
ラケットを選ぶ際には、「基本重量」「フェース面積」「フレームの厚み」「グリップサイズ」など、選ぶ基準となる項目がいくつかあります。また、購入モデルが決定した後にも「重さ(静的重量)」「バランス(重心位置)」「スイングウエイト(動的重量)」の3つの計測項目があります。それは、同じモデルのラケットでも1本1本個体差があり、3つの項目を計測することで「自分の」または「目指す」プレースタイルに合わせたラケット選びが可能になります。

ラケットの面積は様々で、小さい物では85平方インチ、大きい物では135平方インチまであり、面積の大小に伴いスイートスポット(フェース面のストライクゾーン)の大きさも比例します。
面積が小さくなればなるほど打球時の面ブレは少なくなり、振り抜きも良くなります。その為、プレーヤーのイメージ通りにボールをコントロールすることが可能となります。しかし、スイートスポットが小さい為、中心を外した時の衝撃が強くなりボール自体も飛びにくくミスに繋がりやすくなります。
大きい場合はその逆で、中心を外した場合もラケットが助けてくれるケースが多くなりますが、面ブレは大きく細かいコントロールがつけにくくなります。つまり、小さくなればなるほど上級者向けとも言えるでしょう。
最初に選ぶ際は、それぞれの特徴を踏まえ、極端な物を避けて100〜105平方インチあたりがお薦めです。

重さとは、ラケットを秤の上で静止した状態で計測した重量で、軽い物では230g、重い物で350g前後まであります。軽い物は振りやすくなりますが、強いボールに対して打ち負けやすくなります。重い物は力強いボールを打つことが出来ますが、早くスイングするには筋力が必要となり、ボールの回転量にも影響します。その為、常に自分のスイングが乱れない範囲で、できるだけ重い物を選ぶのが強いボールを打つ為のポイントです。一つの目安として、男性なら300g、女性なら280gあたりがお薦めです。あとは実際に手にとって比べてみて下さい。

バランスとは、ラケットの重心がフレームのどの部分にあるかということで、「重さ」とも大きく関わります。一般的には、重量が軽いラケットほどパワーを補う為に重心をフェース寄りに設定して遠心力が使えるようになっており、重量が重いほど操作性を高める為に重心をグリップ寄りに設定します。つまり、先が重いほどパワーを生み出し、先が軽いほど取り回しがしやすくなるというわけです。同じラケットでも個体差があるので、スタイルに合わせてチョイスして下さい。
数値はグリップエンドからラケットがつり合う箇所までを計測し、ミリメートルで表します。310mmが平均バランスとなり、数値が小さければ小さいほどトップライト(先軽)、大きければ大きいほどトップヘビー(先重)となります。重さにあったバランスを選んで下さい。

スイングウエイトとは、ラケットをスイングしている時に感じる動的重量のことです。重さが軽くてもバランスがトップヘビーになればスイングウエイトは重くなり、逆に、重さが重くてもバランスがトップライトならスイングウエイトは軽くなって重さを感じずスイングできるというわけです。つまり、ラケットはスイングして使う物ですので、ラケットを選ぶ際には静的重量よりもスイングウエイトが重要となります。こちらも同モデルでも個体差があるので、しっかり計測して選ぶことをお薦めします。
数値は「RA値」といい、スイング時の慣性モーメントを数値化したものとなります。平均が290で、数値が大きくなればなるほどスイング時に重く感じますが、裏を返すとパワーのあるボールを打ち込むことが出来ます。また、数値が小さければ小さいほどスイング時に軽く感じ、スイングスピードを速くすることが出来ます。安定したフォームを身につける為、大きすぎる物は避けましょう。

フレーム厚はラケットを正面から見た場合と横から見た場合がありますが、一般的には横から見た場合で比べることが多く、またプレーに影響しやすいとも言えます。薄い物では17mm、厚い物では30mm近い物まであり、厚くなればなるほど反発力に優れ少ない力でスピードと飛びを出すことが出来ます。つまり、ゆっくりとしたコンパクトなスイングのプレーヤーにマッチします。薄い物は、ボールの勢いを吸収しやすくフレームのしなりも利用しやすい為、ホールド性に優れ、スイングした分だけボールが飛び、コントロールがしやすいが小さいフェース面積と同様にごまかしが効きにくい為、スイングが早く攻撃的な中・上級者にマッチします。パワーとコントロールのバランスを考慮すると、22mm〜26mmのフレーム厚をお薦めします。

グリップサイズはグリップ部の円周値をインチで表したもので、4インチ〜4.5インチまで、計5サイズあります(簡略し0〜4で表示)。サイズは世界共通ですが、ブランドごとにグリップの形状や巻いてあるテープの種類が異なる為、握り心地が多少異なります。サイズ選びの目安は、グリップを握った際に親指の付け根部分とその他の指の先との間に、指1本分の隙間が空く程度がちょうど良いとされています。
また、ショットによる向き・不向きもあり、細いグリップは手首の自由度が高くサーブでのリストワークやボレーでのタッチなどが出しやすくなります。その反面、手の中でラケットが回りやすくなる為、ストロークなど大きなスイングのショットでは、不安定になるケースもあります。逆に太くすることで安定感が増し、ストロークでの攻撃的なプレーをサポートします。スタイルが確立するまでは、写真の目安を参考にすることをお薦めします。

| アートスポーツスタッフの参考データ | ||
| スタッフ | 手長 | 使用グリップサイズ |
| 関口(ストローカー) | 18.5cm | グリップ3 |
| 須藤(オールラウンダー) | 17.5cm | グリップ2 |
| 滝田(ストローカー) | 17.0cm | グリップ2 |
| 七村(ボレー好き) | 18.0cm | グリップ2 |

*面積100〜105平方インチ
*重さ280〜300g
*重さに適したバランス(320〜325mm)
*300以下のスイングウエイト
*22〜26mmのフレーム厚
*グリップは実際に握って決める
※個人の筋力・体力・スポーツ経験などを基に、失敗しない道具選びの
お手伝いを致します。お気軽にスタッフにご相談下さい。
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男性編
BabolaT ピュアドライブGT世界で最も売れており、上記の条件にピッタリ当てはまる一押しモデル。スイングが安定すればするほど、ラケットの性能が引き出せる! 初心者は気持ち良くボールを飛ばせ、上達に応じてコントロール性が発揮できる万能モデル。
33,600円 ⇒ ストリングス張上 26,880円
女性編
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31,500円 ⇒ ストリングス張上 25,200円
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