男物 角帯の結び方【貝の口】

基本動作からの続きです。

半分に折った細い方を折り返します。
そこに、もう片方の巾の広い方を上から被せます。

これ基本でしたよね
こうなったら、巾の広い方を細い方にくぐらせ横から出します。
ここまで来たら、しめたもの

結び目のおにぎり型の三角形を崩さないように締めます。
おっと・・・
少し余分に出てしまいました。

最初の設定の長さが長かったようです。
こういうこともあります。

今度は、折り返しを少し大きく取って巾の広い方の長さが短くなるようにして結び直してください。

自分の胴回りで、決まる長さを身に付けたら強いものです。
反復練習あるのみ
結び目が整ったら、結び目とその対角線上の帯の上を両手で掴んで結び目が後に来るように回します。

この時の回す方向は、着物が着崩れないように上から見て時計方向にしてくださいね。
結び目は背中のセンターに持っていくより少しずらした位置に収める方が格好良いです。

■この画像の結び方は変わり片バサミです。

実は、私 この結びの方が多いので、帯の長さの設定 つまり、 折り返しの長さがこの結び方に合うように身に付いてしまっています。
ですから、貝の口に結ぶと少し長くなってしまいます。
とちったことへの言い訳でした。
分かりましたか?

ここで裏技の紹介です。
自分の胴回りで折り返す長さが決まらないうちは、私の今回の失敗と同じことが良くあります。

短過ぎる時は迷わず結びなおしてください。でも、上の画像のように長かった時は はみ出た部分を内側に折り返し結び目の中に先端を入れるようにして、ごまかしてください。

このごまかし方も、私の良く使う手です。

また、半分に折った細い方が長過ぎてしまうこともあります。
その時は、胴に巻いた帯にはみ出た分を上から入れ込んでごまかしてください。


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