山ガールのための登山基本用語辞典

登山経験の長い山ガールなら当たり前のことでも、 山ガール初心者にはわからない単語がたくさんあるはず!
用語を知っているだけで、登山やお買い物が楽しくなる登山用語をご紹介します♪

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アーベントロート(あーべんとろーと)
夕日が山肌や雲に当たり赤く染まること、または夕焼けのこと。
朝焼けの場合はモルゲンロートと言う。

 

アイゼン(あいぜん)
雪が積もった道を登る際に、靴底に装着する金属で出来た爪。
これがないと雪道で滑ってしまい、登ることは難しい。
冬登山では念のためザックに1個入れておきたいアイテム。

 

雨蓋(あまぶた)
登山用バックパックの上部入り口を覆う収納つきの蓋のこと。
雨蓋付きバックパックだと雨や雪から荷物を守るだけでなく、
収納ができるのですぐに取り出したいものを入れておくと便利。

 

インサレーション(いんされーしょん)
意味:「断熱」。
ダウンや化繊などが入ったウェアの中綿を指すことが多い。

 

雲海(うんかい)
標高の高い山の山頂から眺めた際に、下方が雲に覆われていて、雲の海のように見える光景。

エスケープルート(えすけーぷるーと)
縦走登山で悪天などのトラブル発生時に、途中から下山するためのルート。
また危険箇所を避けるために迂回路として利用されるルート。

尾根(おね)
いくつもの山々が連なる山脈の場合の、山頂から山頂をつなぐ線(道)のこと。
富士山のような単体の山には、山頂が1つしかないため、尾根は存在しない。

 




カラビナ(からびな)
岩登り用具の一つ。岸壁の割れ目(クラック)に打ち込んで使用するものであるが、
現在ではアクセサリー感覚で着用する山ガールも多い。
各メーカー、可愛らしいデザインのものを販売しているので
お気に入りを探してみるのもおもしろい。

ガス(がす)
霧が出ること。
景色が悪くなるのみならず、位置や方向を見失う危険を伴う。

ガレ場(がれば)
崩落や堆積(たいせき)などにより、石がゴロゴロと転がっている場所。
乗ると崩れたり、傾く浮石などがあり、不安定な足場のこと。
歩く際は気をつけましょう!

キジ撃ち(きじうち)
登山中で用をたすこと。藪などの物陰に潜んでじっとしている様子からこう呼ばれている。
女性の場合は「お花摘み」ともいう。
※環境保護の面から、トイレのない山行では携帯トイレを使用しましょう!

 

機能性タイツ(きのうせいたいつ)
段階的な着圧により血流を促したり、関節や筋肉をサポートするタイツのこと。
運動後の疲労回復効果もあり、山ガールからは人気のタイツ。

吸湿(きゅうしつ)
水分や湿気を吸い取ること。
汗をかいてもすぐに汗を吸う事でベタベタせず、
スポーツインナーの機能によく見られる。

 

急登(きゅうとう・きゅうと)
急な登り道、地図上で等高線が詰まった標高差のあるルートのこと。

鎖場(くさりば)
転滑落の危険があるような岩場などで登山者がつかまって安全に通過できるように、
ルート上に鎖やワイヤーを固定して張ったり垂らしたりしてある場所。

クランポン(くらんぼん)
アイゼンと同じ意味。

ゲイター(げいたー)
膝から下を覆うレイン素材でできたカバーのこと。
靴下や靴が雨に濡れたり、泥で汚れるのを防いでくれるレインアイテム。
レインスパッツ、ゲーター、スパッツともいう。

 

ゴアテックス(ごあてっくす)
アメリカのWLゴア&アソシエイツ社が製造販売する防水透湿性素材の商標名。
最大の特徴は、ウェア内の湿気や水蒸気は外へ通すが、雨は中に通さないという
防水性と透湿性を両立させていること。
主にアウトドア用品、特にレインウェアなどを中心に多く採用されている。

高山病(こうざんびょう)
低酸素状態に置かれたときに発生する症候群。
富士山などの高山に登った際に見られる場合がある。
症状としては、頭痛、吐気、めまいである。
他にも、手足のむくみ、睡眠障害、運動失調、低圧と消化器官の機能低下からおならが出る場合もある。

