前職(某輸入雑貨会社)勤務時代に買付けで訪れたアジア各国。
それらの国々は、先進国と比べて決して裕福とは言えない環境であるにもかかわらず、
今の日本には感じられない「熱気」や「活気」がありました。
天秤棒を担いで元気よくおかずを販売するおばあちゃん。
路上にゴザを敷いて竹カゴを売るおじさん。
ビリビリに破れたTシャツを着て1週間前の新聞を売る子供達。
突然カゴからコブラを出してお金をせびり取る蛇使い。
外国人を見つけると一斉に客引きをするタクシー達。
みんな必死に生きています。
前職で訪問した国々の中でも強烈だったのがインドでした。
タイやベトナムなどは華僑が多く住んでいる事もあり中国と似た文化を感じますが、
インドはまさに唯一無二、個性の塊、独特すぎる文化が存在します。大げさに言えば、
日本とインドでは地球と火星ぐらいのギャップを感じました。
飛行機内では、離陸直後なのに堂々と立ち上がり大声でCAを呼びつけて飲み物を注文。
音量MAXでインドポップスを聴く。ずっと貧乏ユスリ。食事中もシートを倒しっぱなし。
深夜便でもお構い無しに大騒ぎ。
インド人に挟まれた席に座った日にはストレスで胃に穴が開きそうです。
空港では、割り込み当たり前の自己中なインド人との戦い。
外に出れば押しの強いタクシードライバーとの交渉。
そして、ホコリとゴミが散乱し強い異臭を放つ街を抜け、30分水を出し続けてようやく温水が出る
「風呂付の中級ホテル」へ到着。
もうグッタリです。
滞在中、朝昼晩毎日カレー三昧、3日目からずっと下痢。
外に出れば、道の真ん中に牛が寝ていて、周りはラクダ、猿、猪豚が駆け回るサファリパーク状態。
車は3秒に一回の割合でクラクションを鳴らしまくり、交差点は譲り合い精神0%の車で大渋滞。
人々はところ構わずゴミを捨て、最後には燃やして終わり。
100M手前から分かる公衆トイレは、気絶寸前の異臭を放つ。
日本の刑務所の方が環境がいいのでは?
「インドなんて二度と行きたくない!」
初訪印の時はそう思っていました。しかし数年経った今では当社の最大取引国であり、
日本独占提携の工場を多く持ち、訪問回数が最も多い国に。
バックパッカー達の言葉を借りれば、「インドに呼ばれた」のかもしれませんね。
もちろん今でもインドはあまり好きではありませんが…。
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