き物は片づける」の習慣付け。
出しておくのは一人一足で、昨日履いていた靴は半日〜1日くらい
空気を通した後、必ず、げた箱へ。
でも、げた箱がいっぱい?
収納には限界がありますよね。その限界を超えてしまったら決断の時。
まず一番が処分。
次に収納法の工夫。靴を上下に置くシューズホルダーなどで収納力アップ
したり、オシャレなボックスでオフシーズンの靴を別の場所に収納したり。
ともかく玄関に靴屋も顔負けほどズラッと展示するのはやめましょう。
▽DMなど
郵便受けから出した郵便物を、そのままげた箱の上や玄関に、という方、
これは絶対にやめておきましょう。
玄関というのは、一旦家に入ってしまうと、住空間から離れた場所と
なってしまいがち。次に玄関に行くのは翌朝なんてことも?
忙しさに取り紛れて、郵便物のことすっかり忘れてしまいます。
翌朝の忙しい時に、「そうだ、そうだ」とパラパラ見て、大事そうなもの
だけ別にするけど、どうでもよさそうなものは、またそのまま。これの
繰り返しで、げた箱の上はチラシやDMの山…極端ですが、まぁ、こんな
こともありえます。
自分にとっては大したことじゃないけど、他人の目には「何と!」って
映りそうですよ。
▽便利さと乱雑さの裏表
外出時に便利なようにバッグ、マフラーや手袋、傘、折畳傘、コート類、
子どもの砂遊び道具などなど、玄関に置けばすごく便利ですね。
すっきりさせるためにポールハンガーやおもちゃ用ボックスを用意する
など工夫するんだけど、これが微妙に難しいところ。
最初はスッキリ感に満足するんだけど、時間の経過とともに、掛けたり
入れたりする量が増えていき、やがてとんでもないことになっても、
家の者は、意外とその乱雑さに気付きにくいのです。
人目につきやすい玄関は、他人の目でチェックすることが大切ですね。
▽狭い玄関、スペースには限界がある
日本の家庭の玄関は、狭いというのが一般的。
ネットで玄関収納を検索すると、様々なグッズが販売されていますが、
空きスペースが少なくなってしまうと、いくらきちんと整理していても、
狭苦しく雑然とした印象の玄関になってしまいます。
使うスペースの許容範囲を考え、「処分」「持ちこむ(買う・もらう)」の
バランスをしっかり考えましょう。
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(3)ダウンウェアの 汚れって
どうすればいいの?
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寒〜い冬! 今やダウンウェアは冬の必需品となっていますね。
でも、意外にもその歴史は新しく半世紀くらいで、元々寒冷地の作業用衣類が
登山用として進化し、やがて限られたセレブがリゾート用として着る贅沢で
オシャレな衣類として発展してきました。日本で普及し始めたのは、せいぜい
30年ほど前だそうです。
ダウンウェアの特長は、軽くて暖かいこと。
羽毛布団にも共通して言えることですが、ガチョウやアヒルなど水鳥のダウン
(羽毛)が持つ本来の特性…軽量、弾力性、保温性、湿度調節などを利用した
ものです。
ダウンは、水鳥の胸部に生えるタンポポの綿毛のような形状の羽のことで、
ダウンボールと呼ばれ、水鳥の体温調節のための肌着の役目をするもの。
さて、一口にダウンウェアと言っても、そのお値段はピンからキリまで。
何が違うかと言えば、鳥の種類、ダウンとフェザー(赤い羽根募金みたいな羽)
の割合、生地の種類、縫製など製造過程での違いでしょうか。
ダウンとフェザーの割合は、ダウンが多いほど上質と言えます。
例えば、有名なモンクレールのダウンジャケットは、ダチョウの産毛を使用
していて、1羽のダチョウから採れる産毛は30グラム、しかもすべて手作りで
大量生産できないため、1着10万円以上します。
ただ、近頃は大量生産のものでも品質のレベルが向上しているので、自分の
お財布と相談して、好みのデザインやカラーのものを自由に選べるように
なりましたね。
ただし登山など防寒が重要である場合は、それなりのものを求める必要が
あるでしょう。
さて、ダウンウェアの手入れはどうしようとお悩みの方も多いことでしょう。
基本は羽毛の特性を失わせない手入れ。
