羽毛布団のニオイ、あきらめないで!

羽毛布団についてお問い合わせ頂く時、
1番多いのが
「羽毛布団のニオイ」についてです。

特に湿度が上がると、ニオイも強くなりがちです。


羽毛は
グース(ガチョウ)や
ダック(アヒル)から採れるものです。
なので、どうしても鳥さんのニオイはあります。

グースとダックでニオイに違いはあるの?
と聞かれる事もよくありますが
ズバリ、違いはあります!!

グースは草食、ダックは雑食です。
そのため、ダックの方がニオイが強い場合が多いのです。




オオサカタが色々と羽毛布団をかいでみた感想としては
やっぱりニオイに違いはあります。

グースはほとんどニオイがわからない場合が多く、
ダックは、「あ、鳥さんのニオイ」という具合です。
くさっ!という感じではないですね。




さてこのニオイ、あきらめないでください!!!



まずは羽毛布団を広げて、カバーをかけて
天気の良い日に干してください。

カバーをかけるのは、
直接干すと
側生地の劣化が早くなったり、汚れてしまう場合があるからです。

側生地は、傷んだり汚れると
なかなか丸洗いなど出来ないので、
カバーをつけたままがオススメです。




裏と表、30分ずつぐらいでいいので
干してみてください。



羽毛布団の中に、しっかりと空気を通す事と
湿気を取り除いてやることが大切です。

湿度があがる梅雨の時期は
雨も多くてなかなかお布団を干せませんが
布団乾燥機をお持ちの場合は
乾燥機も有効的です!

湿気を羽毛布団から逃がしてやるのが重要です。

羽毛布団を干し終わって、取り込む時は
表面のホコリを手でさっとはらってもらえばOKです。

布団叩きでバシバシやると
中の羽毛がちぎれたり
傷んでしまったりするのでご注意を。



羽毛布団だけでなく
コットンや羊毛のお布団の場合も同じくです。

叩くと中のわたが切れたりしてしまう場合があるので
ご注意くださいね。

ニオイの感じ方は
かなり個人差があるようなので
1回干してみてまだ気になる場合は
何回か試してみてください。
あとは使っているうちに、なじんでいくと思います。

新品の自転車のタイヤもすごいニオイしますけど、
そのうちうすれて行くもんです。

ニオイが気になる、そんな時
ぜひお試しください。