日当たりを好み、寒さが苦手なお花です。
開花期の春から初夏は、屋外の日光に充分当たる場所に置いてくださいね。 この時期に日照不足になると花のつきが悪くなります。
真夏は直射日光を避けて風通しの良い、半日陰の場所で育てましょう。
冬は5℃以上の気温が必要です。 11月以降は室内の日当たりの良い窓際などに置いてください。 5℃以下になると葉っぱが落ちるようになりますが、枯死さえしなければ、次の春には新芽がでてきますよ。

基本的には水が好きなお花です。 土の表面が乾いたらたっぷりと与えてください。 特に花の開花期や真夏の水切れには十分ご注意を。
真夏には朝晩の1日2回、様子を見ながら水をあげてください。 冬は生育期ほど水をほしがりませんので回数を控えめに、土の表面が乾いて2～3日してから水やりをしてください。 花に水がかかると傷みやすいので、必ず、根元に水をあげるようにしてくださいね。

生育期の5～9月に2ヶ月間隔で徐々に溶けていく錠剤タイプの置き肥をしてください。
春に咲いた後、夏から秋にかけて返り咲きすることがあります。
あわせて、花の咲く時期には1週間に1回、液体肥料を与えるとよいでしょう。

基本的に丈夫なお花ですので、病気による大きな被害は少ないですよ。うれしいですね。 「ハダニ」がつくことがありますが、葉の表裏に水をかけてあげることで、発生を予防することができるんです。
被害が大きい場合は、薬で駆除してくださいね。

放っておくと樹型が乱れ、バランスが悪くなるので、剪定をします。
適期は花が一通り咲き終わった頃で、長く伸びた枝を短い枝とのバランスを考えて切りそろえましょう。
枝は長いものなら3分の1位を切り戻し、細くて弱々しい枝は根元から切り落としてくださいね。

鉢植えの場合、鉢の底から根が出てきたら、根詰まりしている可能性があるので、植え替えを行ってくださいね。 そのままにしておきますと、枯れてしまうことがありますので、お気を付けくださいませ。
花が終わったあとに、根に付いた土を軽く落として、一回り大きな鉢に植え替えてください。
2年に1度くらいは行っていただいた方が良いでしょう。 水はけのよい土が適しています。

濃い紫から白へと色変わりします。
お花の咲き始めから2～3日で色が変化し始めます。
最盛期には紫と白が混在して、とてもきれいですよ。