少々手荒に扱ってペシャンコになっても、元の形に戻ってフワフワと暖かい…
この特性を守ってくれるのがダウンの油分なんだそうです。
油分を失わないために最もオススメ(?)なのは、洗濯やクリーニングを
しないことなんですって。
あ〜ぁ、そんなこと言われたってねぇ…襟元や袖口が汚れてしまいますよね。
それにダウンのクリーニングって高いし、下手にクリーニングなんて出したら
すぐに新しいものが買えちゃいます。ああ、悩む、悩む。
●日常の手入れ
脱いだ後はハンガーに掛けて、すぐにはクローゼットなどに入れず、しばらく
室内の風通しの良いところに干して、湿気を取りましょう。
ダウンの通気を良くすること、すごく大切なんですって。
●洗濯
▽洗濯タグ確認
一口にダウンウェアと言っても様々。洗濯タグを調べて、その指示に
従いましょう。
特に高価なものやお気に入りのものは慎重に!
▽部分洗い
襟・袖・ポケットなど、気になる部分や、シミの付いた時、その部分だけ
洗います。
おしゃれ着洗い、または市販されているダウン用洗剤をタオルやスポンジに
含ませ、ポンポン叩くようにします。
さらに、おしゃれ着洗いでは落ちないという汚れは石鹸でこすってみると
いう方法もあります。
ただし、これはあくまでも自己責任でやってくださいね。
そして洗ったあとは、タオルを水で絞り直しながら、充分に石鹸や洗剤分を
取っておきましょう。
ポイントとしては、できるだけ水分を中まで浸透させないこと。
洗う時の洗剤も拭き取る時の水分も、できるだけ控え目にしましょう。
▽自宅で洗う
洗濯タグに手洗い可となっている場合は、手洗いにチャンレンジ。
あるいは、そう高価なものでもないし、何シーズンか着たし、ダウン用の
クリーニングはもったいないというような場合も、ダメ元を前提にした上で
自宅で洗濯を試してみるのも一つの方法かも知れません。
洗濯の前に、どこが汚れているかをチェックして覚えておきましょう。
普通の衣類なら、ひどい汚れの部分に糸で印をつけることも可能ですが、
ダウンウェアの場合、針は厳禁! でも濡れてしまうと汚れが分からなく
なるので、「ここ」って個所を覚えておく必要があるのです。
※アクロン・エマールなどのウェブサイトを見ると、詳しい洗濯の方法が
載っています。洗濯機での洗い方も書いてあります。
●撥水加工
ダウンウェアの表面に撥水加工をしておくと、水を通さないだけでなく、
汚れを付きにくくします。
市販の撥水スプレーで自分でする・クリーニング店で撥水加工をしてもらう
という方法があります。
またクリーニング店での撥水加工も、店によって撥水剤や方法が異なり、
効果にも価格にも差があるようです。
信用のおけるクリーニング店で、ダウン用クリーニングと撥水加工をして
もらうのが何と言っても最も安心ですが、その分、それなりの費用を覚悟
する必要があると思います。
市販の撥水スプレーを使う場合は、スプレー剤の説明書と洗濯タグを
照らし合わせて、使って大丈夫な生地であることを確認しましょう。
また使う前に、必ず目立たない部分に少しスプレーして、乾燥させた
状態を確認してから使いましょう。
中まで染み透るほど大量にスプレーしないことも大切なポイントです。
※防水と撥水の違い
防水は表面を完全に覆ってしまうので、水を弾く効果は大きいが、通気性は
ない。撥水は表面コーティングに微小な隙間があいた状態なので、普通の
雨などは弾くが、多少の水分の浸透はある。その分、通気性がある。
ダウンウェアの場合は、通気性のあることが絶対条件。
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ダウンウェアの洗濯については、平気でジャブジャブ洗濯してるって人、
けっこう多いようです。
でも、洗濯途中では、見る影もなくヨレヨレの感じになるので、乾燥する迄
結果が分からないのが、ちょっとドキドキのようです。
また、クリーニングに出して仕上がりの美しさに満足するかどうかも差が
あるようです。
結論としては、買った値段や、そのウェアに対する自分の価値観で決める、
ってことなんでしょうね。
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(4)気になる足のニオイ、 その対策は?
