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 1)材質・加工の特徴  2)型の使い方とお手入れ

材質の特徴

材質名称
(材質表示)
特徴
▼アルタイト(アルスターも同じ)

スチールにアルミメッキしたもの。
鉄の丈夫さ、蓄熱作用などの長所と、アルミの熱伝導の良さ、錆に内部まで侵されない等の良さを併せ持った耐熱性に優れた鋼板です。ヘビーユースにも耐えるので業務用パン型などに多く用いられています。使い込むと油がなじんで使いやすくなっていきます。
初回に空焼きが必要であることや、手入れが悪いと下地や部品から錆が出ることもあって冷やしには向かない、という注意点もあります。

【商品例】
アルタイト食パン型1斤
アルタイト食パン型ミニスティック など


▼ブリキ(TP)

スチールにスズメッキしたもの。
使い込むと油がなじんで使いやすくなります。比較的安価でヘビーユースに耐えるため業務用として多く用いられています。


【商品例】
ブリキデコ型
ブリキパウンド型 など
▼ギルア
スチールにクロムメッキしたもの。
使い込むと油がなじんで使いやすくなります。

【商品例】
ギルアセパトタルト
ギルアマドレーヌシェル型
▼アルミ(アルミニウム)
錆びに強く、熱伝導が非常に良いため、焼きにも冷やしにも使えます。軽いので扱いが楽に行なえます。
強い酸やアルカリに弱く、酸性アルカリ性の強いものを長時間入れたままにしないよう注意が必要です。
水気によって黒ずむことがあるので、水気はすぐに拭き取ることが必要です。

【商品例】
アルミシフォンケーキ型
アルミボンブ型

▼ステンレス
錆びに強く衛生的で、冷やしや湯せん焼きなどに向きます。
他の金属に比べて熱伝導は良くないので、焼きに使用すると焼けムラやくっつくことがあるので注意が必要です。

【商品例】
玉子豆腐器
ステンレスマンケ型
▼アルミダイキャスト
アルミ合金を鋳造したもの。
細かい模様・凸凹などを表現できるので凝ったデザインの型に多く使われています。軽く、錆びにくいので手入れは比較的容易です。

【商品例】
アルミダイキャストフルーツ型
▼銅スズメッキ
金属の中で抜群に熱伝導が良いのが特徴です。
カヌレのように高温で早く沸騰させる必要のあるお菓子には最適です。
食品向けの銅製品の多くは腐食を防ぐために内面をスズメッキしています。

【商品例】
銅カヌレ型



表面加工の特徴

▼フッ素樹脂加工
(製品としてテフロン加工、アルブリットなど含む)
洗ってすぐに使えます。空焼きは禁物です。
洗剤とやわらかいスポンジで洗って水けをふき取るだけでお手入れが楽に行なえます。 加工を傷つけたり、使用による加工劣化により、錆が出たり、生地がくっつきやすくなるので取扱いに注意が必要です。

●フッ素樹脂の耐熱温度は260℃です。これを超える高温調理には使用しないでください。
▼シリコン加工
(製品としてBlackなど含む)
洗ってすぐに使えます。空焼きは禁物です。
洗剤とやわらかいスポンジで洗って水けをふき取るだけでお手入れが楽に行なえます。加工を傷つけたり、使用による加工劣化により、錆が出たり、生地がくっつきやすくなるので取扱いに注意が必要です。

●シリコン加工の耐熱温度は220℃です。これを超える高温調理には使用しないでください。

▼スーパーシリコン加工 従来の透明シリコンと異なり、細かいシリコンの粒子をまんべんなくムラなく吹き付ける方法で、材質を傷めずにより一層密着させてシリコンの寿命を長く保ちます。
洗ってすぐに使えます。空焼きは禁物です。
洗剤とやわらかいスポンジで洗って水けをふき取るだけでお手入れが楽に行なえます。加工を傷つけたり、使用による加工劣化により、錆が出たり、生地がくっつきやすくなるので取扱いに注意が必要です。

●スーパーシリコン加工の耐熱温度は230℃です。これを超える高温調理には使用しないでください。


※メッキや表面加工の下にスチールが使われている製品は、型のフチなど加工ののっていない部分や表面の傷などから錆びる可能性があります。水洗いをしたあとすぐに拭き取らず時間を置いたり、水分の多いものや液体を入れて使用すると 錆が発生しやすくなります。ご注意ください。





