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HOME > DOG TOP > 犬の健康 ホリスティックケア > 犬の栄養と食事 > Vol.10 栄養について
ずっと元気でいてほしいから 犬の栄養と食事 ワンちゃんたちの健康を作る食事の情報です。成長段階別の最適な食事や、安全なフードの選び方などを、ペット栄養管理師の視点から考えます。世界のペットフード事情などもお伝えします。
Vol.10 栄養について PREVNEXT
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栄養と栄養素
栄養とは新陳代謝、すなわち古くなった(老廃物)を新しいもの(栄養素または養分)で置き換える営みです。動物が生きるために新たに外界から取り入れなければならないものが栄養素(養分)で、この定義に従えば水や空気も栄養素ですが、通常は蛋白質(タンパク質)、炭水化物、脂肪を三大栄養素、これにミネラルとビタミンを加えて五大栄養素と呼んでいます。三大栄養素は1840年頃までに相次いで発見されました。ドイツの化学者リービッヒによってミネラルを含む四大栄養素説が唱えられたのは1850年頃です。しかし英国のホプキンスらは未知に栄養素の存在を予言し、それを副栄養素と呼んでいました。ビタミンの発見は20世紀に入ってからですが、それにはわが国の鈴木梅太郎が深く関わっているそうです。

まだまだ人間の知らない未知の世界がありますから、栄養面でも分かっていない事がたくさんあるようですね。人間の体の事も分からないですから、犬についてはもっと難しくなってきます。良く知るにはまず観察する事が大事です。みなさんもワンちゃんの事をじーっと見て観察したり、体中を触って見て下さい。以外な発見があるかもしれません。

炭水化物
炭水化物は糖質と繊維質に分けられ、糖質の代表はデンプンです。デンプンは穀類やイモ類に多い貯蔵性炭水化物です。デンプンは小腸内で消化酵素により最小構成単位である単糖類のグルコースにまで分解されてから吸収されます。グルコースは動物の脳・赤血球・腎臓髄質細胞などでは必須のエネルギー源であり、血中濃度はホルモンによって厳密に調整されています。繊維質の代表はセルロースです。セルロースにはエネルギーとしての価値は期待できません。しかし逆にこのことを利用して高繊維・低エネルギーの減量食が開発されています。

蛋白質・アミノ酸
蛋白質合成には20種類のアミノ酸が全て必要ですが、その内役半分は体内で合成できないか、または合成量が不足するため、食事から供給しなければなりません。このように必要なアミノ酸を必須アミノ酸といい、体内で十分量が合成されるアミノ酸を非必須アミノ酸と呼びます。 自然界には100種類以上のアミノ酸が存在しますが、蛋白質を構成するアミノ酸はDNA上の塩基配列によって指定された20種類になります。アミノ酸の名前はカタカナで、長い名前が多く難しいですね。
炭水化物と脂肪はエネルギー源としてのみ活躍しますが、蛋白質はエネルギー減だけでなく、体を作るのに必要な栄養素です。

必須脂肪酸
動物が自分では合成できないが必須のものを必須脂肪酸と呼ばれ、食べ物で摂取する必要があります。 必須脂肪酸にはn−3系列(オメガ3)とn−6系列(オメガ6)があります。(これを説明すると難しくなりますので省略しますね。)
脂肪酸のオメガ3、オメガ6は最近良く耳にするようになりました。オメガ6については、犬ではリノール酸さえあれば他は合成できます。しかし、猫ではリノール酸からアラキドン酸を合成できない為、リノール酸があってもアラキドン酸欠乏症が生じます。オメガ3では、EPA以外にDHA(ドコサヘキサエン酸)が中枢神経系や網膜の正常な発達に必須とされています。オメガ3のポリエン脂肪酸は海藻に多く、食物連鎖の結果として魚介類にも比較的多く含まれます。
一方陸上の動植物にはオメガ6が多く、欧米のような肉食中心の食生活ではオメガ6の比率が断然多くなります。オメガ6はオメガ3よりも数倍〜100倍もの炎症作用があります。そこで外傷や火傷、皮膚炎、大腸炎、慢性腎不全など炎症を伴う疾患の食事療法として、オメガ6を減らしオメガ3を増やすことにより比率を調整することが試みられます。
オメガ6が全く必要ないということではなく、バランスが大事な要素になります。もし、炎症があるようでしたらオメガ3脂肪酸を多く摂るように食事内容を改善してみてください。
お魚のフードを選んだり、新鮮なお魚をメニューに加えたり、オメガ3脂肪酸が多く含まれるオイル(亜麻仁オイル、サーモンオイル)などをフードに混ぜるのも効果的です。

