クック&ダイン「手作りのススメ」


自宅で干物をつくろう!

干物は買うものだと思っていませんか?いい魚が手に入ったなら、
ぜひ自分で干物を作ってみましょう。
刺身で食べられる魚(!)を干物にするんですから
生臭さのない、上品な干物ができあがります。
塩加減や干す時間、隠し味等、試行錯誤しながら、
自分の味を見つけてみてはいかがでしょう。
干物にするのは、決して難しくありませんよ!
開くのは3枚おろしより簡単です。
塩水に漬けるやり方と、塩を振るやり方がありますが、
干しあがりが早い後者でやってみました。 いたって簡単な方法ですので、
だまされたと思って是非!。
(by クック&ダイン 山口)
どーです、このアジ。
このまま刺身で食べたいのを
グッとこらえてください。
腹に包丁を入れるときに、
頭の下の部分にも 同時に
包丁を入れてしまいましょう。
えらと内臓を包丁でかき出します。
とれない 部分は手でむしりとってください。
大丈夫、大丈夫(^^;)そしてよく水洗い。
特に背骨についている血の固まりは
きれいに洗い落としてください。
(ニオイのもとになります。)
背骨の左側に包丁を入れて開きます。
このときの ポイントは刃先をなるべく立てることです。
これならスムーズに小骨が切れます。
そして頭の部分は真中に包丁を入れて開きます。
ホラ、こんな感じですわ。
楽勝、楽勝。
ここで30cm位上から塩を振ります。
(いわゆる「尺塩」ってやつですね)。
身の部分だけでなく、頭にも満遍なく振ってくださいね。
皮のほうにも満遍なく、パラパラと。
ココが「秘技・ナンプラー(魚醤)まぶし!」
完成時の味の深みが違いますよ。
しょっつる、ニョクマムでも可。
これらが苦手な人は、もちろん塩だけで構いませんよ!十分美味しいですから。
全体にパタパタと軽く、でも満遍なく塗りつける感じで。
夏場は直射日光を避け、
4,5時間ぐらい干してね。
冬は寒風でさらに美味しく仕上がりますよ。
ベランダで干物って、恥ずかしいですかねぇ?!
ムリして生臭い干物を食べるよりはよっぽど良いんじゃないでしょうか?!
干しあがり!
表面は水分が飛んでますが>中はとってもジューシー。
焼いたときは表面に脂がジワッとにじみ出てきますよ。
   
この方法は素人が思いつくままにやってみた
方法です。他にもいろいろな方法があると思いますので
ご存知の方は是非教えてくださいな。

さあ、失敗なんか怖くない!朝獲れ魚で干物を作ろう!
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