スタッフ小山です。
突然ですが
犬飼いの皆さんは犬のどこが好きですか?
・「肉球のニオイがたまらない」
(ハイハイ・・・あのすいぃ~ニオイね)
・「立耳がたまらない」
(三角耳がピクピク動くのたまらんよねぇ)
・「とにかく表情があってかわいい」
(ウルウルおめめで訴えられると・・・)
などの声をたくさん聞きますが
私小山が一番好きなところは
毛の色がらすっぱりと違う色になって生えてる
ところです!!
(非常に分かりづらい・・・)
例えば
ブラックタンなどの犬。
マロまゆが茶色、しかしその周りは黒色。
どの遺伝子がここは茶色の丸のマロまゆにして
その周りは黒色になるようにしたのや?
と、考えると考えるほど不思議で
その毛色が変わる境目がとっても面白くて
ワクワクしてしまいます。
かなりオカシイですね・・・。
私の犬好きが芽生えたのは、2歳頃の目を離せば
すぐどこかに行ってしまう子供のときからです。
散歩している犬にすぐに付いて行ってしまい迷子の常習犯でした。
飼い主さんが気づけば自分の犬だけを散歩させていたつもりが、
小さな見知らぬ子供まで散歩させていて慌て驚き
「この子どこの子ですか~?」
と迷子の私の家を求めて、犬の飼い主さんを長い散歩させるはめになったそうです。
そんな私の子供時代には当時は学校の周りに捨てられている子犬がたくさんいて、必ず
「この子飼っていい?」
と持ち帰り
「だめです!!返して来なさい!!」
と泣きながら戻しに行ったテレビドラマで見かけるそのままのような幼少時代でありました。
そしてやっと犬を飼って良いと許しが出たのは小学校1年生の頃。
母の友人の家で子犬が産まれ、友人がもらって欲しいと困っていたので
「うちの子犬好きやしもらってあげるわ」
とやっと犬がうちにやって来ました。
名前は「ゴン」。
雑種の男の子でした。
当時の犬の飼い方は、もちろん外。
ご飯は残飯。
犬のしつけなんて「おすわり、お手」くらいで他のことは全く無知。
もともと勝気な雄犬の性格だったゴンはものすごい噛み犬に成長し、
ごはんのときに手なんぞ入れたときは血を流すはめになり、
近所からも「怖い犬」と評判になりました。
そんなゴンは私が小学校6年生のときに死にました。
雪が降りそうな寒い冬の夜だった記憶があります。
死んだゴンを見るのはとてもショックで、今でもそのショックな気持ちは覚えています。
これが「ペットロス」ってことだって知ったのはそれから十何年も経ってからですが。
マッチ(近藤真彦)の出ていた「ハイティーン・ブギ」の
映画をそのゴンの死んだ翌日に見に行く約束を友達と
していて、泣きながら映画に行き、泣きながら映画を
見ていた記憶もいまだに鮮明に覚えています。
(映画の内容はちっとも覚えていません・・・)
私の最初の犬「ゴン」。
怖い犬だったけど、犬を飼う楽しさと命の大切さを私に教えてくれた犬でした。
そして、それから
私は犬飼い続けることになるのです。
つづく