英国を訪れる方の目的のひとつに、田舎町のカフェで「本場のアフタヌーンティーを飲んでみたい」という事があります。たぶん(^-^)
私も英国に行った折りにウィンザーの町で本場のアフタヌーンティーを飲んでみたくなり、小さなカフェに立ち寄りました。その時のお話です・・・。
お店の前のメニューを見て(実は全然、字が読めなかったのだが(T.T)・・・)、 アフタヌーティーがある事をかろうじて確認し、店の中に入った。
しばらくして、出てきたものはあの三段重ねのスタンドではなく、少し大きめのプレートだった。少しがっかりしたものの、サンドウィッチに焼き菓子、大きめのケーキにクリーム?が上に山のようにかかったもの?が乗っていて内容はとても充実していた。運んできたおばさんが少し説明してくれた。
「☆▼〜%$#&!」さっぱり判らなかったが、一応うなずいておいた。
「さあ、食べるぞ!」と勢いよく食べ始めたのだが、ケーキと焼き菓子がとても甘く、「ムムム・・・」思わずうなってしまった。そればかりか、小さなお皿にジャムとクロテッドクリームが乗っていたので、「いったいどれにつけるのだろう」と文化の違いを舌で感じた。甘い。とにかく甘い。脳みそが溶けそうなので、紅茶を飲む事にした。
〜当然〜 ”ポットサービス”なのでフタを取って中を覗いてみた。
「ティーバッグ」だった。しかも「LIPTON」としっかりタグに書いてあった。
かなりショックだった。(T.T) 英国まで来て「ティーバッグ」とは。味は、
紛れもなく普通の「リプトン・イエローラベル」だった。(;_;)
あとで判った事なのだが、英国では「ティーバッグ」も正式に紅茶として認められており、とても一般的に飲まれているようだ。w(゜o゜)w 事実、滞在中一度もリーフティーに出会わなかった。)
では、一流ホテルならいったいどうなのか?素朴な疑問が浮かび、ロンドンに戻った時に決行する事にした。宿泊したところはロンドン市内でもかなりの安宿だったが、幸いにもすぐ近くに「サボイ・ホテル」があったので、みんなで行く事にした。
ぞろぞろ歩いてホテルの前まで来たが、映画に出てくるような衣装を着たドアボーイに両手を広げて阻止されてしまった。
「☆$▼〜%#&!」 (・_・)?
また何かしゃべっていたが、こちらがきょとんとしていると、ジェスチャーで「こっちに来るな」「君たちが入れる場所ではない」と教えてくれた。
やはり、ジーパンでは無理のようだった。聞くところによると、「サボイ・ホテル」は「リッツ」より古く、格式の有るホテルだったようだ。無知とは怖いものだと実感した。m(._.)m
と言うわけで、一流ホテルのアフタヌーンティーは未だ「未経験」ですが、紅茶とケーキは日本のものが私には合っているようでした。次回英国に行く事があれば、必ずパシッとスーツで決めて挑戦したいと思っています。(^_^)v
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