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ヤドカリをペットに!?・・・と思われる方も中にはいらっしゃるかもしれませんが、実はここ最近その見た目のかわいさと、愛嬌のある動き、更に熱帯魚などよりも比較的楽な設備投資で飼える事から密かなブームになりつつあります。
オカヤドカリはその名のとおり陸に住むヤドカリです。陸生のオカヤドカリは海生のヤドカリと違い、特にたくさんの海水などを必要としません。(水飲み場に少しおいておく程度でOK) オカヤドカリの特徴といえば、なんといってもかわいい顔!つぶらな瞳! 実はヤドカリってこんな顔してたんです…。 オカヤドカリの大好物は ポップコーン。ムシャムシャと食べている姿を眺めているととっても癒されます! 天然記念物に指定されるオカヤドカリですが、市場に出回っている個体は国から許可を受けた組合が採取しているものです。 |
飼育する水槽は脱走防止のために蓋付きのものを選びましょう。大きさは広ければ広いほどいいですが、オカヤドカリの動きはゆっくりなので、30cm程度の水槽でも十分飼うことができます(個体の大きさや飼育する数によります)。※小さな個体なら30cm水槽で4~5匹程度同居可能です。
脱皮時などには砂の中に潜るので、オカヤドカリが潜っても全身隠れるぐらいの量の 砂を敷いておきます。オカヤドカリの高さの2倍以上の量が良いでしょう。 また、オカヤドカリは意外に力もちなので、軽いアクセサリーなどは移動中に動かされてしまう場合があります。 流木などを置く場合は、レイアウトウッドなど重石のついたものを選ぶか、石などをくくりつけて転がらないように固定しましょう。 オカヤドカリはあらゆる場所を歩いたり登ったりして移動します。 流木やシェルター、アクセサリーをたくさんおいてアスレチックのようにしてみてください。 |
ヤドカリの家といえば貝殻ですね。
ヤドカリは成長に合わせて次々に貝殻(ヤド)を換えていきます。引越し先の貝殻が用意されていないと、貝殻の中から出てきてそのまま死んでしまう事もあります。引越し先の貝殻はあらかじめ複数用意しておいてあげましょう。 オカヤドカリはどんな貝殻を好むのでしょうか…?オカヤドカリはよく砂の中にもぐります、もぐる際に邪魔にならないデコボコが少ないもの、自分の体がしっかり入るもの、軽すぎずほどよい重さのあるもの、を好むようです。 貝殻はペイントが施されたユニークなものなどもあって種類が豊富ですし、 無地の貝殻に油性インクを使って自分でペイントしてみるのも楽しいかもしれません。 ただし、オカヤドカリは自分が気に入った貝殻にしか住みませんので、気に入ったものが見つかるようにいろいろな種類の貝殻をいくつか用意してあげましょう。 |
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オカヤドカリは、岩の窪みや物陰で休むのが大好きです。
カジュマルや流木、 アクセサリーを色々置いてリラックスできる隠れ家を作ってあげて下さい。 |
オカヤドカリは雑食なので基本的にどんなものでも食べます。特に大好きなのがポップコーン。ほかには果物、野菜は大抵のものは食べますし、魚の切り身や海草など、夕飯の材料をちょっとだけ与えてみてもいいかも。 オカヤドカリは勢いよくエサを食べる生物ではありませんが、ずっと残りっぱなしのエサは傷む前に片付けておきましょう。
毎日同じものを食べさせるのではなく、バランスよく色々なものを与えてあげてください。 |
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水飲み場は、オカヤドカリの水浴び&お風呂としても使われます。
水浴びのついでに貝殻の中からフンを出してお掃除をすることがよくあります。 また、穴掘りや移動する際に砂が入ってしまう場合もあります。水が汚れてきたらすぐに換えてあげましょう。 |
食べ残し、水をこぼした跡、オカヤドカリのフンなどでだんだん砂が汚れてきます。
飼育している個体の数などにもよりますが、2週間~1ヶ月に1度ぐらいまたは砂が汚れてきたら砂を丸ごと洗って天日干ししてあげましょう。 フンや食べ残しなどはこまめにピンセットで拾っておくと清潔さを保つことができます。 |
オカヤドカリの寿命は10年とも20年とも言われています。大切に育てればそれだけたくさん一緒に過ごすことができます。
気温が下がる冬場は特に注意が必要ですし、夏も温度が高くなりすぎないように心がけましょう。 |