タオルの選び方

タオルの選び方。


タオルの役割。

日々の生活のなかで必要不可欠なタオル。
お風呂上りにカラダを拭く、キッチンやトイレで手を拭く、スポーツの後で汗を拭く、学校の教室で床を雑巾がけ・・・いろんなシチュエーションで登場するタオル。タオルとは水分を吸収し汚れを拭き取る役割を担っています。

タオルは美しくふわふわに誕生します。しかしその後のタオル人生は様々。人のカラダをせっせと拭き第一線で活躍。その後は、雑巾として第二の人生を歩んだりします。第二の人生が早く訪れるものもあれば、ながーく第一線で活躍するものもあります。
しかし、「丈夫で長持ち=良いタオル」ではありません。使う人との相性があわなければ即座に第二の人生が始まります。
タオルは多種多様、人と同じようにれぞれに個性があります。
ながく第一線で活躍し、「気の合うタオル」に出会うにはどうしたらよいでしょう。

タオル選びで重要なのは、大きく分けて5つ。

(1)肌触り(2)吸水・速乾(3)耐久性(4)値段 (5)清潔

これらのポイントをふまえて、素材選びから学んでいきましょう。
この際、とことん悩んで、「気の合うタオル」に出会う楽しさを味わってみてください。


index - 目次 -
みんなどんなことに悩んでいるのだろう。
タオルの種類。
ソムリエからお悩み解決のご提案。
お手入れ方法。



みんなどんなことに悩んでいるのだろう。

たとえばこんな悩みがあったら・・・

  • 仕事をしているから洗濯は休日にまとめ洗い。 速乾性の高いものがほしい。
  • 料理をしたあとはタオルがビショビショ。 吸収・速乾に優れているものを探しています。
  • 新築なので高級感がありモダンなタオルがあったらなぁ
  • 祖母にプレゼントしたいのでお手入れが簡単なタオルがいいです。
  • 男の一人暮らし、モノトーンでシンプルにキメたい。
  • 繰り返し洗濯するとタオルがゴワゴワに。肌触りが持続するタオルはどれ?
速乾性、吸水性、清潔を保つ、耐久性、見た目、価格など選び方はいっぱいあります。 自分はどれで選んだらよいの?ということを解決していきましょう。

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タオルの種類。

1日の疲れを癒したお風呂上がり、バスルームから出ていちばんに最初に手に取るのがタオル。
ふんわりふかふかした毛足の長い厚手タイプや、固めでしっかりした薄手タイプなど種類は様々。
まずは種類の違いに注目していきます。

どんな種類があるの?

タオル地は糸をたくさん使い、太い糸を使うとグっと吸収性がアップします。そのため本体は重くなります。
逆に細い糸を使用すると肌にふれたときにフワっとした心地よい感触があります。

大きさ

ループパイル

パイル地は糸をループ状に織ります。
パイルは吸水性に優れており、一般的なタオルはパイル地のものが多いです。吸水性を考えた場合はパイルを選ぶとよいでしょう。
長めのループ、短めのループ、ループを立たせたり寝かせたりすることで、柔らかくしたりしっかり固めにしたりと違った肌触りが楽しめます。

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カットパイル

ループの先端をカットし、毛足を均一にカットした工程をシャーリングといい、比較的毛足が短く、光沢のある色合いと滑らかな肌触りが特徴です。
ループの先端をカットし、毛足が不均等のものをシャギーといい、比較的毛足が長く、ふわふわな肌触りが特徴です。
パイルと比べた場合、カットした分若干吸水性に劣りますが、繊維がループ状でない為ひっかかりにくく傷みにくいです。

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織り模様

タテ糸とヨコ糸を組み合わせながらパイルを作っていくジャガード織りやシャーリングとパイルの組み合わせなどで柄をつくります。プリントと違い、複数の糸を使用しデザインをはっきりくっきりさせたり、パイルの高さを変えて凹凸を演出したりしているのが特徴です。

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どんな素材があるの?

