日々の暮らしの中で気になるもの、特にお魚や野菜などの食材を中心に、耐水性のペンと透明水彩絵の具で絵を描いています。
-----北海道に生まれながらも、関東と行ったり来たりで純粋な道産子ではありません。でも小さい頃から培われた新鮮な食材に対する興味は大人になって益々深まり、今も絵を描く原動力になっています。
-----絵を描くことは割りと好きで、仕事先などでも時間のある時は色鉛筆などで描いていましたが、 1998年頃、永沢まことさん著の『ニューヨーク人間図鑑』に出会いペン描きの面白さを実感。丁度その頃永沢まことさんがスケッチクラスを始められるとの情報をキャッチし、先生に会いたいという何とも単純な動機で通い始めました。
-----根っからの食いしん坊のせいか食材をテーマに描く事がとても楽しく、最近は三浦でとれるお魚や野菜から、たまたま手に入った珍しい食材・お料理、それらに係わる人々なども描いています。
-----近年スーパーでは切り身のお魚しかおいてなかったり、野菜も既にカットされてもとの形がわからない食材が増えています。
-----食材の本来の姿を絵に描き、丸の食材を捨てることなく全部を使って調理して、いただく命へみんなで感謝したい・・・・・こんな事を伝えるツールとして、私の絵がお役に立てればいいなと思っています。