突撃!!定置網漁 乗船レポート

毎朝、朝獲れの鮮魚を即日発送している「朝獲れ鮮魚セット」
おかげさまで大好評を頂いております。今回は、この「朝獲れ鮮魚セット」のメインとなる定置網漁をレポートしてまいりました!!

(Reported by 山口)
1. 朝4:00、まだ闇の中での出港です。さすがに乗組員も眠いようで、出港早々ほとんどの人が寝てしまいます。 そりゃ眠いわね。
2. 1時間弱で、定置網に到着。まだ暗いですが、網の端をフックで引っ掛けてウインチで巻きながら少しづつ網を手繰り寄せていきます。
3. 昔は手作業だったのでしょうが、今はこのパワフルなウインチでどんどん巻くことができます。この船には4箇所に設置されています。

4. やっと空が白み始めてきました。日ごろ夜型の私はこんな美しい朝焼けをみて、汚れきった(?)心が洗われる思いでした。朝焼けなんて、昔の人は毎日当たり前に見ていたんだろうな・・・。

5. 手繰り寄せた網がだんだん近づいてきました。
するとそこに船が2隻近づいてきました。「な、なんなんだ?!」・・・・・答えは「かつお漁船」。かつおは生きた餌にしかかからないので、こうして定置網を揚げるときに生きている小魚を分けてもらうのです。
6. 写真ではわかりませんが、パニック状態になった魚たちが海面をすごい勢いで右往左往しています!
かつお漁船は、柄の長〜い網で小魚を掬い取っていきます。この代金は申告制でおかに上がって清算だそうです。(笑) 決して安くはなく、間接的に生餌を買うとバケツ1杯で4000円もするそうです!!
7. 手繰り寄せた定置網に、タモ網をいれて掬い上げていきます。この日はほとんどが「あおあじ」で、それ以外に入っている魚を主に掬っていきます。

8. タモ網の柄がかなり長いので、後ろにいると柄で顔面を直撃されそうに何度もなりました。でも、ここではぶつけられるやつが悪いのです。素人はヘルメットでも被っていたほうが安全かな。

9. 手作業で揚げたあとは、クレーンについた網を入れて一気に揚げます。おびただしい数のあおあじでした。
10. 氷をたっぷりと仕込んだ船底に、大雑把に魚種別に入れていきます。スズキ、ひらめ、真鯛、ハマチなどの高級魚は、海水を入れたいけすにいれて生かしておきます。




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