羽毛布団の干し方は？

基本的にはお部屋の中で、風通しの良いところで陰干しするだけで大丈夫ですが、日干しされる場合は、お天気の良い日に風通しの良いところで、1〜2時間程度直射日光を避けて陰干ししてください。
干す頻度は1か月に1〜2度程度でいいでしょう。
布団カバーを掛けたまま干したほうが側生地をいためませんのでおすすめです。

羽毛布団は叩いていいの？

羽毛布団を布団叩きで叩くと羽毛がちぎれて傷む原因となり、羽毛布団の寿命を縮めてしまいますし、側生地の目詰め加工した部分から羽毛が吹き出す原因となります。
汚れはブラッシングか布団用掃除機で取り除きましょう。

羽毛布団は洗ってもいいの？

側生地の汚れが部分的な場合はつまみ洗いをしても大丈夫です。ですが十分に乾燥させないと雑菌発生の原因になりますので、風通しの良い場所に干して、完全に乾燥させてください。
丸洗いをされたい場合は、クリーニング店で布団専門の丸洗いやドライクリーニングをおすすめします。

圧縮袋に入れていいの？

よく夏の時期になると冬用の羽毛布団を圧縮袋に入れて保管される方がいらっしゃいますが、実は羽毛にとってはあまり良くありません。
羽毛のちぎれ破損の原因となり、元のふわふわの状態に戻りづらくなります。
お使いにならない場合は保管袋に入れて中に湿気取りを入れておくことをおすすめいたします。羽毛は湿気により傷みやすくなります。

ふとんカバーを付けた方がいいの？

羽毛布団はカバーを付けてお使いいただいた方が羽毛の側生地が傷まなくて長持ちします。
羽毛は傷まなければ永くお使いいただけますが、側生地が摩耗し羽毛を吹く状態になりますので、5年程度おつかいの場合は側生地の交換リフォームをおすすめいたします。

羽毛のニオイが気になる場合は？

羽毛は湿気をふくみますと雑菌が発生しニオイの原因となります。
布団をできるだけ小さくたたみ、上から押さえつけ中の空気を一気に押し出すようにします。これを3回から5回繰り返してください。
布団の中の空気を入れ替え、風通しの良いところに陰干ししてください。