ここはちょっとよそ行きのフォー屋。初めての食べものであるため敢えて有名店を訪れた。在任中かのクリントン大統領も訪れている。ここでオーダーしたのはフォーガー。後でわかったことだが、他のフォー屋と違い少しスパイシーなスープだった。おそらくはターメリックだろう。市井のフォー屋に比べると少々値段も高く¥150くらいだったように思う。
一番のお気に入りはブイヴィエン通りの西はずれにあるフォー屋だ。値段はなんと4000ドン(約¥35)ここのフォーは他に無い具があり、しかも大量に入っているため何度も通った。牛筋のフォーにはおそらく20個は牛筋が入っていただろうし、小さな肉団子のフォーはそれ自体がとてもおいしかった。食べ終わるとお茶まで出してくれて大満足。ただし、道端で営業しているため、はっきり言って衛生的でない。おちゃもバケツから直接コップに汲んだり、ピンク色のトイレットペーパーが散乱していたりするので、女性にはちょっと辛いかも。でも、男性にはおすすめ。
ブンボー?

ブイヴィエン通りとデタム通りとの交差点にある屋台で食べた麺。ブンボーのようだがかなりイレギュラーな麺。トマトベースのスープにトマト煮と揚げ豆腐が入っていて、もやしを適宜入れて食べる。
見た目は激辛に見えるが、ものすごくシンプルなスープで塩気も薄く、正直言ってうまくなかった。この麺の正体はいったいなんなんだろう?
トゥオンチー
せっかくベトナムに来たからには、少しはいいものを食べたいなと思いやってきたのが、デタム通りの筋違いにあるこの店。何でも旧王朝の末裔、要は王族の姉妹が経営している店だ。そういわれると、女主人はとても流暢な英語を喋っていた。また、メニューが読めない人用に写真があるのがうれしい。
生春巻き
ご存知ベトナム名物。ライスペーパーがスケルトンのためか女性には絶大な人気がある。確かにおいしいことはおいしいのだが、チャ−ゾーには勝てない。ここのものは、外国人用なのかドクダミは入っていなかった。
揚げ春巻き
ベトナムではチャ−ゾーと呼ぶ。これは絶品。フォーと並んで持って帰りたいと思った代物だ。実を言うと中華の春巻きはあまり好きではないのだが、これはまったく別物。具はシンプルにひき肉・きくらげ・はるさめしか入っておらず、ライスペーパーでくるんであるためか、揚げているにもかかわらずとてもあっさりしている。
バインセオ
ベトナム風のお好み焼と言ったところだろうか。卵と米粉の生地にもやし・ネギ・エビ・豚肉がサンドしてある。フライパンで焼いた生地はカリッとしていてそれをヌックマムベースのタレ(ヌックチャム)に付けて食べる。行列のできるお店でも食べた。これはこれでおいしいのだが圧倒的に広島風お好み焼の勝ちだ。
フエ風炊き込み御飯
釜飯に近いものがあるだろうか、土鍋で炊いた混ぜご飯。ニンジン・豆・ベビーコーン・ひき肉の細切れが入っており、シンプルであっさりしていておいしい。
お惣菜

ビンタイ市場で食べたフォーボーとチャーゾー。
このチャーゾーはとんでもなく美味だった。決め手はクラッシュド・ピーナッツ。
注文すると大きなハサミでチャーゾーを3等分にぶつ切りにし、おもむろに炒ったピーナツをつかんでぱらぱらと振りかける。これがチャーゾーに絶妙にマッチしていた。

これらのお惣菜はベンタイン市場で食べたもの。右側の皿はお決まりのゴイクォンとチャーゾー。真中の皿にはチャオトムというさとうきびのまわりにエビのすり身を巻いたちくわのようなものと、大葉で巻いた春巻き、つくね。計5種類を食した。はずれなしでどれもうまかった。
隣では貝屋が貝を炒めている。どうしてもハマグリが食べたくなったため注文。20個くらい入っていただろうか、皿にテンコ盛りで出てきた。レモン塩につけて食べる。これまた絶品。残念ながら手がべとべとになり、写真をとることはできなかった。
天国だね
とにかく安い。新鮮なカニ・エビをたらふく食べて飲み物飲んで、ついでに焼肉食べても¥800くらいですんでしまう。帰国の1週間前になると、食中毒の反動かこれも食べてないあれも食べてないと、かなりの量を食べるようになった。食事は朝・昼・晩・晩の計4回。おやつは昼と夜の2回。そんなに食が太いほうではないが、よく歩くためか無理なく食べれた。もともと米を食べるほうではないのでクアンコム(皿に白ご飯を盛り好きなおかずを載せて食べる)はさほど食べなかったが、ブタ肉の炭火焼や極太ソーセージなどおいしいものもいっぱいあった。
ブイヴィエン通りにあるワタリガニ屋も最高だった。
チープに済ませれば1日¥150くらいでそれなりに栄養価の高い食事が取れる。
まさにチープフード天国だった。
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