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この季節、ブーツが離せませんね。暖かいしおしゃれもできて一石二鳥。
でも、最も気になるのがニオイ。
人前でブーツを脱ぐなんてことになると、憂鬱でならない!って方も
おられるかも知れませんね。
どんなことに気をつければいいのでしょう。
●ニオイ対策
ニオイは、温度と湿気=足のムレで、雑菌が繁殖することが原因です。
何よりも乾燥が大切!
▽同じブーツを毎日履き続けない
できれば2〜3日あけて、充分乾燥させてから履くのがベスト。
何足も持つのは大変ですが、毎日履けば寿命も短かくなります。
何足かを履きまわすことで、ニオイ防止になり、寿命も長くなり、
同時におしゃれもできるので、長い目で見ればお得という考え方も
できます。
▽脱いだ後、布袋に入れた重曹を入れておくと湿気を吸い取ってくれます。
清潔な古ストッキングを利用して袋を作ってもいいですね。
(ストッキングの編み目から重曹がこぼれないよう重ねます)
▽活性炭なら、消臭と除湿効果があるので、これもオススメ。
手前ミソですが当社でも、炭入りシューズボックスありますよ♪
▽靴用消臭スプレーなども、市販されています。
▽中敷きを取り換える
消臭効果のある中敷きなら、さらに良いかも知れません。
何枚か用意して乾燥させて取り換える。洗えるものもあるようです。
▽足を清潔にする
足専用の石鹸もあるそうですが、ともかく指の間や爪も丁寧に洗って
清潔に。ま、当たり前のことなんですけどね。
▽できれば履き替える
通勤はブーツでも、仕事中は履き替える。こうしておられる方は
多いかも知れませんね。
ブーツの中の温度が下がり、湿気も発散できます。ロッカーなどに
置いている間も、重曹などを入れておけばさらに効果的。
また、履き替え用の靴も清潔にするのを忘れないで。
▽消臭効果のある靴下を履く
ストッキング&ブーツを履くと、足の雑菌が増えるというデータも
あるようです。特に足のニオイが気になる方は、アフター5には、
ストッキングを履きかえる、もし可能なら、その時、アルコール入りの
ウェットティッシュで足を拭くとか、制汗スプレーをしておくなど、
ムレを抑える工夫を。
また、ストッキングはやめて、消臭効果のあるハイソックスなどを
履くようにしてもいいですね。
▽テレビ「目がテン!」で、以前、10円玉をブーツの中に入れておくと
本当に消臭効果があるのかという実験をしていました。
『10円玉が触れている部分からは銅イオンが発生し、これが菌の
活動を弱め繁殖を防ぎます。だから、10円玉が触れている部分だけは
ニオイを抑えることができるのです。』(目がテン!ホームページ)
って、靴底に10円玉敷き詰める訳にはいかないけど…いくつか入れて
おいたら、ある程度の効果はあるのかも?
でも、足痛くないのかな?