材質別 使い方とお手入れ方法

材質 ご使用前 ご使用後
▼アルタイト
▼アルスター
はじめて使う時は、中性洗剤で洗って汚れや機械油を 落としたあと、必ず空焼きを行なってください。

空焼き方法
(1)型に何も塗らずに170℃で20〜30分空焼き
(2)冷めたらショートニングやスプレーオイルを薄く
  塗って220〜240℃で15〜20分空焼き 
  2,3回繰り返すとより安心です。

※使用のたびにショートニングやスプレーオイル等を塗ってから使用してください。


使用後は汚れをよくふき取って乾燥させて保管してください。汚れがひどければ洗剤で 洗ってすぐに水気を拭き、オーブンの余熱等で完全に乾燥させて保管してください。(※)
▼ブリキ(TP) はじめて使う時は、洗剤でよく洗い、すぐに水気を 拭き取ったのち、レシピに合った油脂(バター・
サラダ油・スプレーオイルなど)を塗って、生地を
入れてください。
空焼きは基本的には不要となっていますが、金属臭が気になったり、錆び予防のためには、スプレーオイルなど油脂を塗って、200℃15分程度の空焼きを行なってください。



使用後は汚れをよくふき取って乾燥させて保管してください。汚れがひどければ洗剤で 洗ってすぐに水気を拭き、オーブンの余熱等で完全に乾燥させて保管してください。(※)
▼アルミ 空焼きは不要です。
はじめて使う時は、洗剤でよく洗い、すぐに水気を 拭き取ったのち、レシピに合った油脂(バター・
サラダ油・スプレーオイルなど)を塗って、生地を
入れてください。


中性洗剤を用いてよく洗い、十分乾燥させて保管してください。
▼ステンレス 空焼きは不要です。
はじめて使う時は、洗剤でよく洗って水気を拭いて使用します。焼きに使用する時はレシピに合った油脂(バター・ サラダ油・スプレーオイルなど)を塗って、生地を 入れてください。


中性洗剤を用いてよく洗い、十分乾燥させて保管してください。
▼銅スズメッキ スズの融点が低いため、空焼きは行わないでください。
はじめて使う時は、洗剤でよく洗い、すぐに水気を 拭き取ったのち、レシピに合った油脂(バター・
スプレーオイルなど)を塗って、生地を 入れてください。


中性洗剤を用いてよく洗い、十分乾燥させて保管してください。
▼アルミダイキャスト 空焼きは不要です。
はじめて使う時は、洗剤でよく洗い、すぐに水気を 拭き取ったのち、レシピに合った油脂(バター・
サラダ油・スプレーオイルなど)を塗って、生地を
入れてください。


中性洗剤を用いてよく洗い、十分乾燥させて保管してください。
▼ギルア 空焼きは不要です(メーカー説明による)
はじめて使う時は、洗剤でよく洗い、すぐに水気を 拭き取ったのち、レシピに合った油脂(バター・
サラダ油・スプレーオイルなど)を塗って、生地を
入れてください。


使用後は汚れをよくふき取って乾燥させて保管してください。汚れがひどければ洗剤で 洗ってすぐに水気を拭き、オーブンの余熱等(100℃ 程度)で完全に乾燥させて保管してください。。(※)

▼フッ素樹脂加工
▼シリコン加工
▼スーパーシリコン加工

空焼きは不要です。
はじめて使う時は、洗剤でよく洗い、すぐに水気を 拭き取ったのち、レシピに合った油脂(バター・
サラダ油・スプレーオイルなど)を塗って、生地を
入れてください。


中性洗剤を用いてよく洗い、十分乾燥させて保管してください。



※スチール(メッキや表面加工の下がスチールのもの含む)が使われている製品は、型のフチなど加工ののっていない部分や表面の傷などから錆びる可能性があります。水洗いをしたあとすぐに拭き取らず時間を置いたり、水分の多いものや液体を入れて使用すると 錆が発生しやすくなります。ご注意ください。
※ブリキ・アルタイト・アルスター・ギルアは、付着している油が馴染んで型離れがよくなるため、 通常は洗剤で洗わず、軽く汚れを拭き取ります。長期使用しないときには洗剤で良く洗い、 オーブンで十分乾燥させて油を薄く塗って保管する事をお勧めします。