つぎに、素材別の特徴をみていきましょう。

綿(コットン)

タオルといえば綿。織り方によりさまざまは味わいを出せる、万能選手です。 「やさしい、ふんわり、柔らかい、包まれたい・・・」タオルに求めるものすべてが綿にあります。
でもでも、綿100%であればどれも同じ、なーんてことはありません。 上質な綿糸を使用するからこと上質なタオルができるのです。 タオルが「日本製」といっても、綿は輸入品がほとんど。
インド綿、エジプト綿、アメリカンコットン、オーガニックコットン・・・綿の種類は膨大で世界中で生産されており、それぞれ特性が違います。
とかく日本人は「綿好き」。肌に触れるものには綿を、という傾向があります。 「綿好き」ならば綿にこだわって作られたタオル生地を選びましょう。

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リネン(麻)

しっかりしている印象のリネン。代表的なものはやはり「麻」ですね。単に「麻」といっても、品質表示に「麻」と表示できるのはたったの2種類。それが「亜麻(リネン)」と「苧麻(ラミー)」。
厚みがなくナチュラルな印象が強いリネン、なんとなく弱そうなイメージですが、じつは耐久性は抜群で、濡れることが得意なリネンはもちろん吸水力にも優れています。コットンとの差は歴然、といわれるほど水を吸収して、サッサと乾く。その上、毛羽落ちが少なく生地がやせにくいリネンは洗濯ものの優等生。
反面、洗濯するとしわくちゃ・・・ということにも。シワにならないわけではないですが、干すときにピンっと伸ばすと自重でシワを伸ばすことができます。

【おすすめ商品 Pick Up!】

ガーゼ

通気性に富んでいるので洗濯がしやすく、汗をかく夏に最適。・・・と思われがちですが、適度な空気層ができるので、寒い冬でもふわっとした肌ざわりが嬉しい生地です。ガーゼは、肌触り、吸収性、速乾性、収納しやすい厚さ、伸縮性、といった特徴があるので、赤ちゃんがいるご家庭にはもってこいの生地です。

【おすすめ商品 Pick Up!】

ワッフル

名前のとおり、お菓子のワッフルに似たでこぼこの生地。肌触りはさらさら、吸水性も乾きやすさも良く、 毛足が長いタオルより毛羽が少なく、糸がほつれにくいのが特徴です。凹凸がある分、肌に触れる面積が少なく、サラリとした肌触りが気持ちのいい織り方です。

【おすすめ商品 Pick Up!】

無撚糸

綿花をねじって作る糸とは異なり、繊維をねじる(撚る)ことをしないので、ふんわりとやさしい肌触り。 ねじらない分、繊維に隙間が多く、その隙間に水分が入り込むため、吸水性と保湿にも優れています。 一般的にはねじった綿糸よりも洗濯時の毛羽が多めになりますが、今治タオルに代表されるように、そのデメリットを解消したタオルも登場しています。

【おすすめ商品 Pick Up!】

ポリエステル、アクリル、マイクロファイバー、ナイロン

吸湿性、速乾性の代表といえばマイクロファイバー。ポリエステルやナイロンといった化学繊維で織られています。
天然素材よりも圧倒的な吸水力と速乾力、そして軽さもその特徴です。
マイクロファイバー製で肌をゴシゴシこすると肌を傷めるので、注意しましょう。もっともゴシゴシする前に水分を吸収してくれるので、その必要もないのです。
洗濯をサッと済ませたい人には、マイクロファイバーがおすすめですね。