試してみてください。
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(5)シーズンオフの ブーツの手入れと 収納
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前回は、ブーツのニオイについてお話しましたが、今回はシーズンオフの
ブーツの保管について。
来シーズン出した時、「大変だっ!」なんてことにならないように、
正しい方法で保管したいですね。
●まずは汚れを落としから
靴の保管で最も気をつけなくてはならないのがカビの発生です。
汚れはカビ発生の土台、カビの育ちやすい環境はシャットアウトしましょう。
▽片づける前は、靴ひもを取っておきます。
濡れたり湿ったりしている場合は、新聞などを入れ、陰干しして、乾燥
させておくことが大前提です。
▽ブラシで、全体の汚れを払い落とします。
別のブラシ(使い古しのブラシ、なければ歯ブラシでも)で、靴裏の
泥汚れなどもきれいに落とします。
▽汚れ落とし用クリーナーを柔らかい布に付け(直接靴に付けるとシミに
なったりする恐れあり)、全体の汚れを拭き取ります。
ヒール部分も忘れないように。
※柔らかい布は、靴用クロスがなくても、柔らか〜く着古したTシャツを
適当な大きさに切り、二〜三重に重ねて、親指より上の手の平から
指全体に巻き付けるようにすると、使いやすく、まんべんなく靴を
拭くことができます。
マッサージしてあげるくらいの気持ちでやるといいかな。
●栄養クリーム
次は、革に栄養を与える・革をしなやかにする・ツヤ出しなどの効果のある
栄養クリームです。栄養クリームには様々な種類があるので、見ただけでは
選ぶのが難しいかも知れません。
また、クリームの色は、同じ色がなければ靴の色より少し薄めの色を
選ぶのが無難。
一足ごとにカラーのクリームは無理という場合は、無色のクリームを
使いますが、繰り返しているうちに、靴の色がさめてしまう恐れがあります。
クリーム選びで分からない時は、靴屋さんに相談しましょう。
とりあえず市販されている靴クリームを、おおよそで大別すると以下の
ようになります。
▽乳化性クリーム
チューブやビン、プラスティックなどの容器で、市販クリームの大半を
しめていて、カラーも豊富に揃っています。
ワックス・油・水を乳化剤で混ぜ合わせて乳化したものです。
▽油性クリーム
缶入りで、昔からあるタイプ。ワックスと油でできているので、ツヤ出しや
防水という点では、高い効果があります。
乳化性に比べると、カラーの種類が少なく、黒や茶色などスタンダードな
ものが主です。
※汚れ落とし+栄養クリームというタイプもあって、面倒という人には
それも便利でしょうが、大切な靴をシーズンオフの間保管しておくには、
やはり汚れ落としと栄養クリームは、それぞれ専用のものを使う方が
効果が高く、安心だと思います。
●栄養クリームで手入れ
▽クリームを、柔らかい布や歯ブラシなどに取って靴に塗ります。
量は少なめで、手早く全体にのばすのがミソです。
米粒一つくらいで良いんだそうですよ。(私も知らなかった)
靴クリームを塗る専用のブラシもあるようです。
▽ブラシをかけます。クリームを均一にし、縫い目やコバ(靴底の横の
見える部分)、ヒールにも行き渡るようにします。また余分なクリームを
取り除く意味合いもあります。
▽最後の仕上げは磨くこと。 古ストッキングを使うといいでしょう。
ここで心をこめて(?)磨けば磨くほど、ツヤが出てきます。
ピカピカになった靴は達成感を与えてくれて、気持ちまでピカピカ!
