高田屋人形店

ひな人形
お節句の楽しみ方への提案

ひな人形 Q&A】 【ひな祭りの歴史】 【お節句の楽しみ方】 【ひな人形の飾り方


家族の絆(きずな)を大切にいたしましょう。

現在、私たちの生活は、あふれる情報の中で、せき立てられるように時を費やしています。人も企業も走り続ける事が求められ、諸事便利になってはいますが、その反面で人として最も大切な豊かな感情、すなわち情緒が次第に薄れてきています。近頃では子供達の世界にもその影響が及び、いろいろと難しい問題が持ち上がっています。

また家庭では核家族化が進み、祖父母と孫との触れ合いもなかなかできません。お子様のお節句のお祝いを機会に、何よりも親と子、祖父母と孫が触れ合うこと、また親しい方々をお招きしてホームパーティを開くことなどで、人と人との絆をより深めて行きたいものと考えます。

昔は通常、家族のみならず親戚までをも含む大家族御が多く、大ぜいが一一つ屋根の下で生活していました。夫子様のお節句なども一同が揃って祝うことが多く、そこには家族としての強い絆がありました。こうした集まりを重ね; る中で情緒ある家庭生活が営まれ、子供達は白然に1家族の絆、家族の大切さを学びながら育ったものでした。

現代では核家族化の影響で、祖父母と孫とが和やかに触れ合う機会も減り、家族としてのだんらんの時さえなかなか取れません。ひな祭りや端午の節句に代表される季節の行事を大切に、出来るだけ多くの機会に皆様が集まり、お子様を祝福してあげること、さらに、お子様が何歳になってもそれを続けて行くことが、家族の絆をより深めることにつながると考えます。

また、こうしてお節句のお祝いパーティを開いた方々から、異口同音に開いてよかったという満足の声が聞かれるのも事実です。