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「相生」
木が燃えて火が生じ、
火が燃え尽きて灰になれば土になり、
土からは金が掘り出され、
金属のまわりには水滴がつき、
水は木を育てる。
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「相尅」
木は金物で切り倒され、
金属は火で溶かされ、
火は水をかけると消え
水は土に吸収され、
土は木に養分を吸い取られる。
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| 木 |
生命力の象徴であり伸びる力を示します。 |
| 火 |
エネルギーであり、燃え上がり、膨張する力を示します。 |
| 土 |
不動の姿勢を保ち、万物を包容し調和する力を示します。 |
| 金 |
万物を更革裁制する力があり、収束する働きがあります。 |
| 水 |
万物を休息させ、養成する力があります。 |
五行は、ふたつ以上集まると、人間社会の対人関係と同じように相互の絡み合いが生じます。この絡み合いによって相生、相尅、比和という三種の行動が生じます。
相生とは、人間関係でいうと、親子のようなもので自分が木だとすると親は水であり、子は火であるというふうに、与えられた生気を吸収して気力を強化する関係をいいます。
相尅とは、主従の関係にみなすことができます。従って勝てる相手と負かされる相手とがあります。たとえば自分が木だとすると、土に対しては当方から打つので勝てます。即ち、自分が命令する立場になります。そして、金に対しては、自分が服従する立場になるので負けます。というように、相尅には支配するか奉仕するかの2種類の働きがあります。
そして比和とは、木と木、火と火、土と土、金と金、水と水、というように同気のものが集合する関係をいいます。これは、兄弟とか、朋友という間柄に見ることができ、従って、お互いに助け合う働きと、競争する働きの2種類の作用があります。
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