以上は、常々の靴の手入れにも共通ですが、長期間はかない場合は、
絶対に必要なお手入れです。
でも注意してほしいのは、磨きたての靴をすぐに収納してしまうのは
カビの原因になるかもってこと。靴クリームの中には栄養も水分も
ありますものね。
靴磨きの後、2〜3日おいてから収納するのが安心かな。
特に汚れた場合は、靴クリーニングもあります。
価格はそれなりにしますが、高価なブーツや特別お気に入りという場合、
検討してもいいかも知れませんね。
そのまま保管してくれるところもあるそうです。
●ブーツの保管
普通の靴より場所を取るブーツ、ずっとげた箱に入れておくスペースは
ないというお宅が多いことでしょう。
▽型崩れさせない
ロングブーツの場合、型崩れ防止が大切なポイントです。
ブーツキーパーを使うのが最適ですが、雑誌などを丸めて入れて
おいてもいいでしょう。
▽カビ防止
できれば内側に、靴に使える除菌スプレーなどをしておくとニオイ&
カビ防止になるでしょう。
もちろん、スプレー後、完全に乾燥させてくださいね。
除湿剤、活性炭なども有効。
直射日光を避けて、通気性のある風通しの良い場所に置いておくのも
大切です。
▽シューズケース
型崩れ防止のため、吊るして保管するのも良い方法ではありますが、
実際問題として、どこに吊るす?って悩むことも多いでしょう。
やはりケースやボックスに入れて、クローゼットや家具の上、ラックに
置ければ、場所も取りませんよね。
その場合、段ボールかプラスティックというのが定番となります。
でも、靴の場合、密封は良くないんだそうです。
私自身の意見ではありますが、湿気がちな家では無理だけど、湿気の
心配のない家なら、段ボールが良いと思います。
段ボールって、意外に思われるかも知れないけど、通気性がいいのです。
だから、湿気が高ければ湿気を吸ってしまうけど、そうでなければ
箱が呼吸してくれるとも言えます。
またまた手前ミソになっちゃうんですが、当社ではいろんな種類の
シューズボックス、ブーツボックスがあって、ブーツキーパー付き
炭入りブーツボックスが、今は50%オフのセール中なんですよ。
買う買わないは別にして、一度見て下さるとうれしいです。
それと炭入りボックスですが、自社製品とは言え半信半疑で実際に
使ってみると、確かにニオイ防止効果を感じるので、これも参考までに。
▽虫干し
どんな保管方法であれ、できれば途中で一度、確認しておくと安心。
そのついでに、しばらく風を通しておければ、さらに安心。
面倒かも知れないけど、梅雨を越した頃に、ちょっと思い出して
もらえるとうれしいです。
▽何足もある場合、箱などに入れておくと、来シーズンになって、いざ
はこうと思っても、どれがどれだか分かりません。
写真を撮って貼っておくのが一番だけど、面倒なら、自分でわかる
程度のメモを貼っておくと便利ですね。
──────◆
今回のお手入れ方法は、一般的なスムースレザーの場合です。
スエード・ベロア・ヌバックといった起毛素材、今流行のムートンも
そうですが、保管方法は共通でも、お手入れ方法が異なります。
これは、次回までお待ちください。
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(6)スエードなど 起毛素材の ブーツのお手入れ
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靴というのは、人そのものを表すものだと思います。
その人のセンス、性格、生活も、靴を見れば、ある程度分かるような
気がしませんか?
