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自家焙煎 珈琲工房ひぐち
 
 


 
コーヒーの収穫

コーヒーの果実の収穫方法は、産地によって、また地理的、経済的条件によって異なり、短期間に多くの人手を必要とします。
コーヒー生産に費やされる年間労働量の3分の1にもなります。
1つの地域で最大4〜5か月にわたる収穫期があるうち、1〜2か月が収穫のピークです。
このピークのときに摘み取られた完熟チェリーの品質が、もっとも高いものになります。

いずれの方法においても、いかに完熟したコーヒーチェリーを選んで摘み取ることができるかが、コーヒーの品質を大きく左右します。

 完熟果実を一粒ずつ手摘みする方法

  カゴを背負って完熟した実だけを一粒ずつ摘み取る方法で、未成熟果実が入ることもあります。
  労働者(ピッカー)の能力にもよりますが、もっとも優良な収穫方法です。
  傾斜地で機械が使えない場合なども採用されます。

  メリット  未成熟果実の混入率が低い・異物混入率が低い
  デメリット 作業コスト(人件費)が高い

 地面に直接しごき落とす方法

  ブラジルなどの平地では、おおむね成熟した時点で、果実を枝から地面にしごき落とし、掃き集めてから、
  果実と土・ゴミをふるいわける方法がとられています。
  収穫前に樹の周辺からゴミや石、古い果実を取り除いておくことが理想ですが、
  あまり行われることはなく、落ちて土に触れた果実が、土壌細菌におかされる危険が高いのも難点です。

  メリット  作業コストが安い
  デメリット 未成熟・過熟果実が混入する・異物混入率が高い・土壌の細菌によるリスクが大きい

 布をしいて しごき落とす方法

  布やプラスチックシートを敷くことで、果実と地面の不純物が混ざるのを防ぐことができ、土壌細菌の危険も少ない方法です。
  平坦な栽培地であることが条件になります。
  コーヒーの枝や葉にダメージを与えてしまうのが難点です。

  メリット  作業コストが比較的安い・土壌の細菌によるリスクが少ない
  デメリット 未成熟・過熟果実が混入する・異物混入率が高い・枝葉へのダメージを与える

 機械による方法

  使われる機械は、無数のグラスファイバーの細い棒を植えた2本のシャフトが向かい合っている
  自動車の洗車機のような形状で、コーヒーの樹の上をまたぐように走行します。
  走行しながら2本のシャフトが回転してグラスファイバーが振動し、
  未熟果実よりも枝からはずれやすい完熟果実を、たたき落とすように集めます。
  振動の調整もできますが、必ずしも完熟果実だけを収穫できるわけではありません。
  また、枝や葉、幹に少なからずダメージを与えてしまいます。

  初期投資は必要ですが、人件費などの作業コストは5分の1程度にまでおさえることができます。
  平坦な栽培地以外は使用できませんでしたが、労働者が担げる小型タイプも開発されています。

  メリット  手作業に比べて作業コストが安い
  デメリット 未成熟・過熟果実が混入する(しごき落とす方法よりは少ない)・初期投資が高い






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