行動食(こうどうしょく)
登山やトレイルランなどの行動中に栄養補給のために食べるもの。
カロリーが高いもので、携帯しやすく、歩きながらでも食べやすいものが好まれる。

○合目(〜ごうめ)
登山口から山頂までの道のりを10で分割したときの区切り。
わかりやすい目印を「○合目」としていることもあり、均等に分割されていない場合も。

ゴーロ(ごーろ)
大きな岩がごろごろと堆積した所のこと。
黒部五郎岳(岐阜県・富山県)や野口五郎岳(長野県)などは、このゴーロが語源となっている。

コッヘル(こっへる)
携帯用のアウトドア鍋。
円筒形で側面に沿うように折りたたむ取っ手がついている場合が多い。

 

コル(こる)
山頂と山頂を結ぶ稜線で一番標高が低くなっている場所。

 

コンパス(こんぱす)
方位磁石。地図と合わせて進む方向などの確認に使う。

 




最高峰(さいこうほう)
ある大陸・島や地方、国などで一番高い山に対する呼称。
★世界の最高峰はエベレスト山(8,848m)、日本の最高峰は富士山の剣ヶ峰(3,776m)。

ザイル(ざいる)
登山用のロープのこと。

ザック(ざっく)
リュクサック、バックパックのこと。

山行(さんこう)
山へ登山をしに行くこと。


シェラカップ(しぇらかっぷ)
お湯を沸かしたり、お茶を飲むための容器。
取っ手が付き、口が底よりも広くなった形をしている。


シェル(しぇる)
シェルジャケット・アウターのこと。
シェル(shell)=「殻(外殻)」の意味であり、体の一番外側に着るアウターのこと。

 

縦走(じゅうそう)
山頂から山頂へ尾根伝いにいくつかの山頂を歩くこと。
1回の登山で複数の山頂を登ること。

シュラフ(しゅらふ)
寝袋のこと。主に野外で使用される寝具。


森林限界(しんりんげんかい)
高木(こうぼく:樹高が5mを超える植物のこと)が生育できなくなる高度のこと。
高木限界(こうぼくげんかい)ともいう。
★日本アルプスで25,00m前後、東北地方で約1,600m、北海道では1000〜1500mが森林限界となる。

 

スタッフバッグ(すたっふばっぐ)
小物やウェアを収納するための袋。
荷物を小分けにすることでパッキング(荷造り)しやすくなる。

 

スノーシュー(すのーしゅー)
雪面を歩く際に装着するアメリカで開発された歩行具。
西洋の「かんじき」とも言われている。
毎年、冬になるとスノーシューを履いて雪の上を歩き、自然を楽しむツアーが各地で行われている。

 

雪渓(せっけい)
山に降った雪が谷に集まり、春や夏になっても雪が残っていること。

 

遭難(そうなん)
登山等の目的で山に入り、滑落などによる負傷、雪崩、道迷いなどで自力で帰還できなくなること。

 

ソフトシェル(そふとしぇる)
シェル(上着、アウター)の中でも柔らかい素材を使っているもの。
透湿、防風機能を備えているが、防水性はないものが多い。

 




タープ(たーぷ)
キャンプで使われる、日差し・雨を防ぐための広い布。
テントを張る場所が限られる沢登りなどでは、小型のタープだけを持っていくことも。

耐水圧(たいすいあつ)
生地に浸み込もうとする水の力を抑える性能数値。
レインウェアの生地が、どれくらいの水圧に対して耐えられる防水性を持っているかを表す。
レインウェアを選ぶ際、小雨や小雪をしのぐ程度であれば 5,000mmで十分。
また、スキーやゴルフは雨、雪にさらされるので最低10,000mm以上、
登山などは命にかかわるので最低でも20,000mm以上が必要と言われている。

ダッチオープン(だっちおーぷん)
鋳鉄(ちゅうてつ)製の鍋。
厚くフタが重いので、保温性に優れ、煮込み料理やローストに向いている。
キャンプ料理には欠かせない調理器具。

