《海水魚の飼育方法》

海水魚を飼育する上で必要なもの、水槽の立ち上げ、日常の管理について簡単にまとめてみました。
これから、海水魚を飼育してみようと思われる方は、是非ご参照頂ければと思います。


1)必要な器具を揃えよう
  海水魚を飼う為には、概ね以下の器具を準備します。また、必要に応じて他器具も必要な場合が
  ありますので、一般的な海水魚飼育を想定しております。

●用意する器具
   
【水槽】 【ライト】
【フィルター】 【水槽台】
【ヒーター】 【バクテリア】
【水質調整剤】 【底床材】
【 水温計等】 【 エサ】
【人工海水】 【比重計】

【水槽】
  水槽の置き場所や飼育したい魚の数を考慮して決めましょう。
  初めて飼育される方にお奨めなのは一般的には60cm水槽(当店扱いの90cmスリム水槽
  容量は60cm水槽と同等)と言われます。
  これは、小さい水槽だと飼育できる魚の数が限られる事、水温や水質の変動が非常に起こり
  やすい事などによります。但し、飼育数を限定する事で、小型水槽でも十分に楽しむ事は可能
  です。

【ライト】
  魚を綺麗に見せます。一日で決まった時間帯に点灯させてください。
  点灯時間は8〜10時間が目安となります。

【フィルター】
  フィルターは飼育水の中の小さなゴミを取り除くなどのろ過機能があります。
  外部式上部式外掛け式、底面などの種類があり、用途により使い分けます。

【水槽台】
  60cm水槽で約80kgとなります。その重量に耐えられて水平に保てる様にする為、専用の水槽台を
  お奨めします。

【ヒーター】
  海水魚を飼うには水温を25〜6度を目安に一定に保つヒーターが必要です。
  特に冬場は飼育水を保温する必要があります。26度固定のオートヒーターや、温度設定を
  変えられるサーモスタット方式も便利です。

【バクテリア】
  ライブロックと併せ魚を美しく元気に飼育する為の必需品です。
  水槽立ち上げ時から使用する事で、魚の排泄物(アンモニア)や食べ残しのエサをバクテリアが
  害の少ない成分に分解・掃除してくれます。


【水質調整剤】
  水道水には魚にとって有害物質の塩素(カルキ)や重金属などが含まれており、それらを中和
  させます。

【底床材】
  海水はpHや硬度を高く保つ必要があり、ろ過能力もあるサンゴ砂は最適です。

【エサ】
  色んなエサをご案内致します。

【人工海水】
  海水魚飼育には欠かせないもの、白い粉状の海水の素を水道水に溶かして使用します。

【比重計】
  最適な塩分濃度測定には必需品です。容器に飼育水を目盛りまで入れて測定するタイプと
  飼育水に浮かべて測定するタイプがあります。

【ライブロック】
  現在の海水魚飼育必須部材、このお陰で安定した海水維持が出来る様になりました。
 


2)器具セットの準備をしましょう。
 ・水槽の置き場所を決めましょう。
  水換えなどを行うと、塩が周囲に飛び散る事もあり家電機器に隣接したり、直射日光にあたる
  場所は避けます。
 ・水槽は新品のスポンジで水洗いします。洗剤は水槽内に残る事がある為、使用しないように
  しましょう。
 ・底床材(サンゴ砂)を、バケツに移して水道水で水が濁らなくなるなるまで手洗いしましょう。


3)水槽をセットして水を作りましょう。
 ・水洗いした底床材(サンゴ砂)を水槽の底に敷き詰めます。
  底床材の厚みの目安は4〜6cmです。その後にヒーターとフィルターをセットします。
  フィルターは水槽サイズに適応したものよりもワンランク上の機種を選ぶのがコツです。


4)水槽をセットして水を作りましょう。
 ・バケツに水道水を張り、海水の素となる人工海水を入れます。なお、人工海水に中和剤が
  入っていなければカルキ抜きも入れます。
  海水の素を良く溶かしたら、比重計で塩分濃度をチェックします。但し、水温によって比重値は
  変化するので、必ず適温に調整して海水を作ります。
 ・塩分濃度は1.020〜1.024が目安です。
  海水が出来上がったら、水槽に少しずつ注ぎ、バクテリアを入れましょう。
 ・海水魚を入れるまでは、一般的に最低1週間ほど水をまわしてください。
  バクテリアが徐々にわいてきます。


5)海水魚を水槽に入れましょう。(魚を入れるのは海水入れてから最低10日以上後で)
 ・海水魚を水槽入れるときの注意点は、時間を掛けてていねいに温度あわせ、水あわせをする
  事です。
 ・温度あわせををしましょう。魚が入った袋を30分ほど水槽に浮かべて、水槽と袋の中の水温を
  合わせます。
 ・水合わせは袋の水ごと魚を器(バケツ等)に移して、飼育水を少しずつ加えていきます。
  エアーチューブを使うと簡単で便利です。
 ・30〜60分ぐらいで水あわせが終わったら、海水魚だけをすくって水槽にはなします。


6)日常の管理をしましょう。
 ・日常の管理は決まった時間でのエサやりとライトの点灯・消灯です。
 ・エサやりは1日1〜2回与えましょう。なお、エサのやり過ぎは水質悪化の原因になります。
  数分で食べきれるぐらいが適量です。
 ・ライトの点灯は8〜10時間が目安です。
 ・水の蒸発による塩分濃度の上昇に注意しましょう。
 ・状況に応じて水換えやフィルターの掃除をしましょう。