【おすすめ商品 Pick Up!】

おうちでホテル仕様

リゾートホテルのバスルームで使われている、真っ白で柔らかいタオル。「ウチのタオルとぜんぜん違う!」と感動したことありませんか? ホテル仕様の特徴は、なんといっても耐久性。ホテルではたくさんの人が使用するので、多くのダメージをうけます。そのため、毛羽落ちを減らし、洗濯に耐えられるなどの工夫が施され、丈夫で長持ちするように作られているのです。
これだけだと硬くて吸水性の良くない長持ちタオルができてしまいますが、日本の技術はそれを上回りました!
日本でタオルといえば、今治タオル。今治タオルは世界基準のトップをひた走ります。そのこだわりが吸水性とフワっとして柔らかく包みこまれるような肌触りを生み出す「綿」です。そしてその高品質の綿を最大限に生かすために使用される水。愛媛県の天然軟水が風合い豊かな色を生み出しています。

【おすすめ商品 Pick Up!】

今治タオルにこだわる

日本が誇る世界ブランド「今治タオル」。一家に一枚、いや10枚はほしい! 今治タオルを使っていなくても名前ぐらいは知っている、という人がイメージする今治タオルは「ふわっふわっ。」が多いかもしれません。
そう、今治タオルは「ふわっふわっ。」なんです。しかも「ずーっとふわっふわっ」。
最初はふんわりしていたタオルなのに徐々に硬くなってしまったタオル、ありますよね?今治タオルは他のタオルとどこが違うのでしょうか。
洗濯すればするほど糸の根本がよじれて固くなっていきます。しかし今治タオルは撚りの強い糸を使用せず、厳しい基準を満たした素材を使用することで吸水性を持続させているのです。

今治タオルについてもっと知りたい!

【おすすめ商品 Pick Up!】

使ってみたくなるタオル

上記の他にもこだわりのタオルがたくさんあります。そのうちの一部をご紹介します。

SPLENDY(スプレンディ)
イタリアから届いた進化型タオル、スプレンディ。独自開発の「TNT」マイクロファイバーを使用した超吸収、超速乾、超薄型のタオルです。
VOSSEN(フォッセン)
オーストリアの老舗ブランド「VOSSEN(フォッセン)」の、コットン100%、柔らかいパイル地のバスタオル。刺激がないように皮膚科学的なテストを実施、100%汚染物質を含まない製品 です。
白雲(HACOON ハクーン)
タオルの産地今治で生まれた、白雲(HACOON)という名の真っ白なタオル。今治タオルの伝統と最新技術を用いて作られた究極のタオルです。
SHIMA-SHIMA(小倉織)
江戸時代からつづく小倉織。染織家築城則子氏監修の下、多彩で立体的な縞模様の小倉織と上質な肌触りの今治タオルのコラボレーション商品です。
東京西川 ボーテ
100回洗濯してもふっくらやわらか、色落ちしない、超綿糸を使用した、今治で作られた「beaute」(ボーテ)。世界唯一の紡績方法で作られた毛抜けの少ない糸『超綿糸』を使用した、ふっくら柔らかなタオルです。

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ソムリエからお悩み解決のご提案。

長々と語り、お待たせしました。それでは、お風呂のソムリエからお悩みを解決する商品をご紹介します。


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お手入れ方法。

カビ・臭い

「タオルにカビが!」

もしかするとカビの原因は洗濯層かもしれません。
洗濯層が汚れていると洗濯ものにカビが付着するので、定期的に洗濯層のお手入れをするとよいでしょう。
洗濯層は専用の洗剤が販売されているほか、お酢でとる方法もあります。一番高い水位に水をはり、お酢をコップ1,2杯いれて数時間つけておくと、洗濯層に付着しているカビがワラワラと取れます。お酢の臭いがつくので、十分すすぎを行ってください。

「タオルが臭い!」

濡れたままのタオルを放置しておくと洗濯しても臭いが残ることがあります。
ちゃんと洗濯しているのになぜ?その原因は菌の増殖。この臭い、ちょっとやそっとが落ちません。天日干ししても柔軟剤をいれてもダメなんです。
とにかく滅菌!これにつきます。通常の洗濯をしたあとに"煮洗い"するのが有効ですが、マイクロファイバーなど熱を苦手とする素材があるので、洗濯表示のタグをご確認ください。