後ろを踏み潰した靴、いつ磨いたか分からないような靴を履いた若い
スーツ姿の男性を見かけると、この人、しっかり仕事してるんだろうか
なんて思っちゃうんですよね。
すごくオシャレしてる女の子なのに、そしてステキな靴履いてるのに
その靴が汚れていると、なんだかかわいそうな気分になっちゃいます。
ま、老婆心というものかも知れませんが、靴だけで、その人の印象が
決まってしまうこともあるような気がします。
でも、靴の手入れって、なかなか面倒なんですよね。
疲れて帰ってきた時は脱ぐだけで精一杯。さて出掛ける時になっては、
とても手入れなどしている暇はありません。
2、3足を、ローテーションを組んで履いて、休日に定期的に手入れ
するというのが、一番良い方法。
それも無理という人は、ともかく靴用の撥水スプレーで、汚れ防止を
しておきましょう。
100均で売ってるような、ツヤ出しスポンジも、とりあえずの身だしなみ
としては有効。
でも、これはあくまでもその時だけ。靴を大切にするための手入れとは
ならないので注意してくださいね。
さて、今回は、スエード・ベロア・ヌバックといった起毛素材の靴の
お手入れ法を。
●スエード・ヌバック・ベロア・ムートン
詳しい説明は、けっこうややこしいので、ここでは簡単な違いだけ。
・スエードは革の裏側を起毛させたもの。ヌバックより毛足が長い。
・ヌバックは逆に表革を起毛させたもの。毛足が短く、ほとんど起毛して
いないようにも見える。
・ベロアは、スエード同様革の裏側を起毛させたものですが、毛足が長く、
語源となるベルベットに似た光沢のあるもの。
・ムートンブーツは、主に豚や羊の革を起毛させ、裏側に羊毛を付けた
ものが多い。カラー、デザインともにバリエーションが豊富。
・これらの素材に似た、いわゆるスエード調の合成皮革もあります。
手入れの基本は同じと考えていいでしょう。
●手入れ
水や油などがシミになりやすい素材なので、ちょっとマメに手入れが
必要です。
▽まず汚さないのが基本。
買って最初に履くまでに起毛革専用のスプレーを。
これには、栄養・撥水・汚れや色あせ防止などの効果があります。
軽くさっと吹き付けるのがポイント。
少しおいて、水分がなくなった頃に、成分を全体に行き渡らせる
ようにブラッシング。
▽履いた後はブラッシング
面倒かも知れないけど、ホコリをためないのがポイント。
スエード用のブラシで、毛の中のホコリを払い、毛並みを揃えます。
またムートンブーツにあるようなボア部分などのホコリにも気をつけて。
特に淡色のものは汚れやすいので、日頃の手入れ次第で美しく
履き続けられる期間に差が出てきます。
履く頻度にもよりますが、2,3週間〜1ヶ月程度を目安に、上に書いた
スプレーでの手入れも繰り返しましょう。
▽雨の日は履かない方が無難
水に濡れると毛足が固くなってしまって独特の柔らかな手触りが
損なわれたり、シミ汚れが付いてしまうこともあります。
▽汚れ落とし
シミができてしまったり、薄汚れのような場合、できるだけ早めに
スエード用の消しゴムで軽くこすります。
こすった後は、消しゴムのカスを払って毛並みを揃えるため、
ブラッシングを忘れないように。
それ以上の汚れの場合は、スエード専用のクリーナーなどいろいろ
市販されているようですが、それなりにお金もかかるし、絶対に
きれいになるのかどうか、使ってみないと分かりません。
特にカビの場合は、こすり落としても胞子が残っていて、再発生する
ことが多いので難しいのです。
やはり、スエード類は日頃の手入れで、その都度ホコリや汚れを取って
おくことが大切!
そして、充分に乾燥(直射日光はダメ)させて、できるだけ湿気の
少ない場所で保管してくださいね。
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(7)区切りの時を 自分に与える 整理掃除術
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今年は春の訪れが遅いようですが、それでも桜の枝を見れば、蕾が
日々ふくらんで行くのがわかります。
私は、秋に植えたチューリップとヒヤシンスが咲き始めて、ああ、春が
きたんだ〜!って実感。
そして、もう一つ、春を感じるのは日差しですね〜。
お天気の良い日の太陽の光が、冬とは全然違う!
ポカポカ、幸せ〜な気分になるんだけど、反面、家の中のホコリが目立つ!
