ゴールド(Gold)
合金組成 |
硬さ(Hv) |
比重 |
名称 |
K24(Au1000) |
25~70 |
19.3 |
純金 |
K18(Au750-Ag100-Cu150) |
150~250 |
15.8 |
イエローゴールド(4:6) |
K18(Au750-Ag125-Cu125) |
140~240 |
15.4 |
イエローゴールド(5:5) |
K18(Au750-Ag150-Cu100) |
120~220 |
15.5 |
イエローゴールド(6:4) |
K18PG(Au750-Ag40-Cu190-Pd20) |
150~240 |
15.2 |
ピンクゴールド |
K18(Au750-Cu250) |
170~270 |
14.9 |
レッドゴールド |
K18(Au750-Ag250) |
40~130 |
15.9 |
グリーンゴールド |
K18WG(Au750-Pd250) |
140~260 |
15.9 |
ホワイトゴールド(ALLパラ) |
K14(Au585-Ag300-Cu95-Zn) |
130~210 |
13.7 |
K14イエローゴールド |
K14(Au585-Ag100-Cu100-Pd200-Zn) |
140~250 |
14.3 |
K14ホワイトゴールド |
軟らかく延びやすいという特性を持つ貴金属。
耐久性に優れ、純金の状態においては空気中や水中で永遠に変化することなく、錆びることもありません。その特性、耐久性、色合いの美しさから、ジュエリー素材として広く使用されています。
1. |
融点が1064度と高いため、熱に強い。 |
2. |
比比重が19.3と重い。手に取るとずしりと重みを感じます。 |
3. |
化学的安定性の高さ。年月を経ても腐食されにくく、輝きが失われることはありません。ただ、王水、濃硝酸、濃塩酸混合液には溶けます。また水銀と接触するとアマルガムになります。
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4. |
ひじょうに軟らかく、延びやすいため加工しやすい。なんと1gのゴールドを3000m程にまで伸ばすことが出来ます。 |
ジュエリー用途には純粋な金では軟らかすぎるため、金に銀、銅、パラジウム等を加えた金合金
(K18、K14等)が使用されます。日本、イタリアではK18、アメリカではK14、イギリスではK9製品が主に製造されています。
・金/銀合金(Au-Ag-Cu)
最もポピュラーな合金は金、銀合金になります。
K18品位のものが最も美しい色合いとされていますが、金-銀のみの2元合金では軟らかすぎるため、少量の銅を添加するのが一般的です。 金、銀、銅の混合比率によって、様々な色あい、性質の合金が作り出されます。
金は世界中で活発に取引が行われています。
取引は世界各地の現地通貨で行われていますが、基本はドル建て取引になります。為替市場と同じく、相場は世界の市場~市場間に引き継がれ、刻々と価格が変動してゆきます。ロンドン、ニューヨーク、日本、香港、チューリッヒが5大市場とされていますが、中でも最も古い伝統を持つロンドン市場が、金現物価格の指標となります。
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