タオル素材

洗濯機を使用する際は、洗濯ネットに入れてたっぷりの水量で洗って下さい。
漂白剤を使用しますと、脱色するので、ご注意ください。
洗濯後は濡れたまま放置せず、両端をもって生地に空気をなじませるようにパンパンッと軽くはたき、広げてから干してください。取り込む時も軽くはたき、毛羽をよく落としてください。
(長時間の直射日光は繊維を固くする原因になります。)

もしもタオルが水を吸わなかったらイライラしますよね?

洗い上がりを柔らかくする柔軟剤ですが、油剤のため、タオル地には良くない影響を及ぼすことがあります。
吸水性を損なってしまったり、パイルが伸びてしまったり、膨らんだ繊維から毛羽が出てしまったり…。
長く吸水性を維持したい場合は使用を避けたいところですが、「タオルだけ別に洗うのはちょっと・・・」、という主婦のみなさんの声が聞こえてきそう。
柔軟剤を使用しない、というのが本来のタオル地の持ち味を一番だせるのですが、そんな面倒なことはやってられない!という人、生地を柔らかくするものもいろいろありますから、ご家庭にあったものをお選びください。
できれば柔軟剤を使用する場合は10回に1回程度にとどめ、洗剤だけでやさしく洗うことをおすすめします。

ちなみに、柔軟剤の代わりに代表的なものといえば穀物酢。実際に当店スタッフが試してみましたが、たしかにふんわりしました。しかも抗菌だそうで洗濯層までキレイになるそうです。ただし入れすぎるとお酢臭くなるのでご注意ください。
あとノンオイリーの柔軟剤を使うのもいいかもしれないですね。

タオルは必ず洗ってから。

今治タオルの場合は吸水性の優れたタオルなので、洗わない状態でもとてもよく水分を吸収します。
ですが、製造時に出てしまった細かいほこりや毛羽、余分な染料の粒子が出る場合があり、色落ち等も考えられますので、まずは1〜3回、単独で洗濯してください。
直ぐには使用しないタオルも、折り目が弱くなったり、退色・シールの変性等を引き起こす可能性がありますので、一度洗ってから仕舞う事をお勧めします。

パイルの輪がほつれて飛び出してしまった!

ひっかかって飛び出してしまった糸は、そのままにしておくと更にひっかかり生地を傷めてしまいます。
見つけた時にほつれた糸を根元から思い切って切ってみて下さい。
織り方の特性上カットして使用しても、ほつれは進行しませんし目立たなくなります。

肌触りを柔らかく保ちたい。

強く絞ってしまったり脱水したままの状態で干してしまったりした時に生地がギュッと固まってしまう事があります。
干す前には両手でパタパタとよく振って空気を馴染ませ、ゆがみを取り除くように四方から軽くひっぱると、この症状を緩和させることができます。
デリケートな素材なので、振って伸ばす時も引っ張る時もやさしく行うようにしましょう。

マイクロファイバー素材

マイクロファイバーは強い素材なので、他の洗濯ものに絡んでしまうと他の洗濯ものを傷付けてしまう可能性が有ります。洗濯ネットにいれることをお勧めします。
耐熱性が低いので熱湯消毒や乾燥機、アイロンなどのご使用は避けてください。同時に直射日光にあたることも劣化の原因になので、陰干しがよいです。

リネン素材

リネンは水を得意とする繊維で、濡れると強度が増します。洗濯に強い素材です。乾きが早く、生地が薄いものが多いので、洗濯後のかさばりもありません。
シワにならないわけではないですが、干すときにピンっと伸ばすと自重でシワを伸ばすことができます。アイロンをかけるのであれば半乾きの状態がよいでしょう。


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更新:2014年8月

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