「冬の間、さぼっていただろう!」って見せつけられてる感じがして、
冬眠から起き出してきた動物さながらモゾモゾと、少々真剣にお掃除
しなくちゃなんて考える今日この頃です。
日本には四季があって、昔からその季節に応じた慣わしや行事があります。
年末にはお正月を迎える準備、夏には虫干し、お盆や春秋のお彼岸には
お墓参り、お祭りには親戚知人を招いたりもしてきました。
その都度、家の中を整理したり掃除したり…昔の主婦は大変だった
でしょうね。
私の母などは、季節ごとに布団の側を外して洗い、綿を干して、仕立て
直していたのを覚えています。
そうそう、私の小さい頃は「衛生掃除」なんてものがあったんですよ。
たぶん秋の初め頃かな? 決まった日に、町内中が一斉に大掃除を
するのです。
畳を上げて外に出してパンパン叩き、しばらく干しておきます。もちろん
そのために家中の家具なども出してしまって、床下まで徹底的に掃除
するんです。
幼い私のおぼろげな記憶ですが、皆が終わった後、別の日にする家など、
「せっかく掃除したのにホコリを撒き散らす」と、陰口を言われたり。
昔の「サザエさん」の漫画にもあるから、全国的なものだったんでしょう。
考えると、国民そろって大掃除なんて、スゴイことですね。
50年前の主婦は、もし何かの都合で年末の大掃除をせずにお正月を
迎えたら、おそらく罪悪感を感じたり、世間から冷たい目で見られた
ことでしょうし、お節料理を作らなかったら、お店は全部休んでいて
食べるものに事欠いたことでしょう。
必要に迫られて、また世間に合わさざるを得ない環境があった訳ですが、
時代の流れと世の中の変化で、今は簡素化されたり廃れたりしている
ことがたくさんあります。
そして、個々の価値観、ライフスタイルが大切にされるようになって
きました。
それはそれで良いのですが、その分「区切り」という感覚が薄れてきて
いるように思います。
例えば、年末の寒い時に窓拭きしなくても良い…それはOKなんだけど、
その分、自分で「区切り」の時を作らなくてはなりません。
だって、時代や価値観は変わっても、家が乱雑になったり汚れたりは
絶対に変わらないんですものね。
年末・季節の変わり目・作業の終わり目・週末など、自分に合った
「区切り」の時を作りましょう。
1年、1ヶ月、1週間、1日といったサイクルの中に「区切り」の時をうまく
組み込んで、定期的に整理や掃除ができるといいですね。
さて、春の訪れは、大きな「区切り」の時!
さぁ、あなたは何をしますか?
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(8)衣替え、 コツのおさらい
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またまた衣替えのシーズンがやってきましたね。
今日は、衣替えについて、ざっとおさらい。
●湿度と通気
片づけるのは、湿気まで一緒に収納しないよう湿度の低い日が適しています。
天気予報とスケジュールを調整して時間を取りましょう。
また、できれば窓など開けて通気をよくし、収納場所も掃除や風通しを
充分にしましょう。
●クリーニング
原則、一度でも着た衣類は洗濯、クリーニングをしてから片づける!
でもねぇ、1〜2度しか着てないコート、クリーニングに出すの高いし、
なんて迷ってしまう人もあるかも?
そのコートを来シーズンも着たいと思うなら、クリーニングに出して
おくべきです。
見えなくても、皮脂や汚れやホコリは付いていて、それが虫のご馳走に。
しかも虫はよく知っていて、カシミヤなど上等のものほど好物なんです。
中でも、今度着る前にクリーニングすればいいって考え方は甘いですよ!
汚れはどんどん浸透して変色などの原因にもなります。
もう手遅れ〜ってことのないように。
クリーニングの後は、ビニール袋を外して1日くらい部屋に吊るして
おいてから片づけます。
●クリーニングに出す前に
気になる汚れやシミがないか点検。ボタン、ほつれなども点検。
返ってきてから、汚れが落ちていない、ボタンがなくなっているなんて、
トラブルの原因にもなりかねません。
●捨てる?クリーニングに出す?
ほぼ着る予定はないけど、捨てる決心のつかないコートなど、今年も
一度しか着てないんだけどクリーニングに出す?…本当はクリーニングに
出すか捨てるか二者択一って言うべきところですが、う〜ん…その決断が
つかないという気持ちわかるしなぁ。
そんな時は、太陽に当てて半日くらい干し、シミや汚れがないか細かく
点検。絶対大丈夫なら、しっかりブラシでホコリを取って、半日以上
部屋の中で風通ししてから、防虫剤を入れて片づけます。
ただし、これ私流。あくまでも自己責任でお願いします!
