リビアングラスについて
北アフリカ、エジプトのナイル川の河谷からリビア東部に及ぶリビア砂漠から採れるリビアングラスは2800万年も前に隕石の衝突でつくられたといわれています。
テクタイト、モルダバイトなどと違いディンプルや流線状のスジがないためImpact glass(衝撃ガラス)と考えられています。
しかし衝突した隕石が見つかっていないため、これらはいまだ仮説のままです。
リビアングラスはほぼ純粋に近いシリカグラスでその組成は約98%のSio2、特徴としては無数の気泡と内包物が含まれ、
透明感のある黄色、黄緑、深緑、無色、乳白色、半透明の白色のものもあります。
急速に固まるためひずみがあり非常にもろいので取り扱いには最大限の注意が必要です。
リビアングラスはテクタイトやモルダバイトよりももろいといわれています。
リビアングラスといえばとても有名な話があります。
それはラピスラズリ、カーネリアン、金、銀にカルセドニーで作られた当時の最高神である太陽神ラーを表すコガネムシの一種「スカラベ」の形に加工されて、
その中心にはめ込まれていたツタンカーメン王の戴冠式用胸飾りがあります。
しかし1998年に世界を驚かせたニュースがありました。
カルセドニーと考えられていたスカベラは実はリビアングラスだという事がわかりそれ以来、世界中で人気が高まっています。
取り扱いについて
強い衝撃は避け、汗や汚れは拭き取るようにしましょう。