ー 新しい洗濯表示 ー

ー 洗濯表示の記号の対比 ー

ー 洗濯表示に関するQ&A ー

Q.「手洗い」記号のある衣類を洗濯機の手洗いコースなどであらっても良いでしょうか?

A.「手洗い」の記号は、手を使って「押し洗い」や「ふり洗い」などの方法で優しく洗うことを差しています。 基本的に洗濯機で洗うことは想定されていません。 洗濯機の手洗いコースなどで洗う場合は、取り扱い説明書やメーカーのウェブサイトなどの情報を確認して下さい。

Q.漂白剤の塩素系と酸素系の違いは何ですか?

A.塩素系・・・漂白力が強く染料まで脱色してしまうことがあり、色柄物には適しません。
酸素系・・・染料を脱色しないので白物はもちろん、色柄物にも使用できます。
※漂白剤を使用する場合には、「使用上の注意」をよく確認し、目立たない所で脱色しないかテストすることをお勧めします。

Q.「ぬれ干し」の記号がある衣類は絞ってはいけないということですが、水が垂れた状態で干せば良いのでしょうか。

A.「ぬれ干し」とは洗濯機による脱水や手でねじり絞りをしないで干す、という意味です。水が垂れるのが気になる時は、タオルに挟んで軽く押さえ水分をある程度とってから干すと良いでしょう。

Q.タンブル(タンブラー)乾燥とは何ですか?

A.タンブラー乾燥とは、コインランドリーなどで見かける「洗濯物を回転させながら温風で乾燥させる」方法です。最近では家庭用のドラム式洗濯機も人気ですが、こちらもタンブラー乾燥になります。

Q.新しい洗濯表示のアイロンの記号では、「当て布」の記号がありませんが、当て布の必要性はどこで判断すれば良いのでしょうか。

A.新表示では、従来のアイロンの「当て布」記号は廃止されました。新しい表示では付記用語で「当て布使用」などと記載されます。付記用語をよく確認しましょう。

Q.ドライクリーニングとは何ですか?

A.ドライクリーニングとは、クリーニング店で水を使わずに有機溶剤で行う洗濯法。水で洗うと型くずれしたり縮んでしまったりする衣類に適しており、衣類に優しい洗濯方法です。

Q.「ウェットクリーニング」の記号が付いている衣類は、家でも水洗いができますか?

A.ウェットクリーニングとは、本来はドライクリーニングをすべき衣類をクリーニング店の特殊な技術で水洗いをし、専用の設備を使用して仕上げる処理です。家庭では洗えませんので、クリーニング店に依頼しましょう。