エッセンシャルオイルはどのような成分から構成されているか?
それではエッセンシャルオイル(精油)がどのようにしてどのようにしてお客様の手元に届けられるかをご説明させていただいところでその精油がどのような成分から成り立っているかをご紹介いたします。
こちらではどのような成分が含まれるかの説明にとどめますので、より深くお知りになられたい方は専門の書籍等で勉強されてみてはいかがでしょうか?
精油に含まれる主な主成分の大分類は下記の通りです。
炭化水素類
クマリン類
アルコール類
フェノール類
エーテル類
ケトン類
ジケトン類
オキサイド類
アルデヒド類
酸類
ラクトン類
フタライド類
エステル類
炭化水素類の成分の中分類は下記の通りです。
<モノテルペン炭化水素類>
リモネン、オシメン、β-ミルセン、α-テルピネン、γ-テルピネン、α-ピネン、β-ピネン等
<セスキテルペン炭化水素類>
α-ファルネセン、β-ファルネセン、ジンギベリン、ビサボレン、βパチュレン等
<アズレン炭化水素類>
カマズレン、グアイヤズレン等
ヒント
カモミールジャーマン精油はその中に含まれるカマズレンにより精油の色は青色になります。
クマリン類の成分は下記の通りです。
<クマリン類>
クマリン、ベルガプテン、オーラプテン、オステノール、ベルガモッチン、ヘルニヤリン等
アルコール類の成分の中分類は下記の通りです。
<モノテルペンアルコール>
ゲラニオール、リナロール、メントール、ベルベノール、ボルネオール、ネロール、ラバンジュロール、テルピネロール-4、ツヤノール等
<セスキテルペンアルコール>
ネロリドール、ファルネソール、ビサボロール、パチュリアルコール、カロトール、ジュニパー・カンファー、セドロール等
<ジテルペンアルコール>
マノオール、スクラレオール等
フェノール類の成分は下記の通りです。
<フェノール類>
カビコール、チモール、カルバクロール、グアヤコール、オイゲノール等
エーテル類の成分は下記の通りです。
<エーテル類>
メチルカビコール、チモールメチルエーテル、アネトール、サフロール、メチルオイゲノール、メチルイソオイゲノール等
ケトン類の成分は下記の通りです。
<ケトン類>
ベルベノン、カルボン、カンファー、イソピノカンフォン、アルテミジアケトン、クリプトン、メントン、プレゴン、ピペリトン、ツヨン等
ヒント
ケトン類は、短期間の使用のとどめてください。
ジケトン類の成分は下記の通りです。
<ジケトン類>
ジオン等
オキサイド類の成分は下記の通りです。
<オキサイド類>
1.8シネオール、リナロールオキサイド、ローズオキサイド、1.4シネオール、スクラレオールオキサイド、アスカリドール、エポキサイド
アルデヒド類の成分は下記の通りです。
<アルデヒド類>
シトロネラール、ネラール、シトラール、ゲラニアール、フェランドラール、ファルネサール、クミンアルデヒド、けい皮アルデヒド等
酸類の成分は下記の通りです。
<酸類>
安息香酸、アニス酸、シトロネル酸、ゲラン酸、ショウノウ酸、けい皮酸等
ラクトン類の成分は下記の通りです。
<ラクトン類>
ラクトン、ネペタラクトン、マソイヤラクトン、サントニン、コスツス等
フタライド類の成分は下記の通りです。
<フタライド類>
ブチリデンフタライド、ブチルフタライド、セダノライド等
エステル類の成分は下記の通りです。
<エステル類>
酢酸リナリル、酢酸シトロネリル、酢酸ゲラニル、安息香酸ベンジル、ギ酸シトロネリル、ギ酸ゲラニル、酢酸ネリル、酢酸ラバンジュリル、酢酸ファルネシル、酢酸αテルピニル、酢酸?メンチル、酢酸ボルニル、酢酸ベチベリル、フェニル酢酸、サリチル酸メチル、サチリル酸ベンジル、アンスラニル酸メチル、酢酸αサンタリル、酢酸βサンタリル、けい皮酸メチル、サチリル酸メチル等