●捨てる
衣類をシワや湿気や虫から守るための収納の目安は収納スペースの八割
に抑えることです。
それ以上の量は無理とあきらめて、処分するものをチェック!
衣替えの時に決断しないと、他にする機会はないと考えましょう。
●たたむ衣類
吊ったまま収納すればシワも気にならないけど、スペース的に多くは無理。
たたんで片づける衣類の目安
・シワになりにくい。
・多少のシワは気にならない。
・シンプルなデザインで、たたみやすい。
・着る時にアイロンをかけることができる。
・出した時にハンガーに吊るせば回復する。
下着、パジャマ、Tシャツ、シャツ、ブラウス、ニット、ポリエステル系や
コットン系パンツ、ジーンズなどなら大丈夫ですね。
●吊るして収納
掛けておけば安心と思ったらダメ、これにも注意点があります。
長い期間そのままにすると意外に型崩れなどしていることがあります。
肩幅に合ったサイズのハンガーを用いて、形を整えるのを忘れないで。
またニットなど伸びやすい素材は、吊るしておくと型崩れしがちです。
ウォークインクローゼットなど、パイプハンガーにそのまま衣類を吊るして
おく場合は、オフシーズンの衣類は一つずつカバーを掛けておきたいものです。
カバータイプで防虫効果のあるものも市販されているので活用しても
いいですね。
●衣類のたたみ方
四角くたたむのが基本。背中や前の中央がシワにならないよう、肩の真ん中
辺りから身頃と袖部分を背中側に折りたたみます。
肩のどの辺から折りたたむかで、幅が決まります。
次に身丈の方向を折りたたんで丈の長さが決まります。この二つのサイズを
揃えると収納しやすくなります。
●重ねる、並べる収納法
たたんだものを入れる時、並べる、重ねるの二つの収納法があります。
引き出しやケースに高さを揃えて並べる収納法は、ニットなどボリウムが
あって、シワを気にしなくていいものに適しています。ジーンズやコットン
パンツなどもこの方法でいいでしょう。
端まで詰めておく必要がありますが、何があるか一目でわかります。
また浅目の引き出しならTシャツなどもこの収納法でOKですね。
たたむ時、入れる場所のサイズに合せましょう。
シャツやブラウスなど薄手で腰のない衣類は、重ねて収納になります。
これも少しずつずらして入れると、何があるか分かりやすくなります。
もちろん、シワになりにくいものは下、シワになりやすいものは上に。
一列に並べる衣類の幅を揃えて、変に重なったりデコボコしないよう
収納しましょう。
●防虫剤
特に冬物を片づける時は、防虫剤の用意を忘れないこと!
あるはずと思い込んでいても、収納の途中足りなくなったら面倒です。
いわゆる「ニオイの付かない防虫剤」は、他の種類と混ぜても大丈夫だけど、
従来からある防虫剤(袋に2個ずつ入ったようなタイプ)、ナフタリン、樟脳
などは、他の防虫剤と混ぜないように注意してください。
ウール、カシミヤ、シルク、アンゴラなど虫の好きな素材は、フタ付きの
ケースなどで密封しておくと防虫効果が高まり安心です。
防虫剤は成分が下方に浸透していくので、衣類の上に載せておきます。
●これから着るもののチェック
これから着るものもチェックして、着たい時にすぐ着られるよう準備して
おきましょう。
シミやシワ、ほころび、ボタン付け、大丈夫ですか?
そして、どんな衣類があって、何と何をコーディネートするか、新たに
買うなら、どんなものを買えばいいか計画を立てる。
これも忘れてはならない衣替えの重要ポイントです。
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