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スポンジに洗剤を含ませ、お湯で出荷時に塗られたワックスを洗い落としてから水分を良くふき取ってから、表面に極々薄く植物性油脂を塗ります。 オリーブオイルでもかまいませんが、匂いもなく薄くぬれる「クリスコ」がベストです。ダッチャーのド定番。 |
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蓋の裏にも満遍なく薄く塗ります。スキレットカバーやキッチンダッチオーブンの蓋は突起があるので、その部分もしっかりと塗ってくださいね。キャンプダッチオーブンの場合は、3本脚とその周りもしっかりと塗ってください。 |
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取っ手の裏の部分もお忘れなく!なお、クリスコを塗るにはキッチンペーパーですと紙のカスがボロボロと出てしまうので、古いTシャツを10cm四方ぐらいに切ったものを使うと丈夫ですし、とっても使いやすい!オススメの裏ワザ! |
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本体にも塗ります。本体の内側の底の部分はたっぷり目に。 |
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クリスコを塗った蓋を強火で火にかけます。最初は銀色の本体が、火にかけると・・・・。 |
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火があたっている部分がだんだん茶色→黒くなってきます。火があたる部分を少しづつずらしながら行うと、満遍なく黒くなっていきます。
※ 超高温ですので、くれぐれもやけどに注意してください。通常のミトンですと焦げたりして耐えられない場合がありますので、レザーのグローブか、雑巾を何枚も重ねて行ってください。 |
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本体も火にかけます。最初はこんな色ですが・・・・。 |
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強火にかけると黒くなってきます。油の煙が出てきますが気にせず続けてください。 はじめての方の話を総合すると、煙が出てきた段階で火を止めてしまう方が多いようです。そうするとちょっと黄色っぽいか茶色い状態になります。 |
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黒くなったら、今度はオリーブオイルをたっぷり入れてくず野菜を炒めます。 |
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鉄臭さを取るためですので、ねぎの葉やたまねぎのクズ、にんじんの皮など香りが強いものがいいでしょう。鋳鉄の力で美味しそう炒まりますが鉄臭いので食べないように! |
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最後に、本体裏側に再度クリスコを塗って軽く火にかければ、焼き切れた底の部分の油も染み込みます。 |
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こんな感じで慣らしの完了です。もう1回同じことを繰り返せばかなり年季が入ったような色になりますので、冷めてからぜひもう一度やってみてください。これでブラックポットに成長するための第1歩が完了です。これからバンバン使い込んでください。
(ただし、最初の2,3回はトマトの煮込みやパスタをゆでるなど酸や塩がきつい料理は避けて、脂っこいものを料理したほうが錆びづらくなります。) |
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