ベアレン醸造所のブルワリーは岩手県盛岡市北山にあります。

市街から程近い場所にあり、目の前を国道4号線が通る交通の便に恵まれながら、周囲には木々が多く、
散歩コースにはもってこいの場所です。

ブルワリーでは直売所、見学ルームをご用意し、年末年始を除き無休で皆様のお越しをお待ちしています。



  
 
アクセス

県庁より徒歩20分、上盛岡駅より徒歩8分、盛岡駅より車で10分
バスなど公共交通機関の便があまりよくないので、盛岡駅からお越しに
なる場合はタクシーのご利用をお勧めします。(1,000円程度です)
 








 

醸造所には直売所、見学ルームがあります。

レストランなどの飲食施設はありませんが、工場でできたての樽ビールをお飲みいただくことができます。
ビールは醸造所内のカウンターまたは2階の見学ルーム、天気の良い日には外のガーデンスペースでお楽しみいただけます。

食べ物はご自由にお持ちいただいて結構ですので、ピクニック気分でお気軽にお越しください。

年末年始を除き無休で皆様のお越しをお待ちしています。

見学には予約は不要ですが、団体や遠方よりお越しの方はご一報いただけますと幸いです。

直売所 見学ルーム ガーデンスペース
※画像をクリックすると大きな画像をご覧いただけます。




ブルワリーの設備の多くは、古いドイツの醸造所より移設してきました。

100年前の仕込み釜をはじめ、クールシップ(麦汁冷却槽)、リンスクーラーなど
今では本場ヨーロッパでも使われなくなってきている伝統ある設備を使い、
ビール造りをしています。

そんなヴィンテージ・ブルワリーと呼ぶにふさわしい当社の設備のいくつかをご紹介しましょう。




麦芽を仕込みに使うために粉砕する設備です。
1900年頃の機械と言われ、当時は蒸気機関によってベルトを回転させて使用されていました。
当醸造所ではモータの回転を調整して使用しています。まさに手作りのビールの工程第一歩がここから始まります。




ドイツの小さな醸造所にあった仕込み室をそのまま移設しました。仕込み釜(手前)は100年前の銅の釜です。
日本でこれほど古い設備を駆使して造るビールは他にはありません。



仕込が終わりできた麦汁(発酵前の甘苦い液体)を発酵する温度まで下げる冷却槽です。ここで数時間かけて放冷させます。本場ヨーロッパでも大変珍しくなったこの設備、もちろんこの方法で麦汁を冷却しているのは、日本では当社だけです。

※通常の見学では非公開です




40年ほど前のアルミ製のタンクです。ビールの貯蔵に使われています。真鍮の部品を一つ一つ磨いて使い、部品ひとつまで愛着を持って使っています。

※通常の見学では非公開です