家庭のおやつの定番中の定番、誰もが大好きなシンプルなカスタードプリンです。 初めてでも簡単に手作りできる身近なお菓子ですが、いくつかのポイントをおさえると更に失敗なく上等なプリンが楽しめます。 ぜひ手作りが一番!と言われるプリンをご家庭で作ってみて下さいね♪。型にピッタリ!レシピ集「初めてのレシピ第二弾」です。


◆材料・分量・・・アルミプリンカップ #6T 6個分
■カラメル
  砂糖 50g
  小2
  熱湯 大1
■プリン生地
  3個
  卵黄 2個分
  砂糖 100g
  牛乳 500g
  バニラビーンズ 1/2さや


◆使用する型
型・道具の下準備

・型の側面の内側に薄くバター(分量外)を塗る。


材料の下準備

・カラメル用の熱湯をわかす。
・焼成前にオーブンを150℃に予熱し、湯せん用の湯をわかす。



カラメル作り プリン生地作り
小鍋に砂糖と水を入れて中〜強火にかける。
砂糖が溶けて液状になり、ぐつぐつと泡立ち始めるので軽く鍋を回してまんべんなく火を通す。

★この時ヘラなどを使うと砂糖が結晶化してしまうことがあるので注意する。
色付き始めたら、火の通りが均一になるように鍋を回しながらさらに加熱する。
 赤褐色〜濃いあめ色になったら火を止め、火傷に注意しながら沸かしておいた熱湯を加える。

★カラメルに湯を加える際は、湯がはねる上に熱い蒸気が立つので火傷には十分注意する。
★火を止めても余熱で火が入るので、焦がし過ぎないように気を付ける。
カラメルが熱いうちに、下準備をしたプリンカップにカラメルをすばやく均等に流し入れる。
流し入れたら、カラメルが固まるまで氷水か冷蔵庫で冷やす。

★型に流し入れる前にカラメルが固まってしまったら、鍋を弱火で加熱して溶かす。
ボールに卵と卵黄を入れて泡だて器で溶きほぐす。砂糖を加え、時間を置かずに泡立てないようにすり混ぜる。

★砂糖を加えたらすぐに混ぜないと、卵黄の水分を砂糖が吸って粒ができてしまうため注意する。



  焼成
耐熱容器に牛乳を入れ、さやから出したバニラビーンズとさやを入れて600Wで3分30秒程加熱し、に少しずつ加え混ぜる。

★鍋で牛乳を沸かす際は、沸騰直前を目安に加熱する。 この際、鍋を軽く水にくぐらせるか、少量の砂糖(分量外)を加えると牛乳が鍋底に焦げ付きにくい。
を漉し器で漉し、卵のカラザやバニラのさやを取り除く。漉した後、卵液の表面の泡もスプーンなどでていねいに取り除く。

★漉す作業はなめらかに仕上げるため重要なので必ず行う。また、泡が残っていると舌触りが悪くなってしまうので注意する。
レードルなどで、卵液を型に均等に静かに流し入れる。表面に泡ができたら再度取り除く。

★表面の泡はスプーンなどで取り除く他、点火棒を使って火を近づけると手軽に消すことができる。
天板、または型を置いたバットに湯をたっぷり注ぎ入れ、150℃のオーブンで約30分湯せん焼きにする。  軽く振った時に表面の中央部分が揺れなければ焼き上がり。  または、濡らした指先で中央をさわった時に何もついてこなければよい。

★湯せんの湯は熱くしすぎないように、60〜70℃を目安に。途中で様子を見て湯が足りなければ追加する。



★焼成の注意点    
プリンの失敗の多くは「ス」が入ってしまうこと。一例:湯のない状態で焼成するとこんなふうになってしまいます。ページ下にさらにくわしく注意点を挙げていますので参考にしてください。
冷蔵庫で冷やし、生地と型の間に竹串などを刺して一周させる。 または、水で濡らしたスプーンの腹でプリン生地が型に接している部分を軽く押しながら、ふちに沿って一周させる。
型に皿を被せてひっくり返し、軽く振って型からはずす。
好みで生クリームやフルーツ(分量外)を添えてアラモード風にしてもいいいですね。
 



 



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レシピ担当【栗原】より
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【レシピのポイント】
失敗しやすい点や、知っていると便利なポイントなどをなるべく盛り込んだレシピにしました。
初めての方にもぜひ挑戦していただきたい基本のプリンです。

【型のポイント】

アルミプリンカップはサイズ、形状ともに豊富なのでお好みの型を選択することができます。
特に今回使用した♯6Tは、全体のバランスがとても整っているので、型から出した時の形が美しく、思わず見とれてしまいます。
容量も135ccと小さすぎないちょうどいいサイズなので、長く使う定番のプリン型としておすすめです。

【アドバイス】

プリンで一番多い失敗は「ス」が入ってしまうことです。 原因になりやすい点は以下の通りです。

・焼成温度が高い、または焼成時間が長い。
・湯せん焼きの湯が足りなかった。(湯が無いと下の画像のようになってしまいます)

・熱源の近くに型を置いた。
・プリン液表面の泡を除かなかった。

また、天板から伝わる熱が原因でスがはいる場合もあるので、その場合には型の下にキッチンペーパーや新聞などを敷いて
底から伝わる熱をやわらげるという方法もあります。 もしスが入ってしまったら注意してみて下さいね。

また、プリンのカラメル作りも注意が必要な作業です。
加熱が足りないと色が薄く、固まらないためにプリン液に混ざってしまいます。 逆に焦がし過ぎると苦くなり、せっかくのプリンが台無しになってしまうことも。 カラメルは火を止めても熱湯を加えるまでは余熱で火が入るので、 その分を計算に入れてタイミングを見計らって火を止めて下さい。 また、火傷には十分に気を付けて下さいね。

 


使用した道具・材料

はかり 0.1gから計れるものや、お手ごろ価格のものなど多種取り揃えています。
18-0ステンレス深型ボール 材料を混ぜたり、メレンゲ作り、生クリームの泡立て作業などに便利な深型ボールです。
ポリカーボネートボール 電子レンジ対応の日本製。透明だから中身が見えやすく、パンの発酵などにも便利!
ダブルストレーナー6吋 丈夫な二重アミで裏ごし・ふるいにも手軽にご使用できます。
シルバー泡立て 業務用で最も良く使われており、絶妙のバランスで大変使いやすいホイッパーです。
バニラビーンズ シフォンケーキやプリン、カスタードクリーム等に入れると、甘いバニラ風味に
   


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