オメガ3を摂取するには、

魚、海藻、豆類をたくさん食べる
お肉類を減らす(魚にする)
亜麻仁油、サーモンオイルなどをフードに加える

脂肪
一般にエーテルやクロロホルムなどの有機溶剤に可溶性の物質を脂質といい、脂肪は脂質の一種です。脂質にはリン脂質や糖脂質など生理的に重要な物質が多いのに脂肪だけを栄養素と呼ぶのは、脂肪が動物にとってエネルギー源としても、エネルギーの貯蔵庫としても著しく重要なためです。 炭水化物と同様に脂肪もC、H、Oの3元素から成っていますが、分子内でCとHの割合が相対的に大きい為、単位重量当たりの発生熱量が多く、しかも脂肪組織は水を含まないために軽いようです。
代謝燃料価では、炭水化物やたんぱく質の熱量が4kal/gであるのに対し、脂肪は9kal/gです。
一方、リン脂質や糖脂質は確かに生理的には重要ですが、エネルギー源としての価値は期待できません。しかしながら、脂肪酸の中には必須脂肪酸とよばれるものがあり、これはエネルギー価値と無関係に大変重要です。

植物油のように常温で液体の脂肪を油(oil)、牛脂のように固体のものを脂(fat)、両者を合わせて油脂(fat and oil)とも言います。

ミネラル
動物体には海水に含まれるミネラルのほとんどが含まれています。
主要元素、または多量元素と呼ばれているのが、カルシウム(Ca)、リン(P)、カリウム(K)、ナトリウム(Na)、塩素(Cl)、硫黄(S)、マグネシウム(Mg)の7種類で動物体にkg当たりg単位で存在しています。

一方、動物体にppm単位で存在するのが、鉄(Fe)、亜鉛(Zn)、銅(Cu)、ヨウ素(I)、セレン(Se)、マンガン(Mu)、コバルト(Co)、モリブデン(Mo)、フッ素(F)、ホウ素(Br)、クロム(Cr)で微量元素と呼ばれています。

ミネラルには伝統的に不可欠なものと有害なものに分類されて来ましたが、動物体内で必須の役割を果たしているミネラルでも、クロム、コバルト、鉄、ヒ素、ホウ素、鉛などは欠乏症よりも過剰による障害(中毒)の方が心配されています。しかし、セレンのように最近になって有害な部類から不可欠な部類に転じたものもあります。 多くのミネラル間には複雑な相互作用が存在し、そのバランスを保つ事が体には重要です。

動物におけるミネラルの機能は3つに大別されます。
1. 無機塩類として骨や歯の構成成分になる。
2. 無機イオンとして体液の浸透圧やpHを維持し、酵素の賦活や情報伝達をつかさどる
3. 酵素やホルモンなど特殊な有機物の構成因子になる。

主要元素は骨や歯の構成成分であったり(カルシウム、リン、マグネシウム)、細胞内・外液中のイオンとして存在したり(ナトリウム、カリウム、塩素)、たんぱく質中に存在(硫黄)するため量が多くなります。一方、微量元素は特殊な酵素などに含まれているため一般には量が少ないのですが、鉄は赤血球、亜鉛は皮膚や毛に含まれているため、微量元素をしては比較的量が多くなります。 多くのミネラル間には複雑な相互作用が存在します。相互作用の多くは拮抗的でありますが、相補的・相乗的な共同作用もあり得ます。

ビタミン
植物は無限の太陽エネルギーを利用して水、炭酸ガス、窒素、リン、カリウムまど簡単な分子や元素からどんなに複雑な高分子化合物でも自分で合成することが出来ます。このような合成をデノーボ合成といいます。デノーボとは「まるっきり」の意味だそうです。
一方、植物が合成した高分子化合物をエネルギー源とする動物は、利用できるエネルギー量が有限です。そのため、少量ですが合成に多大なエネルギーを要するもについては、進化の過程で自ら合成することを止め、出来合いのものを外からサルベージすることにしました。サルベージとは「かっさらう」という意味だそうです。動物にとってビタミンはサルベージ素材の最たるものになります。
 
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