『号』は大正10年、メートル導入で寸尺が公式には使用禁止となりましたが、園芸鉢の場合それまでずっと寸単位で生産されていたため急にセンチメートルに変更できず、“寸を号”と読み替え使い続けることで生まれた単位です。 植物の個々の生長速度にもよりますが、植え替えの際に『ひとまわり大きな鉢』は1号(または2号)大きな鉢を言います。 鉢カバーの場合、『○号用』と“用”の記載がある場合は『○号のプラスティック鉢が内側にすっぽり入る鉢』を意味します。 ただし、プラ鉢もメーカーにより規格・底寸などが違うため注意が必要です。 |
当店のほどんどの鉢は粘土を焼いてつくったハンドメイドの焼き物で、焼き物はパンやクッキーを焼くときのように焼き縮みします。 特にテラコッタシリーズ、サフィシリーズなど、ろくろによる完全ハンドメイド&焼き縮みの大きなテラコッタは個体差が激しいです。 当店では表示サイズより上下10パーセントのサイズ誤差は正常品として扱わせていただいております。 ギリギリ入るか、入らないか・・のサイズをご検討の方はどうぞ余裕を持ったサイズをお選びいただけますようお願いいたします。 各鉢には基本的には『外寸・高さ』のみを記載し、必要と思うものにはより詳しい『内寸・外底寸・・』などを追記していっております。 丸形タイプの外寸は“外側から外側”、ただし、変則形(ツボ形タイプ)などは一番張り出した箇所(植木鉢用語では“肩”といいます)を測っています。角形は対角線ではなく“一辺の長さ”を外寸として採用しておりますのでお気を付けください。 受け皿の『有効内寸』は皿の内側で“平たん”な部分を測っています、載せてもガタガタしないフラットな部分の長さです。 |
取扱い植木鉢は手作業を主とする窯場で成形し、焼いてつくっていますので個々に個体差があります。 同じ陶磁器でも機械化された食器工場の食器のような均一さはございませんし、価格を抑えるためご使用に問題のない、見た目を著しく損なわない以下の“OK”のような例は通常商品として取り扱わせていただいております。ただし、使用上に問題があるような“NG”のような例はよく検品し出荷いたしませんし、もし万一そのような商品が届いた場合、代替品をお届けして交換させていただきますのでご安心ください。 |
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[OK]テラコッタの小さなカケ | [OK]底穴周りの小さなカケ | [OK]写真程度の色ムラ | [NG]目立つほど焦げた鉢 | |||
コイン程度のカケ(使用に問題ない)程度が1箇所であれば通常品とします。 | 鉢底にある底穴周りは焼成時に欠けやすいのでこの程度なら良品とします。 | オレンジの素焼き鉢は炎が当たるなどで色に差がでます。この程度は可とします。 | 上部のよく目立つところが黒く大きく焦げてしまった鉢は出荷いたしません。 | |||
[NG]鉢壁を貫通したヒビ | [OK]意図的なシワ、削り | [OK]すが立った小さな亀裂 | [OK]小さな釉薬の凹み | |||
このヒビは致命傷です。万一ございましたらすぐにお取り替えいたします。 | トリニダードは削り加工の為一瞬ヒビかと思う方も。貫通していない土シワです。 | 粘土内の貝殻片、石膏がはぜて出来る小さな亀裂は目立たない2~3箇所であれば | 目立たない部分に1~2箇所であれば。目立つものは不良とし出荷いたしません。 | |||
[OK]釉薬のピンホール | [OK]コーナーの釉薬トビ | |||||
目立たない2~3箇所であれば通常品。内壁の青番号は制作者のサインです。 | スクエア鉢に多いです。全体で1コーナーまで、目立たない程度までは通常品に。 |
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