我が家にぴったりの

カーペットの選び方ガイド

部屋全体に敷き込めば、床材として。
テーブルの下やソファーまわりにあしらえば、
インテリアの装飾材として。
お洒落なうえに、床の汚れ防止や保温・防音にも
役立つカーペット。
広い面積を占めるだけに、インテリアに
大きな印象をもたらします。

カーペットの特徴カーペットの素材カーペットの機能カーペットのサイズ

FEATUREカーペットの特徴

FEATURE.01

安全面

敷物があると、お子様やお年寄りの方が転んでもその衝撃を緩和してくれます。また足への負担も軽減され、疲れにくい効果もあります。
FEATURE.02

衛生面

フローリングでは、こまめに掃除をしないとほこりが舞い上がりますが、敷物は、ほこりや湿気を包み込むことで室内の空気を清潔に保ちます。ただし、フローリング同様掃除は必要です。
FEATURE.03

防音効果

マンションなど、集合住宅で気になる振動や騒音を抑える効果があります。厚み・弾力性のあるタイプのほうがその効果は大。子どもの遊ぶスペースにラグなどを敷いておけば、安全面とともに役立ちます。
FEATURE.04

省エネ効果

保温効果が高いので機能面での大きなメリットです。毛足の長い敷物ほど保温効果があります。また、床暖房のフローリングの場合、低い温度設定でも充分足元を温めてくれます。
FEATURE.05

床の保護

ものを落として傷がつかにように保護をする。また既に傷がついている床面をラグで隠したりと床の保護にはかかせません。

MATERIALカーペットの素材

カーペットに使用されるのは、大きく分けると“天然素材”と“化学繊維”があります。どんな繊維素材を使用するかによって「質感」や「お手入れの仕方」、「価格」などカーペットの特徴が大きく違ってきます。

天然素材

天然素材
床暖OK

ウール

ウールはカーペットの代表的素材。やわらかく手触りがよいだけでなく、繊維の間にたくさんの空気を含む性質から夏は涼しく、冬は暖かいという特徴があります。ほかの繊維に比べて非常に吸湿性がよい一方で水をはじく性質もあるため、蒸れたりじめじめすることもなく、湿気の多い日本の風土には最適。さらに汚れに強く、燃えにくく、弾力性に富むという特徴も。ただ購入後しばらくは遊び毛が出やすいので難点です。

ウールの商品を探す

天然素材
床暖OK
手洗い
遊び毛防止

綿

綿は、吸水性が高いので、タオルやTシャツなど水分を吸収させるための素材として多く使われているおなじみの素材です。肌ざわりが良いので赤ちゃんのいるご家庭でも安心してお使いいただけます。夏に涼しく、実は保温性にも優れているので冬でも季節を問わずに、1年中快適にお使いいただけます。

綿の商品を探す

天然素材
調湿性

い草

い草は非常に高い吸湿性を備え、乾燥時には蓄えた水分を室内に放出する特性を備えています。また空気清浄・消臭機能にも優れており、シックハウスの原因となる有害物質を吸着して室内の空気をきれいにします。

い草の商品を探す

化学繊維

保湿性
防カビ・防虫

アクリル

ふっくらとやわらかく弾力性や保湿性がよいなどウールと似た特徴をもつにもかかわらず、価格帯はウールより手頃。帯電しにくいため静電気はおきにくく、耐薬品性がありカビや虫も寄せつけません。染色も鮮やかで丈夫でなので、リーズナブルにウールの質感を楽しみたい人にはベターな素材ですが、遊び毛がやや多いので、購入後しばらくはこまめに掃除機をかける必要があります。

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防カビ・防虫
耐久性

ポリプロピレン

カーペットの素材のなかでもっとも安価で、水に浮くほど軽くて丈夫、そのうえ湿気を取り込みにくく、汚れや酸、アルカリなどの化学薬品に強いという特徴をもつプラスチック素材。繊維にする原料の段階で着色するので、日光による色あせも少なくカビや虫の心配もありませんが、ややしなやかさに欠け、発色が乏しいのが難点。化学繊維のなかではリサイクルに適した素材なのでこれからますます需要が高くなりそうです。

ポリプロピレンの商品を探す

遊び毛防止
防虫
耐久性

ナイロン

非常に強くて軽く、薬品や油、害虫を受けつけない耐久性と耐摩耗性のよい素材。すり切れに対する強さがカーペットに使われる繊維のなかでもっともすぐれているので、人の行き来の多い場所に敷くのに向いています。とくに１本の長い繊維からつくられるナイロン素材は遊び毛が出ないので清潔で、子供部屋にも安心。欠点は静電気がおきやすいことと、タバコの火を落としたりすると黒く焦げ跡が残ってしまう点です。

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