2wayストレッチ(つーうぇいすとれっち)
2方向(縦・横)に伸びる生地。

ツェルト(つぇると)
ビバーク時に用いる小型のテント。

低体温症(ていたいおんしょう)
身体が作る熱エネルギーよりも、低い水温や気温によって奪われる熱が大きくなり、
体温が下がり続けてしまうこと。
唇が紫になったり、震えが止まらないなどの症状が出る。
ひどい場合は動けなくなり、命にもかかわる。


テント場(てんとば)
テントを張る場所のこと。

透湿(とうしつ)
水分や水蒸気を素早く吸い上げて発散する機能。
汗や体から出る湿気をウェアの外へ素早く放出してくれる。
現在はインナーウェアだけでなく、レインウェアにも多く見られる。

ドラロン(どらろん)
登山用ソックスに使用されることが多い素材。
繊維の断面がドックボーン(犬の骨)形状になった、ドイツ生まれの機能素材。
適度な保温性、優れた発色性を活かしながら、コットンやウールを組み合わせることで
吸汗速乾性に優れた爽やかな風合いを実現している。
さらに抗菌防臭機能にも優れている。

トレッキングポール(とれっきんぐぽーる)
山登りで使う杖のこと。
トレッキングポールを使うことにより、足の負担を手にも分散することができ、
足の筋肉やひざの疲労を緩和し、転倒を防いでくれる。





入山届(にゅうざんとどけ)
登山をする際、管轄の警察署や地元市町村役場、山小屋などに提出する書類のこと。
登山者の多い山では登山口などに入山届用ポストが設置されている所もある。
入山届には登山者全員の氏名、年齢、住所、電話番号、登山ルートなどを記入する。
これを提出することで遭難時に捜査が容易となり、救出されやすくなる。

 




ハイキング(はいきんぐ)
比較的軽微な装備で、平地の景観や山の風景を楽しみながら歩くこと。

 

ハードシェル(はーどしぇる)
レインウェアとして兼用できる防水、撥水機能があるシェル。
硬めの素材を使ったものが多い。

ハーネス(はーねす)
クライミングなどのときに使う安全ベルトのこと。
バックパックにもベルト部分には
「ショルダーハーネス(肩ひも)」、「ウエストハーネス(腰ベルト)」が備わっている。


ハイドレーション(はいどれーしょん)
ウォーターバッグにチューブをつなげ、歩きながら水分補給をする方法。


バックカントリー(ばっくかんとりー)
「裏山」のこと。
スノースポーツでは、人があまり入ることのない、自然のままのエリアやフィールドのことをいう。

撥水(はっすい)
布や紙などが、表面で水をはじくこと。
多くの登山ウェアには、少々の雨ならはじくことのできる撥水加工が付いている。
※撥水加工がされていないものもあるので、購入の際には必ず確認しましょう。


ピーク(ぴーく)
山頂、または山のとがった部分のこと。
山頂を目指すことを目的とした登山を「ピークハント」という。

ピストン(ぴすとん)
山頂などを同一コースで往復すること。

非難小屋(ひなんごや)
管理人が常駐しない山小屋の一つ。
緊急避難の宿泊、休憩が出来る非難場所。
一般的な管理人が常駐している山小屋とは違い、食事や寝るための装備はないため、
利用する際は食事や寝袋などを持参しなければいけない。

ビバーク(びばーく)
目的地へ到着できずにやむなく緊急避難的に野営・野宿すること。

百名山(ひゃくめいざん)
文筆家・登山家である深田久弥氏の著書「日本百名山」で紹介される
深田氏自身が定めた基準で選んだ100ヶ所の日本の山のこと。

ファーストエイドキット(ふぁーすとえいどきっと)
救急医療を行うための道具。
けがや病気の際に、応急措置ができるよう絆創膏、テーピング、カーゼ、包帯などの
グッズをひとまとめにしたもの。
他人が見てもわかりやすいように袋に入れておきましょう。

フィルパワー(FP)(ふぃるぱわー)
ダウンの性質をはかる目安。
一般的に550FPで良質とされるが、アウトドアメーカーの製品では、600FP以上がほとんどとなる。
現在では800FPや900FPなどの高品質なものも珍しくない。

 

