コーヒー豆 入れ方│【楽天市場】コーヒー通販・古川珈琲株式会社 |
コーヒーを淹れるとき、最初に悩むのは分量だと思います。 ・コーヒーは何グラム使うの? ・お湯の量は? ・杯数によっても変わってくるよね? ・コーヒーメーカーに印字されている目盛も当てにならないし・・・ ・ガイド本によって書いてある分量が違うし・・・ という悩みをお持ちの方も意外に多いと思います。 そういう僕も、最初の頃、どれが正解なのかわからないまま、 なんとなく、これくらいかな~みたいな目分量(大体の)に近いというか、 勘というか、そんなアヤフヤな感じで長い間、コーヒーを淹れてました。 本当にこれでいいのかな? そう思いながらも特に気にせず、いつもの流れでコーヒーを淹れてました。 でも、淹れる度に味が微妙に違うし同じ袋の同じ豆を使っているのに、 あるときは濃かったり、あるときは薄かったり、またあるときは変に苦かったりと、 なかなか味が定まらないことに少しばかりですがストレスも感じていました。 そして最終的に・・・ 味が定まらないのは豆が悪いからではないのか? という結論に、いつもなるわけです。 そんな僕だったのですが、ある日、有名な料理学校の先生とお会いする機会が あり、二人で食事をしながら、先生は料理について、僕はコーヒーについて熱く 語り合っていたときに、僕の心の中でハッと気付くものがありました。 それは何かと言うと・・・ コーヒーを淹れるという作業は言ってみれば、調理することと同じであって、 使う材料の選別はもちろん重要だけれど、その選別した材料を、いかに上手に 調理するかが最終的に味を決める要因であるということに僕は気付いたのです! それを後日、先生に話したら、このように言われました。 そんなこと当たり前だろう! 僕は恥ずかしくなりました。 (あっ、これ20年くらい前の話ですよ。最近の話ではないです。ハイ^^) この出来事がキッカケとなりコーヒーの淹れかたを、それこそイチからではなく ゼロから、僕なりに研究をはじめました。 その結果、最も大事なことが抜けていることに気付きました。 (気付いてばかりですが^^ 人生、日々勉強だと思っています) その最も大事なことというのは・・・ コーヒーの淹れかた云々よりも、まず基本的な分量を知ることです。 この基本的な分量を知っておくと自信をもってコーヒーを淹れることができます。 また、コーヒー本来の味(そのものの味)をしっかり楽しめると思います。 その基本的な分量というのはこれです↓ コーヒー1杯の基本的な分量=コーヒー(粉)10g お湯 200cc ただし、1杯だては、なかなか思うような味が出ません。 なので、この基本の応用が必要になります。 コーヒーを淹れる上で最も安定して美味しく抽出できる分量は・・・ ★★★コーヒー3杯分として=コーヒー(粉) 30g お湯 600cc となります。 この3杯たてが、コーヒーを淹れる上で最も安定して美味しく抽出できる分量 と僕は思います。 もちろん、1杯たて、2杯たて、さらには5杯たて、10杯たてが、 美味しく淹れられないというわけではありません。 ただ、バランスの良い安定した味を引き出すには、コーヒー(粉)の量 30g、 お湯の量 600cc がベストであるというところを基本にしておくと、 味が変だな、とか、大切なお客様にお出ししなければいけないようなとき、 また、今日は休日だからゆっくり美味しいコーヒーを堪能したい。というようなとき 迷わず自信をもって、いつものコーヒーをより美味しく淹れることができると思います。 僕ができることは材料として優良なコーヒー豆を選んで焙煎してお客様に届けるまでのことしかできません。あとはお客様の調理(抽出)技術が頼りです^^ (僕は信じています。当店のお客様が持っておられる素晴らしいセンスと技術を!) 店長兼クリエイティブ・ディレクター 古川裕介(ふるかわゆうすけ) YUUSUKE FURUKAWA Shop Manager/Creative Director |
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