AV専門誌賞を受賞
積み重ねた時がくれた、薫り高きエコサウンド
ウイスキーを熟成させる樽はホワイトオーク(楢)の大木からつくられ、モルト(原酒)を醸す歳月は約50年から長いものでは70年以上におよぶといわれています。森で生まれ樽となり、その歳月はあわせて150年超。やがてウイスキーの熟成力は失われても、樽材は厳選された最高級の素材であり、まだまだ多彩な用途に使えるものでした。そこでサントリーは90年代の中頃より、家具や生活雑貨への再利用を開始。パイオニアは、その風合いに惹かれ、サントリーとともに1998年、初代ピュアモルトスピーカーS-PM1000-LRを開発しました。S-A4SPT-PMは、そのエコロジー思想を受け継ぎ、さらに最新の技術を投入して生まれたスピーカーです。その独特な素材が奏でる、薫り高き響きをぜひお楽しみください。
銘機S-A4spiritのサウンド設計を継承
小型ブックシェルフ型スピーカーの銘機として評価の高いパイオニアのコンポーネントスピーカーS-A4spirit。その優れた技術をもとに、アピトン合板の強度をも凌ぐホワイトオークの樽材による高剛性エンクロージャーの特性を最大限に引き出すサウンド設計を行いました。スピーカーユニットはセンターキャップも振動板と同じアラミド繊維を使用した新型10cmウーファーユニットを搭載。また、裏板に強固に固定された直出しタイプの高品位スピーカー端子や切れの良い低音を実現する無垢の樽材による削り出しダクトなど、隅々まで素材の優れた質感を大切にした音づくりにこだわりました。
直出しタイプ高品位スピーカー端子
センターキャップもアラミド繊維を使用した新型10cmウーファーユニット
琥珀色の美酒を育んだ樽材が生み出す個性豊かな風合い
キャビネットに用いられるウイスキーの樽材は、高級家具などに使われる木材と同じ柾目取りといわれる方法で切り出された贅沢な素材。その柾目板の特長であり昔から高級品の証とされるのが“とらふ (虎斑)”と呼ばれる自然の模様で、S-A4SPT-PMにもこの模様が見られるものがあります。また、樽の側板(がわいた)を使った集成材(ムク板)ならではの特長として、樽の釘跡やウイスキーの染み跡など、一つ一つが異なる個性を持っています。そのため左右のエンクロージャーで木目が揃いませんが、それも天然木ならではの証。その微妙な違いや風合いもデザインの一部としてお楽しみください。
柾目の証「とらふ模様」
黒い釘跡や所々に見られるシミは樽材の証
仕様
●型式/位相反転式ブックシェルフ型●スピーカー/ウーファー:10 cmコーン型、トゥイーター:2 cmドーム型●インピーダンス/6 Ω●再生周波数帯域:60 Hz〜40 kHz●出力音圧レベル/84 dB●最大出力/100 W(JEITA)●クロスオーバー周波数/3.5 kHz●ユニット極性/低域(+)、高域(+)●外形寸法/154 mm(W)×246 mm(H)×213 mm(D)●質量/3.7 kg(1台)●OFCスピーカーケーブル(2.5 m ×1)、すべり止め付属●保証書付●防磁設計(JEITA)