武器(ぶき)
カトラリー(スプーンやフォークなど食事をするための道具)のこと。
この由来は諸説あるが、「登山時の食事は戦い」ということからきている。

 

ベースレイヤー(べーすれいやー)
直接肌に触れるアンダーウェアのこと。
登山をする際は、保温性があり、汗を吸い、素早く乾く素材が適している。

ヘッドライト、ヘッドランプ(へっどらいと、へっどらんぷ)
登山時に頭につける照明、ライトのこと。
両手をふさがずに明りを確保でき、夜間登山には必須のアイテム。

ベンチレーション(べんちれーしょん)
換気機能のこと。
登山用ジャケットにはウェア内にこもった温度や湿気を外に出すための換気口が
搭載されている場合が多い。

防水(ぼうすい)
外から水が入り込まないように加工をすること。
ウォータープルーフ(waterproof)ともいう。

防風(ぼうふう)
風を防ぐこと。また、ウェア内に風を通さないこと。
登山ウェアに防風機能が付いていると、寒い季節はウェア内に冷気を通さないため、
保温効果につながる。

ペグ(ぺぐ)
テントやタープなどを張るために、ロープや本体を地面に固定する杭。
プラスチック製のものや金属製のものなど、用途によって大きさや形状に種類がある。

ポケッタブル(ぽけったぶる)
ウェアを丸めてポケットなどに収納できる機能。
荷物を極力減らしたい登山では、使用しないときは小さく丸めることが出来る便利な機能です。

ボルダリング(ぼるだりんぐ)
大きな岩(ボルダー)をロープなどを使わず、自分の手と足だけを使って登るスポーツ。
道具を揃えなくてもボルダリングジムでシューズやチョークをレンタルすることができ、
気軽に始められる点で人気を集めている。

 




マッターホルン(まったーほるん)
鋭く切り立ったヨーロッパアルプス山脈の名峰。
この山にちなんで鋭い山を「○○のマッターホルン」と呼ぶことがあり、
北アルプスの槍ヶ岳は「日本のマッターホルン」とも呼ばれている。

水場(みずば)
飲み水が得られる場所のこと。
そのまま飲める所もあるが、登山者や動物の屎尿により汚染されている所もあるので
沸騰させて殺菌してから飲みましょう。

 

ミドルレイヤー(みどるれいやー)
ベースレイヤーとアウタージャケットの間に着るウェアのこと。
フリースやダウンなどの保温性のあるものや透湿性が備わっているものなどがある。

メリノウール(めりのうーる)
メリノ種という羊から取れる最高級のウールのこと。
他の種類のウールと比べて、繊維が細く、肌触りがとても柔らかく着心地が良いのが特徴。
メリノウールの利点としては
ヾ昔笋┐靴砲い、夏涼しく冬暖かい、9涯欹醉冑佞
メリノウールは少々値は張るが、「アンダーシャツは絶対にメリノウール」という人がいるほど
登山では人気の素材。

 

モルゲンロート(もるげんろーと)
登山用語で、朝日により山肌や雲に当たり赤く染まること、または朝焼けのこと。
夕焼けの場合はアーベントロートと言う。




山ガール(やまがーる)
2009年頃から流行し始めた、おしゃれでかわいいアウトドアファッションを身に着けて山に登る女性のこと。

山小屋(やまごや)
山岳地にある宿泊・休憩・避難施設。
山荘(さんそう)やロッジ、ヒュッテともいう。




ライトウェイト(らいとうぇいと)
軽量なこと。
テント泊の登山などでは、衣食住の全てを持ち歩くので、
ウェアを始め、山道具を軽くすることが最も重視される。

稜線(りょうせん)
山の峰から峰へ続く線。尾根。

レイヤリング(れいやりんぐ)
登山では、長時間歩き続けるため、薄いウェアを何枚も重ねて着用し温度調節をしながら歩いていく。
その際、ベースレイヤー(アンダーシャツ)、ミドルレイヤー(中間着)、アウター(外側に着るジャケット)などを重ねて、
様々な気候や状況に対応するようウェアを着用することをレイヤリングという。
登山では、レイヤリングは非常に大事なポイントとなる。




1wayストレッチ(わんうぇいすとれっち)
1方向に伸びる生地。